2019-10-14~18 早池峰山・栗駒山

【山名・コース】 早池峰山(1917m)・栗駒山(1626m)

【 期   間 】  2019年10月14日~18日(5日間)

【 形    態 】  会 山 行

【 天   候 】  各日とも快晴

【 性   別 】  男性7名 女性5名

【 メンバー 】  A班:SL佐、松、渡、星、美、柳

         B班:CL吉、金、佐(俊)、藤、多、平

【 山行形態 】  尾 根

【 地点時間 】

早池峰山   登り2時間26分 下り2時間24分                柳

小田越登山口 9:55 ⇒ 5合目(頂上1km手前)11:23 ⇒ 6合目 11:29 ⇒

8合目 12:02 ⇒ 稜線分岐 12:07 ⇒ 頂上 12:21~12:52 ⇒ 稜線分岐 13:03 ⇒

8合目 13:09 ⇒ 5合目 13:33 ⇒ 4合目 13:48 ⇒ 3合目 13:51 ⇒

 1合目 14:19 ⇒ 小田越登山口 14:50 ⇒ 河原の坊駐車場 15:16

 

 栗駒山A班 登り1時間40分 下り2時間25分        美

                    

いわかがみ平登山口 8:35 ⇒ 1.370m地点 9:40 ⇒ 頂上10:15〜10:55 ⇒

産沼 11:50 ⇒ 三途の川 12:20 ⇒ 名残ヶ原 14:50 ⇒ 須川温泉登山口 13:20 

 

 栗駒山B班 登り2時間30分 下り1時間05分             多

   須川温泉登山口 8:20 ⇒ 分岐(おいらんコースへ)8:55 ⇒ 苔花台 9:10 ⇒

    三途の川 9:30 ⇒ 産沼 10:00 ⇒ 頂上 10:50~11:15 ⇒ 分岐(中央コースへ) ⇒ イワカガミ平登山口 12:20 

 

【短信・感想】 早池峰山                             平

  南区3兄弟(長兄:佐さん、次兄:松さん、末弟:吉さん)が主導してきた東北山行が今年で3回目を迎えました。10月11日から12日にかけて、静岡県から宮城県の広い範囲にわたって大きな被害(死者84名、行方不明者9名)をもたらした台風19号が北海道東方沖に抜けた直後の10月14日(今年が最後となる体育の日です。)三沢PAに集合し室蘭のフェリーターミナルに向けて出発しました。

   室蘭~宮古のフェリー航路は昨年開設されたばかりですが、新聞報道のとおりガラガラでした。今回利用した2等船室は仕切りのない大広間で、青函連絡船の船室にそっくりで懐かしく思いました。定刻どおり14日20時50分に出港し翌15日7時55分宮古港に接岸、いよいよ早池峰山に向けて出発です。登山口までの移動距離は約65km。途中から県道に入ると道がうねって道幅が狭くなり本州の道路を走っているんだと実感させられました。

  登山口の小田越には9時40分に到着。運転者以外の先発隊8人はそこで降りて登山の準備です。そして、佐車、吉車、松車(運転手は多さんに交代)の運転手3人は、2kmほど先にある河原の坊駐車場に車を停めてから先発隊を追いかけることになりました。

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  先発隊は、CL藤さんが先導し林の中の木道そして緩やかな登山道を順調に進んで行きます。視界が開けたところからは大きな蛇紋岩の岩場が広がっており、所々に枯れたハヤチネウスユキソウが残されていました。(この山のハヤチネウスユキソウをはじめとした固有種の開花時期は6~8月で、梅雨期の7月が好適だそうです。)途中には鉄の梯子場が2カ所ありました。その梯子は頑丈にできていて全く危険を感じませんでした。

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しばらくして尾根に上がると360度の展望を楽しむことができます。(帰ってから調べたところ、その展望は岩手山を盟主として連なる奥羽山脈の山々、三陸の海、そして北上山地の山並みだそうです。)

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そして、平坦な登山道が続く400m先には避難小屋と早池峰山の頂上が見えています。後続の佐さん、吉さん、多さんは、頂上で先発隊に追いつき健脚ぶりを披歴していました。

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 途中で会った登山者によると、頂上はガスがかかって何も見えない、寒い(天気予報によると頂上の気温は零度でした。)とのことでしたが、我々が頂上に到着したころにはガスがとれて気温も上昇し良い天気に変わっていました。それぞれが昼食を摂りながら展望を楽しみ、沢山の剣が奉納されている早池峰神社に参拝してから12時52分に下山を開始しました。

