【山名:ニセコ/シャクナゲ岳(1074m)・白樺山(923m)・コース:神仙沼】
【期間】 2021年8月29日 【天候】晴れ
【形態】 「A」・ C ・ P ・ 他
【性別】 男性2名 女性1名
【メンバー】 CL:多、佐(俊)、柳
【山行形態】 「尾根」 縦走 沢登り 岩登り 登攀 山スキー
【地点時間】〔記録者〕 柳
豊滝情報館5:30→7:10神仙沼駐車場7:25→8:35チセヌプリ分岐(ヴィーナの丘)→
9:03白樺山分岐→9:40シャクナゲ岳頂上10:00→10:15白樺山分岐→10:25シャク
ナゲ沼→12:05白樺山頂上12:35→14:20シャクナゲ沼→14:30シャクナゲ岳分岐→
14:55チセヌプリ分岐(ビーナスの丘)→15:40長沼→16:05神仙沼→16:37神仙沼
駐車場
【短信・感想】 柳
連盟自然保護委員会主催の美瑛富士トイレ設備清掃登山がコロナの影響で中止となり急遽美瑛富士参加予定の3名でニセコのシャクナゲ岳、白樺山に行く事になる。
当日は天気も良く暑くなる予報で早朝から行動開始。
豊滝情報館は早朝の為に駐車の車は少ない。早朝で空いた国道を一路ニセコ方面へ。
7時過ぎに神仙沼駐車場に着くも殆ど車は無く、トイレも閉鎖された状態。
早速身支度を整え出発。木道は人影もなく長沼で小休止の後、登山道をタケノコの時期は良きタケノコが採れるなど話をしながら進む。程なくチセヌプリの分岐、看板はビーナスの丘。名前の由来と前方の丘を見ながら小休止。シャクナゲ岳への登り口(白樺山への分岐)までは順調。
ここからは岩の露出の急登が続くのでストックをデポして覚悟をして前進。既に下山中のソロの登山者とスライドして頂上へ。誰も居なくお山の大将を満喫、写真を撮る。
下山時は何組かの登山者とスライドしながら慎重に前進。分岐からも岩の露出した登山道を前進すると一気にシャクナゲ沼が眼前に現れる、ソロの登山者が休憩されていたが静寂な沼に心洗われる。
気分よくそれらしき山頂の次の目的地、白樺山目指し前進。山頂とおぼしき地点は単なる通過点、地図で確認するとはるか前方に白樺山を俯瞰。「うぁ遠いなー」と思わず声が出る、すると「遠く見えるが意外と早く着くよ」との声に励まされ(ダマされて)出発。
登山道は多少草被りもあるが、岩の露出も無く少しのアップダウンを経て一気に白樺山まで前進。遠くに見えた山頂に達して感無量、写真を撮りゆっくり食事をしながら展望を満喫。羊蹄山、ニセコ連邦、昆布岳、目国内が目に飛び込んで来る。
数組の登山者とも会う。ゆっくり休んだ後、来た道を引き返す。来る時と同じ距離だが多少心の余裕か程なくシャクナゲ池に着き、露出した岩を登りきるとシャクナゲ岳への分岐着。
ここまで帰り着くとほっと一安心。後は歩き易い登山道で事故が起きやすいのは時間的にもコース的にも今からだとの注意喚起のもとゆっくり、慎重に歩を進める。気分良く下山ルートを進み長沼経由神仙沼に着く。
コロナの影響か散策者も少なく静寂で荘厳ささえ感じられる沼で休憩。この沼は100年前近く前(昭和3年)に発見された由の看板を見て改めて当時の情景を想像しながら感傷にふける。
予定の時間より遅くなったが予想に反して静かな神仙沼駐車場に無事帰着。
私にとっては結構なロングコースだったが充実した山行だった。同行頂いたメンバーの方々有難うございました。
【ヒヤリハット】
露出した岩の登山道、一昨年通った時はあまり感じなかったが、今回はヒヤリハットの連続だった。
高齢になると一年一年バランスと体力が顕著に衰えるのを痛感。
怪我をしなかったのが幸いだった。