2020-09-08 札幌150峰 西野上(459㍍)・軽川(118㍍)

【山名・コース】 西野上(459m)・軽川(118m)

【期 間】 2020年9月8日 【天 候】 晴

【形 態】 A・(C)・P・他

【性 別】 男性6名 女性2名

【メンバー】 CL古、SL竹、藤、多、松、渡、金、佐々

【山行形態】 (尾根)、縦走、沢登り、登攀、山スキー

【地点時間】 記録者 会員No366 多

    (西野上)

       宮丘公園駐車場8:00→西野市民の森入口8:20→251峰8:50→水場ポイント

       9:50→山頂10:20

        ・下山開始10:30→水場ポイント10:45→251峰11:55→西野市民の森

         入り口12:28→宮丘公園駐車場12:40

    (軽川)

       駐車場13:20→山頂13:20→駐車場13:40

【短信・感想】                    会員No365 竹

 

(西野上459m)

 頭のすぐ上に太陽があるような、灼熱に晒された暑いあつい夏の一日だった。

 今日の登山口は西野宮丘公園、街のど真ん中が出発点となった。少し歩き始めた途端

ベースレイヤーに、汗がべったりと張り付いてくる感じが漂い、頭もボーットしてくる。

 駐車場から道路橋を横断して公園内に入ると、縦横無尽に園道が走っていて、先頭の私は

何か変だと思いながら、足はナビのルートを外れて左側に行きすぎて歩いていた。

 よりによって、「こんなところで道迷いだ」と思いながら、後方から古CLの声がとんでくる。「違うぞ。右だ右!」と厳重注意の怒声罵声が耳に入ってきた。

 今日は変だ。暑さのせいだ。と自分の甘い性格を棚に上げて、灼熱の太陽を罵った。

 

公園内の輻輳する園道の小道を乗り切って、森の中の細い山道に入ると小梢の葉に遮られた太陽の日差しは、私達の肌を刺すこともなく,弱まった光と微風に助けられて快適に歩き始めた。

約50分進むと「251峰」という名前のついた小山に到着。そこでは、女性登山者が一人佇みながら休憩を取っていたが、今日の山行ではただ一人の遭遇者だった。私達もここで一旦休憩をとったのち、下降しながら西方に向うと高度240m当たりで、ネオパラ方向に通じている太い林道と出会い、また暑い日差しに晒されることになるが、流れ落ちる汗を拭きふき淡々と歩き続けた。

 

高度320m地点で、沢筋を一本左に越えてジグザグを繰り返しながら、18ポイントの432m地点までは、251峰地点から約一時間を要したが、そこは伏流水が流れ出る、快適な水場だった。自分の持ってきた水は、まだ沢山残っていたが、この透き通った冷たい水を飲む欲求に勝てず,迷うことなくごくごくと喉を潤した。

疲れた体が蘇っていくのがわかるひと時でもあり、「ここはテン場のいい練習場にできるかも知れない」と誰かが言っていた言葉が耳に入ってきた。

長い林道歩きも、もう少しだ。緩やかなトラバース気味の林道を40分ほど歩き、藪の中へ左に取るとすぐ、頂上に辿り着いた。

暑いあつい、長い林道歩きの末の117座目でありました。

 

(軽川118m)

西野上を下山後、車を走らせ稲雲高校の近く、手稲本町軽川沿いの道路に沿って5号線を左に入るとすぐに、駐車場がありそこに車を止める。13:30分にそこを出発して、坂上の道を数分上がって右折する林道に入り、これも数分上がると、ナビは藪状の中を突き進むよう強く指示してきた。

これもまた炎天下の中、嫌な感じがしたが「あと数分で終わるのだ」と心を鬼にしながら強く指示された藪方向へ向かう。メンバーも一度、車を降りてさらなる歩き出しは非常に辛いようで、幾つかの悲鳴が聞こえてくる様子だった。

 

藪漕ぎの中、三角点の頂上を見つけ118座目、二つ目の登頂の喜びに浸った。

この後、山に感謝を込めて三角点周辺の笹刈をおこなって下山の途とした。下山時間は12:40分でありました。

暑さと戦ったメンバーに感謝申し上げます。

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