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小田越登山口まで下ってから河原の坊駐車場に向かうとこれが結構な坂道。後続の3人がよく先発隊に追いついたものだと感心させられました。河原の坊駐車場に到着したのが15時16分。途中のコンビニで翌日の食料を調達し宿泊先の真湯温泉コテージに到着したのは18時過ぎでした。真湯温泉交流館で汗を流し終わったところで佐(俊)さんと合流し、その後懇親会で一杯やり寝たのが21時30分でした。

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 この時期の早池峰山は、既に紅葉の時期が過ぎているらしく登山者はまばらでした。河原の坊駐車場から小田越登山口までのシャトルバスの運行期間は既に終了しており、登山口のトイレには使用禁止の張り紙がしてありました。

 

【短信・感想】栗駒山 A班(イワカガミ平⇒頂上⇒須川温泉)          美                  

 登山口となる“いわかがみ平駐車場”に到着。早速駐車料金500円を徴収されたが、

返礼として奇麗なお姉さんから大根をもらった。予期せぬ贈り物に一同、宮城県の方はいい人だとか、リンゴの方が良かったとか、思い思いの感想を述べ合う。登山前から話題あり。

 案内の方から当初予定していた東栗駒コースは足場がぬかるむ箇所有りとの情報を得

たので中央コースに変更をした。石畳が敷き詰められた登山道、確かにぬかるみはない。

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早々下山してきた登山者、頂上は相当に寒いという、防寒対策が必要。出発から1時間標高差250m、石畳はずっと続いた。やがて道は開け眺めが良く東栗駒コースの登山道も見える箇所、“山頂迄1km“の標木。ここからも登山道は整備されており、登山者の安全に十分配慮されていた。ちなみに、我々と同じコースを登山した5歳児も見事に山頂に到達している。やったね!晴れ渡る秋空のもと須川コースから山頂を目指すBコースメンバーの到着を待つ。冷え込んできたので上着を羽織るが程なく、「あっ、きたきた!」Hさんが先頭を切って現れた。感喜と安堵の二重奏。ここで交差縦走。

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Aコースメンバーは岩手県側へ下山を開始。なるほど、宮城県側とは全く違う景観である。下降するほどに紅葉が深まる。その美しさについ見蕩れ、足が止まる、感動、写

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真、感想タイム。これでは中々到着しません。と心配には及ばぬ“三途の川”、渡りきったら三年目、煩悩の世界に降りてきた。それでもまた振り返るは名残ヶ原、そろそろ足の疲れを感じてきた所、いつの間にやら湯煙が。

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温泉に集いし市井の人々、ここは須川の湯。ゆったり湯船に漬かって疲れを癒させて頂いた。

  交差縦走、大変有意義でした。ありがとうございました。

 

【短信・感想】栗駒山 B班(須川温泉⇒頂上⇒イワカガミ平)        平 

 16日の栗駒山登山は、イワカガミ平から登るA班と須川温泉から登るB班に分かれての交差縦走です。栗駒山の紅葉は最終盤に差し掛かっており周辺道路の渋滞を心配する必要がないことから、真湯温泉コテージを予定より1時間遅い7時40分に出発しました。30分ほどで登山口のある須川温泉駐車場に到着。須川温泉の標高は1127m、気温がかなり下がっており佇んでいると寒いくらいです。早々に登山の準備を整えて8時20分に出発しました。

 須川温泉は湯量が豊富で登山道の側を流れている川にも温泉が流れ出し、もうもうと

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湯けむりを上げています。手を入れてみると足湯にちょうど良い温度でした。散策路の途中にある蒸し風呂を覗き見しながらも歩を進めて行きます。

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そして、まもなく一面紅葉した景色が現れ、これには一同大感激。しばらく紅葉に見とれて前に進むことができません(紅葉の見頃は、山頂付近が9月中旬から下旬、イワカガミ平付近が9月下旬から10月上旬、温湯・浅布渓谷付近が10月下旬とのことです)。

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我々が来たのは紅葉の最終章だったようです。したがって、「神の絨毯」と言われ登山家たちから日本一との呼び声が高い頂上からの絨毯を敷きつめた紅葉を見ることはできませんでしたが、温湯・浅布渓谷付近の素晴らしい紅葉を見ることができただけで十分満足でした。

