【山名・コース】札幌50峰 つげ山(934m)
【期間】 2023年 4月11日 【天候 】曇り
【形態】 (A)・ C ・ P ・ 他
【性別】 男性5名 女性4名
【メンバー】CL竹K、SL平N、古T、佐SK、高M、泉D、藤T、佐T(俊)、椎N
【山行形態】( 尾根 )縦走 沢登り 岩登り 登攀 山スキー
【地点時間】〔記録者〕会員№272 椎N
登山口発7:50 送電線下 9:00 つげ山山頂10:55
(昼食11:10~11:20) 送電線下 12:15 下山12:55
【短信・感想】会員№272 椎N
今シーズン最後の50峰は「つげ山」でした。 除雪センター集合時にCLからスノーブリッジが無い可能性が有るのでコースの変更をすると伝えられた。
予報では今日の札幌市内の最高気温は16度、スノーブリッジは落ちている可能性が大きい。
徒渉をしないで山頂までたどり着けるのか多少の不安がよぎったが本日のメンバー構成から大丈夫だろうと確信する。
足回りは10本爪以上のアイゼン、チェーンスパイク、ツボ足と色々だ。
椎Nはツボ足でカンジキをリックに括り付けて出発する。腐れ雪で踏み抜くようならカンジキを履く算段だ。
歩き始めて直ぐの橋は渡らず、川を左手に見ながら高度を上げていく、結構な急登だ。
風が強いが汗が出る、衣服調整をし8:45分には尾根に上がる。
予定のコースとはまるで違うコースで古田さんが先頭になりルートファンデングをして、上手く送電線の下にでる事が出来た。
755mのポコを巻いてから急斜面のきわどいトラバースが始まった。
ここが今日の核心部の様だ、慎重に慌てず、落ち着いて、集中して渡る事を心掛ける。
勿論お喋りをする人はいない。
気温が上がってきてザクザクした雪になり、踵から踏み込むと滑らないが、踏み抜きが始る。
先行者の足跡通りに歩くと埋まらないので忠実に足跡を辿る。
850mくらいから緩斜面になりピンクテープもちらほら見えだし、900mの広い尾根にたどり着く。
予定のルートと合流しホッとする。
左手に小高い山頂が見える、間もなく山頂に到着する。
曇り空で上天は霞んでいるが、山頂看板をバックに記念撮影をして風の当たらないところまで下り昼食とする。
下山も登ったルートを使う事になる。
急傾斜のトラバースも登りに経験してるのでスムーズだった。
しばらく下ると登りとは違うルートになるが、作業道がありそこを使って下る事になる。
さほどの時間もかからず、徒渉することなく、登りに渡らなかった橋が見えてきて、メンバーに安堵の表情が見られた。
ほどなく駐車場に到着する。
リーダーの竹Kさん、サブリーダーの平Nさん、先頭を歩いたり終始コース取りを指導下さった古Tさん、メンバーの皆さん、ちょっぴりの不安と達成感いっぱいの山行を有難うございました。