2019-11-10 手稲山

【山名・コース】手稲山

【期間】 2019年11月10日 【天候】晴れ

【形態】 A・ C ・ P ・ 他

【性別】 男性 4名 ,女性 5名

【メンバー】 CL赤,SL二(理),二(輝),椎,藤,平,泉,美,佐(智)

【山行形態】 尾根  縦走 沢登り 岩登り 登攀 山スキー 

【地点時間】〔記録者〕 佐(智)

7:10宮丘公園→11:15登頂 手稲山(ケルン)→11:30下山開始→14:15宮丘公園

【短信・感想】                          佐(智)

赤さん立案の宮丘公園から手稲山を目指す山行に参加する。

このコースは去年から始まったトレランのテイネトレイルのコースになっており、そのため笹刈や倒木処理がされて歩きやすくなったらしい。

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朝日に照らされながら宮丘公園に向かう、宮丘公園から西野市民の森散策路に入る。

この散策路は西野西公園に続いている。

251m峰まで緩やかに高度を上げて行き380m峰との間のコルまで一旦下る。

下り切って少し上り返すと西野西公園側に続く散策路と手稲山に続く林道の分岐に出る。

テイネトレイルは西野西公園に向かうルートらしい。

手稲山に向かう林道は380m峰を巻くようにトラバースしながら中の川を詰めて行くようなルートになっている。

標高320mあたりから林道は白い雪の世界に変わる。

ここから札幌150峰で三角点のある西野上方面に向かう。

林道はヘアピンカーブを曲がりながら大きく九十九折するように大回りして進む為無駄に距離が長い。

二つ目のヘアピンカーブを曲がらずに真っ直ぐ進むと西野上だが薮はかなり濃い。

そこを過ぎると笹原の平らな地形になり視界が開けて烏帽子岳が林間から台形な顔を出している。 疎らに生えている広葉樹の中でツルウメモドキが枝一面に実をつけて雪を被った笹原で一際目を引く。

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ここまで来てやっと手稲山の山頂が見えて来た。

笹原まで来た時にMTさんが足に違和感を訴える。

NHさんがサポートで付き2班で別行動となる。

テイネトレイルのお陰でキレイに刈り払われた平坦な笹原を黙々と進む。

オリンピックの回転で使われたリフトまで辿り着くと道は作業道に変わり、間もなくスキー場に出た。 気の早いボーダーとスキーヤーが既に斜面にシュプールを描いている。

その脇を我ら百松の一行が登って行く。

斜面から振り返るとぼてっとした山容のネオパラ山の奥に石狩湾が見える。

リフト山頂駅に着くとここにも気の早いスキーヤー集団がたむろしている。

今回は本峰には行かず980mのケルンをゴールとする。

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11:15ケルン到着、 ケルンには歌碑が埋め込まれており 「雲わきぬ雲かがやきぬ雲消えぬ高根もつひよひさしきところ」と詠われている。

気になってネットで検索したところ北海道の登山開拓期に活躍したある人が愛する奥さんの為に書いた歌らしい。

南側の斜面で昼食を兼ねてみんなで憩う。

風はほとんど無いが、黙って座っていると深深と冷えてくる。

11:30早々に下山する。

雪道の急斜面をザックザック駆け下りると、又長い林道歩きに入る。

MTさんからツルウメモドキはリースの素材として使われるという話を聞く。

部屋のインテリアとして一輪挿しにしてもお洒落だ。

女性陣の間で、あっという間にツルウメモドキのブームが到来する。

赤い実の枝で華やかに飾りつけられたザックの一団が山道を練り歩くのは見てるだけで何だか愉快な気持ちになる。

14:15に宮丘公園に到着し、少し遅れてMTさん達も無事到着。

特に自分が会話する訳ではないがロングコースもみんなのおしゃべりを聞きながらだと飽きずに歩ける楽しさはグループ登山ならではの良さである。

 

ヒヤリハット

なし。