 紅葉に見とれ過ぎて時間が押してきたので先を急ぐことにします。散策路を過ぎて三途の川手前の急登は少し辛いものがありましたが、それを過ぎると産沼付近まで緩い登山道が続いています。産沼まで来ると頂上を仰ぎ見ることができます。

 そうして、予定よりも30分遅い10時50分に頂上に到着し、B班と合流することができました。頂上は風が冷たく30分も待たされたA班の皆さんは凍えそうでしたので、早々に集合写真を撮ってお別れしました。

 我々B班は風の当たらないところまで移動し昼食タイム。11時15分下山開始です。予定していた東栗駒コースは、登山道がぬかるんでいるとの情報をA班から得ていたので、中央コースを下ることにしました。しばらく階段が続いた後は玉石をコンクリートで固めた下り坂。歩きにくいこと、この上ありません。これからも自然の景観を守り登山道を維持していかなければならないことを考えると、これってどうなのかなと思いました。我慢に我慢を重ねてイワカガミ平まで下り終えたのが12時20分でした。

 その後、「新湯温泉くりこま荘」まで車で移動して、お風呂タイム。3人が入ると満

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員になる内風呂(湯船は木製)には小さな湯の華が漂っており鄙びた感が抜群です。露天風呂も3人がやっと入れる広さでした。湯船は黒檜(クロベ)で作られているとの説明書きが壁に掲げてありました。(黒檜(クロベ)は日本固有種で石の多いやせた急斜面に自生する樹木です。また、黒部渓谷の黒部は黒檜(クロベ)が語源と言われているそうです。)お風呂に入ってすっきりした後、食堂で美味しい舞茸の天ぷらそばを食し身も心も満たされて駐車場に戻りました。そこで事件が起こりました。これにつきましては、【ヒヤリ・ハット】に載せてありますのでご一読ください。

また、佐(俊)さんとは明日から仕事があるということで、ここでお別れしました。

 

【短信・感想】 観光:厳美渓中尊寺               平 

 17日は厳美渓中尊寺の観光です。既に早池峰山栗駒山の山行を終えているのでゆったりした気分です。佐車は、神戸に帰る柳さんを送るためJR一関駅経由で、松車と吉車は直接厳美渓の道の駅へ向かいました。道の駅には、お土産屋さんの他に出店が出ており、女性陣は嬉々として買い物を楽しんでいました。

 佐さん達が道の駅に到着するのを待って、厳美渓を散策するため10分程度の徒歩移動。紅葉の見頃は10月中旬から11月上旬ということですが、今年の場合はまだまだという感じでした。

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 渓流を散策しているときに面白い光景を目にしました。渓流の対岸上方にあるお店からワイヤーが引かれており、籠に注文書と代金を入れて木槌を鳴らすと、お店の人が籠を引き上げ、3種類の団子とお茶を入れて降ろしてきます。これは厳美渓名物の「かっこうだんご」といい、一人前400円だそうです。

 厳美渓を散策した後は、10kmほど離れたところにある中尊寺の参詣です。入口から一番奥にある金色堂までの「月見坂」は、ずっと上り坂が続いており、息が切れるほどでした。私は50数年前と3年前に来ていますが記憶がおぼろげでした。3回目の今回で記憶が少し鮮明になるのではと期待しているところです。

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 今回印象に残ったのは、中尊寺芭蕉の関係です。平泉を訪れた芭蕉は、「夏草や兵どもが夢の跡」と藤原三代の栄華の儚さ(清衡、基衡、秀衡と三代にわたり栄華を極めたが、4代泰衡の時に義経を匿ったということで頼朝に攻められ滅亡したと言われています。)を詠んでいます。そして、芭蕉中尊寺金色堂を参詣し、「五月雨の降り残してや光堂」(あらゆるものを朽ち果てさせる五月雨も金色堂だけには雨を降らせず美しいまま残してくれた)と詠んだそうです。金色堂の傍には芭蕉の立像とその句碑が並んでいました。

 参詣後、中尊寺の入口駐車場付近にある飲食店でそれぞれ昼食を摂りました。その後は、210km離れた八食センターに移動です。八食センターには、盛り沢山の海の幸、山の幸が並んでいました。それぞれが思い思いに買い物をし、テレビでドラフト会議の様子を見たり、夕食を摂る(安売りの海鮮丼は実に美味かった。)などして過ごしました。

 八食センター閉店時間18時が近付いてきたので、八戸フェリーターミナルに車で移動し、山行での出来事を思い出しながら面白可笑しく雑談して時間を過ごしました。(私は勿論ビール付きです。)フェリーは、八戸を22時に出港、苫小牧に着いたのは翌日6時でした。皆さんとは、フェリーの中でお別れし、それぞれ3台の車に分乗して帰路に付きました。 

