【山名・コース】 ヒクタ峰(1083m)
【期 間】 2021年8月22日(日) 【天 候】 晴のち雨
【形 態】 (A)・ C・ P・ 他
【メンバー】 CL笠、SL二(輝)、二(理)、竹、佐(智)、佐TK
【地点時間】 〔記者〕会員No365 竹
滑沢川林道出発点6:55→藪漕ぎ始まる10:00→稜線10:40→頂上12:30→
(下山)頂上12:45→藪漕ぎ→林道到着15:30→逆川の下山口到着15:50→
16:35出発時の車、駐車地点到着
【短信・感想】会員No365 竹
今回の「ヒクタ峰」は、定山渓から国際スキーに向う途中の、「さっぽろ湖」を過ぎた辺り、滑沢川が入渓地点となる。6時55分に出発した。
駐車場場所のゲートから林道を少し歩くと、細くそして水量も頼りない「滑沢川」とぶつかり、入渓とも覚束ないような流泉を坂遡ることになる。
沢道とも泥道とも言えないような藪を潜りながら、登り詰めていくと550m地点で水量は少ないが、高度感のある滝が行く手を阻み、ホールドが下を向いていたため登り切れず、二(輝)SLからザイルをもらいようやく登りきることができた。
さらにその上の草地も長い急登が続き、滑ったら一巻の終わり状態が続き体力を消耗してしまった。
今回は最高の勉強と思い、重いハーケンとバイルをもってきたが、一度も使う機会は訪れず残念であったが、体力不足の自分を知る良いきっかけとなった。
この草付きの急登を超えると、さらに藪は濃くなり930m地点の稜線に辿り着いたのは10時40分であった。ここまで3時間40分かかったことになる。
稜線上にでると斜度は緩やかになってきたものの、重度の藪漕ぎは依然として風景も見せず、果てしなく続いていく。
最後の深い竹藪を潜り抜けると、12時30分にようやく1083mの頂上に出た。頂上には
「ヒクタ峰」なる看板はあったものの、ここからも何も見えず何の感動も沸いてこなかった。下山はすぐに登ってきた反対側の北西方面に向けて、沢筋を降り始めた。これから小樽内川の枝沢である「逆沢」を目指すことになる。
この沢も水量が少なく下山としては歩きやすかったが、一か所だけ下山困難な難所が現れて懸垂下降を行った。
その後も淡々と歩き続け15時30分頃、540m地点で林道と遭遇した。「逆川」登山口に到着したのは約16時。
さらに出発時点の、駐車場までの間の国道を歩き、到着したのは16時35分だった。
今回は自分の登山能力が試されていく、そんな山行でありました。メンバーの皆さんに感謝申し上げます。