【山名・コース】アイスクライミング 美笛の滝
【期間】 2019年 2月 11日(月・祝) 【天候】 晴
【形態】 A・ C ・ P ・ 他
【性別】 男性1 名 女性 4名
【メンバー】 千 他 ガイドツアー一行
【山行形態】 尾根 縦走 沢登り 岩登り 登攀 山スキー アイスクライミング
【地点時間】美笛の滝登山口10:00 滝クライミング11:00~15:30 下山16:30
〔記録者〕 会員 千
【短信・感想】 会員 千
2月の3連休、最終日はアイスクライミングへ。前日は小川峰、それに続けてスノーシューでのハイキングプラスクライミング。結構タフだわぁ~!
始め恵庭の滝を予定していたが、除雪ステーションで知り合いに出会って「本日の予定」を聞いたら、同じ場所にバッティングしていることが判明して、賢明なる転進をした。
新雪が積もって、またもやラッセルをしながらのアプローチだがカワガラスが飛び、木々の梢に乗った雪が美しく、流れの中洲に積んだふんわり雪フォルムが可愛くて、愉しく歩けた。1時間位の行程と聞いていたが、そんなにかからず美笛の滝に到着。氷瀑に新雪が積もり、モコモコだ。登るときも、雪を落としつつ氷面を出していく。
下でビレイ中に頭から雪を浴びるので、逃げたりかわしたりする。ロープを張って、準備出来たらみんなで順繰りに登る。下手なりにも続けてきた自分は、今日のゲスト中経験値が高い方となり、お姉さん気分で行動した。来月に九州への転勤が決まっている女性は、これが北海道での最後の思い出作り、って感じ。「それならねー、いい思い出持って行ってよ!」と、精一杯サポートした。
さて私は、1月5日に層雲峡の銀河の滝を登り今季2度目のアイスクライミングだ。シーズン中にそう何度も体験できないから、2012年に初めてやった時から既に7年も経つがボチボチの進歩。とは言え、初心者の方と登るとかつての自分が感じていた困難点が甦る。
〇 アックスの打ち込み方、手首のスナップを効かせて。むやみに手数を増やさず省力を
心がけて、バツッ!ガシッ!引っ掛けが効くポイントも上手く利用すれば、樂できる。
〇 足の蹴り込みも、爪先をよく見て。氷に置けそうなスタンスを探していく。
あ・・・、文に書くと当たり前すぎて恥ずかしくなる。でも、この当たり前が初めのうちは、なかなか出来なかったのである。
〇 腰を入れて、姿勢を保つと安定感が増し膝も伸びて、登りやすくなる。何より、カッコいい。かかとは上げ気味になりがちだが、心して下げる。その方が、アイゼンの爪も安定して氷に乗るし、ふくらはぎがパンプしづらい。
こんな羅列、しょうもないが少しずつ実感できて来たこの頃の自分である。誰もホメてくれないから、自らをおだててアゲアゲにしよう!いーぞ!ミチコ、上手くなってきた(笑)
話は変わるが、冬はメガネが曇りやすく視界確保ができないと命取りなので、コンタクトレンズを使っている。先日、それを買い替えに行ったところ、遠近両用もできましたと勧められた。地図を見たり、手元が見える方がより良いので今回はその新レンズに変えて初めての山行だった。OK!バッチリだ。使い心地は良かったけれど、私は、まだコンタクトの装着・脱が一番の鬼門だ。