 今回のように山だけでなく観光を兼ねた山行(旅行?)もいいものだと思いました。

道中ずっと運転手を務めてくれた佐さん、松さん、吉さんには感謝・感謝です。ありがとうございました。吉さん!!抜群の企画でした。大変面白く、楽しませてもらいました。

 

【ヒヤリ・ハット】                     会員NO.371  平 野

事件は、B班が交差縦走登山を終えて「新湯温泉くりこま荘」で入浴と昼食。身も心も満たされて駐車場に戻ったときに発生しました。

交差縦走ですから、吉さんが佐車を、多さんが松車を運転することになりました。他の人の車を運転するだけでも大変なのに、他の人の車でトラブルが発生したらパニクってしまいます。そういった場合の参考としてください。

 いざ出発しようとしたとき、多さんが松車(クラウン)のサイドブレーキが動かないと言い出しました。サイドブレーキはフット式、何回か踏み込んで解除しようとしますが全く動きません。松さんに連絡をとるため、本人はもとよりA班の人達に電話しますが誰一人出ません。(ちょうどお風呂タイムだったようです。)また、平が車の取扱説明書を読んでみましたが、何故解除できないのか判りません。(後で考えると読み込み不足でした。すみません。)

 そこで、吉さんがジャフに電話をしてクラウンのサイドブレーキ解除の方法について問い合わせをしました。すると、ジャフの担当者は、「フット式のサイドブレーキは、踏み込んだ以上の力で踏み込まなければ解除できません。サイドブレーキをかける際、踏み込みすぎて遊びが少なくなっているかも・・・。」と言ったそうです。(私的には、変な話だなとは思いましたが、まぁプロの言うことだから・・・。)そして、担当者から「この辺りは台風19号で被害を受けた車が多いので、今すぐそちらに行くことはできません。最悪19日になるかも・・・。」と言われたそうです。17日には帰りのフェリーに乗るので車を置いていく訳にいかない、どうなるのだろうと本当に心配になりました。

 多さんは、自分が踏み込みすぎたことが原因で故障したのかも知れないと責任を感じてパニック状態です。いずれにしても力強く踏み込んで試してみる必要があります。3人で話をしていると、吉さんと多さんは私に目で訴えています。私は、体格からするとそれもそうだなと、言うまでもなく納得。背中をシートに押し付けて力の限りサイドブレーキを踏み込みました。車が揺れるだけでサイドブレーキはビクともしません。

 いろいろと格闘すること30分。その時、やっと松さんに電話が通じました、松さんは、冷静沈着にかつ適切に「ジャフってどういうこと。何を大騒ぎしているの?ハンドルの左側にあるPを優しく引いてごらん。」と対応してくれました。その通りやってみると、いとも簡単にサイドブレーキが解除されました。

 これで問題は解決したのですが、どうも納得できません。我々にとっては本当に一大事だったのです。私が力の限り車が揺れるまでブレーキを踏み込んだのは一体何だったのかなぁ~。多さんは、その時点でもまだパニックから立ち直れていませんでした。多さんの真面目さ・律義さを再認識させられた次第です。(私とは偉い違いだなぁ。)それがこんな簡単に解決するとは・・・。

  今回の教訓その1

 サイドブレーキは、かける場合と解除する場合、共に足を使って行う方式のもの、共に手を使って行う方式のもの、この2種類しかないと思い込んでいました。

 しかし、かける場合には足を、解除する場合には手を使って行う方式、そんな方式があったのです。今回初めて知りました。自分の知識が、ほんの一部でしかないことを再認識させられました。

  今回の教訓その2

ジャフは、車に関するプロだから担当者の言うことに間違いはないと思い込んでいました。でも、必ずしもそうじゃないことを今回知りました。

 最近、年のせいか手前勝手に思い込んでしまうことが多くなってきたように思います。難しいことと思いますが、疑問に思うことも大事だなと再認識させられた次第です。

 山行に関するものでないので載せませんでしたが、期間中にはこの他にもヒヤリ・ハットすることが多々ありました。主なものを載せておきます。風呂に入っていたら蛍の光が流れ出しゆっくりできなかった事件、トイレの水が溢れそうになった事件、忘れ物をしそうになった事件等々、実に愉快で楽しい山行(旅行?)でした。