2021-8-22 ヒクタ峰(1083m)

【山名・コース】 ヒクタ峰(1083m)

【期  間】 2021年8月22日(日) 【天 候】 晴のち雨

【形  態】 (A)・ C・ P・ 他  

【メンバー】 CL笠、SL二(輝)、二(理)、竹、佐(智)、佐TK

【山行形態】 尾根、(沢登り)、岩登り、登攀、山スキー

【地点時間】 〔記者〕会員No365 竹

滑沢川林道出発点6:55→藪漕ぎ始まる10:00→稜線10:40→頂上12:30→

(下山)頂上12:45→藪漕ぎ→林道到着15:30→逆川の下山口到着15:50→

16:35出発時の車、駐車地点到着

【短信・感想】会員No365 竹

 今回の「ヒクタ峰」は、定山渓から国際スキーに向う途中の、「さっぽろ湖」を過ぎた辺り、滑沢川が入渓地点となる。6時55分に出発した。

f:id:hyakumatu_sapporo:20210828172159j:plain

駐車場場所のゲートから林道を少し歩くと、細くそして水量も頼りない「滑沢川」とぶつかり、入渓とも覚束ないような流泉を坂遡ることになる。

f:id:hyakumatu_sapporo:20210828172602j:plain

沢道とも泥道とも言えないような藪を潜りながら、登り詰めていくと550m地点で水量は少ないが、高度感のある滝が行く手を阻み、ホールドが下を向いていたため登り切れず、二(輝)SLからザイルをもらいようやく登りきることができた。

f:id:hyakumatu_sapporo:20210828172451j:plain

さらにその上の草地も長い急登が続き、滑ったら一巻の終わり状態が続き体力を消耗してしまった。

f:id:hyakumatu_sapporo:20210828172650j:plain

今回は最高の勉強と思い、重いハーケンとバイルをもってきたが、一度も使う機会は訪れず残念であったが、体力不足の自分を知る良いきっかけとなった。

この草付きの急登を超えると、さらに藪は濃くなり930m地点の稜線に辿り着いたのは10時40分であった。ここまで3時間40分かかったことになる。

f:id:hyakumatu_sapporo:20210828172945j:plain

稜線上にでると斜度は緩やかになってきたものの、重度の藪漕ぎは依然として風景も見せず、果てしなく続いていく。

最後の深い竹藪を潜り抜けると、12時30分にようやく1083mの頂上に出た。頂上には

「ヒクタ峰」なる看板はあったものの、ここからも何も見えず何の感動も沸いてこなかった。下山はすぐに登ってきた反対側の北西方面に向けて、沢筋を降り始めた。これから小樽内川の枝沢である「逆沢」を目指すことになる。

f:id:hyakumatu_sapporo:20210828172836j:plain

 この沢も水量が少なく下山としては歩きやすかったが、一か所だけ下山困難な難所が現れて懸垂下降を行った。

f:id:hyakumatu_sapporo:20210828172917j:plain

 その後も淡々と歩き続け15時30分頃、540m地点で林道と遭遇した。「逆川」登山口に到着したのは約16時。

f:id:hyakumatu_sapporo:20210828173036j:plain

さらに出発時点の、駐車場までの間の国道を歩き、到着したのは16時35分だった。

今回は自分の登山能力が試されていく、そんな山行でありました。メンバーの皆さんに感謝申し上げます。