2019-02-10 小川峰

 

【山名・コース 小川峰(948m) 尾根 コース
【期間】 2019年 2月 10 日 日曜日  【天候】曇りのち晴れ 
【形態】 (A)・ C ・ P ・ 他
【性別】 男性 10名 女性 5名
【メンバー】古、高、渡、松、柳、納、武、佐(智)、佐、吉、千、泉、厚、塩、金 
【山行形態】 (尾根) 縦走 沢登り 岩登り 登攀 
【地点時間】〔記録者〕 金
    7:45 登山口8:15 宝来沼 11:15~45山頂 12:30 宝来沼 口
    13:00登山口

【短信・感想】                             金

今日はいつもの150峰と違い日曜日の為、普段は参加出来ない若者が参加、とても心強い。無意根山の薄別登山口から出発し宝来沼まで林道を行くと、すごい数のシカと思われる足跡が至る所にありました。それらが樹皮を食べたらしく木々が裸でとても寒そうでした。

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沼の所から山に取り付くのですが、何処を見ても急登ばかりです。リーダーはじめ何人かで下見、比較的登りやすい所を見つけてジグを切りながら登っていくことになりました。斜度は30度を優に超えています。この辺り一帯は松が植林されていました、どの様にこの木を植えたのかとの話が出たほどです。標高520mから800m迄、急登に次ぐ急登、先頭を行く若者に感謝、コース取りがとても良く、後から行くものにとって最高のトレースでした。
800mからは傾斜も少し緩くなり、900mからは山頂らしい真白な尾根が見えてきました。

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天候は晴れたり曇ったりで山頂に着くころにはスッカリと晴れ、山頂だけがスポットライトを当てたようになっているのに周りはガスで何も見えません。ガッカリしていたところ食事をしているうちに徐々に回りも見えるようになってきました。南方向は樹林で見えませんでしたが、北方向は、遠くは漁岳や恵庭岳、中ほどには、札幌岳に狭薄山、近くには、神威岳、百松山に烏帽子岳、盤の沢山等最高の展望でした。山頂にはなぜか水準測量器が有り、二等三角点も雪の下にありそうです。さて展望を楽しんだ後の何より心配なのは下山です、いかにあの急登を降りるか。前回の山の神も急登の下りに苦労をしたのですが、それの何倍も有ります。最初は人の歩いていない所をジグザグに降りていましたがあまりの急登に尻もちの連続、そのうちに尻滑りで降りることにしました。雪がそれなりに深いのであまりスピードもつかず、立ち木を交わしながらスイスイ、これがベストでした。こうなるととても早く3時間で登った所を45分で降りてきました。今回の山は短いと思っていましたが、とても登りがいの有る良い山でした。尻滑りも堪能、楽しい山行を有難うございました。