2020-6-21 羊蹄山(1898㍍)京極ルート

【山名】羊蹄山(1,898m)京極ルート       【天候】快晴

【期間】2020年6月21日

【形態】会山行

【性別】男性5名 女性6名

【メンバー】納、金、高、椎、武、佐K、佐、宇、杉、泉、津

【山行形態】  尾根

【地点時間】(記録) 佐k

【感  想】 杉

 標高1898mの羊蹄山、私にとって初めて本格的な登山だった。申し込みの際は気楽な気持ちで申し込んでしまったが、山行計画書や集合時間を見て、これは思った以上に本格的な登山だと少し尻込みしてしまった。無知とは恐ろしい。本来前泊することも多いそうだが、コロナウイルスの影響で羊蹄山避難小屋の宿泊施設としての利用はできないとのことで、4時30分豊滝除雪ステーションに集合した。

 登山口に到着し、皆で登山準備をした。初めてで、もたもたしていたが、先輩方が道具の使い方を教えてくれ、なんとか支度が整った。登山口においてあった簡易トイレはコロナの影響か閉鎖されており使用できなかった。天候は曇っており、やや涼しかった。スタートしてから4合目までは1合あたり30分くらいのペースで、スムーズに進むことができた。しかし次の5合目の看板をなぜか皆、見逃してしまい、1時間くらい訝しがりながら歩いた後、6合目につくことができた。登るにつれ雲が晴れ、だんだんと暑くなってきた。7合目の手前には、残雪が残っている場所もあり、風が爽やかに感じられた。道中には、キバナシャクナゲミヤマキンバイなど可愛らしい花々が咲いていた。また、雲海の間から他の山々が見え、先輩方の登山談議にも花が咲いていた。分からない事が多いが、たくさんの花や山のことを知るとより山行が楽しくなりそうだと感じた。途中で、私が靴擦れを起こしそうになったのと、金子さんの足がつりそうだ、という事があり、皆で手当てをした。他の先輩方は不測の事態に備えて様々な物を準備していた。絆創膏を分けていただき、とても助かった。山頂に近づくとゴロゴロとした岩場で歩きにくかった。ガレ場というらしい。12時すぎに、山頂に到着した。山頂は非常に見晴らしがよく、爽やかな風が吹いていた。お鉢には白い雪が残っていて、美しかった。ここでスキーをする人もいると聞いて驚いた。山頂で写真を撮り、皆で昼食を食べた。風が強く少し寒く感じたが、山で食べるご飯はとても美味しかった。また岩の隙間にはコメバツガザクラなどの花もたくさん咲いていた。しばらくして下山開始。皆どんどん進んでいった。しかし私はだんだん疲れてきてしまい、足がフラフラしてしまった。以前の雨の影響で、地面がぬかるんでいる場所も多くついていくのがとても大変だった。山に慣れていないこと、飲み物を生の水しか持ってきていなかったことなどが影響したのか3合目を過ぎる頃には頭も痛くなってしまった。足も痛い。それでも進むしかない。やっとの思いでついて行った。18時17分下山。予定より大幅に遅くなったものの、心底ほっとした。他のメンバーのペースに付いていけず遅くなってしまったのが申し訳なく感じた。下山した後、振り返ると羊蹄山はとても大きく、あんな高いところまで登ったのかと、改めてビックリした。そんなに高いところまで連れて行ってもらえた事に、感謝している。

ヒヤリハット

なし