2019-10-31 塩谷丸山・遠藤山

【山名・コース】 塩谷丸山(629m)~遠藤山(735m)~おこばち山荘(440m)

【 期   間 】  2019年10月31日

【 形   態 】  A:会山行

【 天   候 】  曇りのち晴れ

【 性   別 】  男性2名 女性3名

【 メンバー 】  CL柳、SL椎、星、金、平

【 山行形態 】  尾根歩き

所要時間:5時間20分

 

【短信・感想】                          平

 塩谷丸山は以前から気にはなっていましたが、ガイドブックによると駐車場がなく、JRで行くには遠いなぁという思いから、登る機会がなかった山です。

 今回、柳さんが「ユックリ山行」として企画されたので、思い切って参加させてもらうことにしました。

 当日JRで塩谷駅に向かいましたが、今日の天気は不安定だとの予報、電車が小樽駅を出発した頃から雨粒が落ちてきて、なるほどと思ったくらいです。でも、塩谷駅に着くと不思議に雨は上がっていました。

 無人駅の塩谷駅で準備を整え、8時35分に出発。まずは北ガスのタンクを目指します。駅から登山口まで1.7kmありますが、角々には標識が完備されており地元山岳会に感謝感謝です。また、登山口の近くには駐車場が新しく整備されており、7~8台は駐車できるようになっていました。

 登山口に着いたのが8時55分。CL柳さんから一言お話があり9時に出発です。途中で衣服調整をして450m台地を目指します。今日は平坦な登山道の多い山行ですが、この450m台地の手前が本日最初の上り坂です。そして、450m台地のあとはだらだらとした上り坂が続き、塩谷丸山の頂上に到着したのは10時35分でした。この頃になると、天気が良くなり展望も開けてきました。頂上すぐそばの見晴台に移動し休憩することとしましたが、如何せん風が強く寒いので10時45分には遠藤山を目指して出発せざるを得ませんでした。今回の山行の目的は「晩秋の紅葉を楽しむ」でしたが、紅葉の時期は過ぎており、その目的は達成することができませんでした。でも、木々の葉はほとんど落ちて木の間からの見通しが良くなっていたこと、たくさんの落ち葉が登山道を埋め尽くして落ち葉がクッションの役割を果たし非常に歩きやすかったこと、これらの点では十分満足することができました。

 塩谷丸山から標高差200mの下り坂は、落ち葉が濡れていて滑りやすいので慎重を期しながら歩を進めて行きます。そうして進むこと約90分、遠藤山頂上直下の上り坂は本日第二の上り坂でした。遠藤山頂上に着いたのが12時30分。先着していた地元の登山者3人からいろいろな情報を得ることができました。その1、「おこばち山荘」には生ビールを置いていないこと。缶ビールの自販機があること。その2、「おこばち山荘」までの所要時間は約1時間であること。その3、「おこばち山荘」から小樽駅までの最終送迎バスは15時に出発すること。これらの情報を得たので、予定を変更して遠藤山を12時40分に出発し、「おこばち山荘」14時到着を目指すこととしました。

 ここからは基本的に下り坂になります。大量の濡れた落ち葉が苔むした石を覆っており、大変滑りやすく歩きにくいことこの上ありません。時間的な制約もあることから、「ユックリ山行」ならぬ「ハヤアシ山行」で先を急ぐことにしました。「おこばち山荘」には13時55分到着。その後、一般の大人200円、70歳以上100円のお風呂を頂き、14時30分にはビールなど思い思いの飲料をゲット。15時の送迎バスに乗って無事に山行を終えることができました。

 

【ヒヤリ・ハット】

 ICカード(キタカ)を使ってJRに乗車し無人駅で降車する場合、どのように清算するか知っていますか。

 私は野幌駅でICカードを使って乗車し小樽駅に到着しました。そこで、倶知安行きの電車に乗り換えます。すると「この電車のエリアはICカードが使えないので、一旦改札口を出て切符を求めてください。」と社内放送がありました。そこで、290円の切符を買ってから再度電車に乗り込みました。

 実は、野幌から小樽までの運賃と野幌から塩谷までの運賃は同額なのです。そうです。私は理不尽にも290円もの大金をむしり取られたのです。

 私は、今回、こうした理不尽な扱いを受けなくて済む方法を勉強させてもらいました。その方法とは、車内放送に従うことなくそのまま乗車し続け、降車する無人駅に到着したところで、運転士(車掌は乗っていませんでした。)にどうしたら良いのか尋ねてみるのです。

 そうすると、親切な運転士さんはその無人駅で降りたという証明書を発行してくれます。後日、ICカードを使うことができる駅に出向いて、その証明書を提出し清算すれば、こういった理不尽な扱いを受けなくて済むわけです。

 皆さん!!くれぐれもご用心のほど・・・。