2022-7-28~29 大雪山黒岳(1984㍍)・北鎮岳(2244㍍)お鉢巡り

【山名・コース】大雪山黒岳1984m・北鎮岳2244m&お鉢巡り

【期間】 2022年 7月28日~29日   【天候】晴れ時々曇り

【形態】 (A)・ C ・ P ・ 他

【性別】 男性 1名 女性 2名

【メンバー】 CL納Y SL政M メンバー城D

【山行形態】 (尾根) 縦走 沢登り 岩登り 登攀 山スキー 

【地点時間】〔記録者〕会員№378 城D

7月28日札幌出発17:00→層雲峡旅行村コテージ到着19:50

7月29日層雲峡旅行村コテージ出発5:15→黒岳ロープウェイ発6:00→

リフト7合目終点6:41→出発点6:45→8合目7:20→9合目7:42→

黒岳頂上8:19→黒岳石室到着9:05→石室出発9:28→お鉢平展望台10:15→

北鎮岳分岐10:26→北鎮岳頂上11:15→北鎮岳分岐11:45→熊発見足止め12:49→

皆で熊の前移動13:09→黒岳石室13:24→黒岳頂上13:49→リフト7合目15:14

→黒岳ロープウェイ駅着15:47

【短信・感想】                       会員№378城D 珠恵

1年ぶりの大雪山お鉢巡りでワクワクしながら準備をして、いざ出発でした。

ロープウェイ、リフトをおりて、6:45登山開始、登り始めると息が上がって軽く汗ばんできます。

夏山の大雪山としては2週間ぐらい時期が遅いのではとのことで、お花はあまり見れないのかしら?と思っていましたが、今まで見たことがないくらいの、花畑が広がっておりました。

コマクサ・イワブクロ・岩キキョウ・コザクラ・メアカンキンバイ・ツガザクラなど一面に広がる花畑に疲れも吹き飛びました。

黒岳山頂では雄大な景色に感動でした。

黒岳山頂から石室に向かう途中1㎞くらい先にヒグマの親子を発見、山道には入ってこない距離であるため、そのまま進む。

納Yさんより、大雪山アイヌ民族はカムイミンタラ(神々が遊ぶ庭)と呼び、カムイとはヒグマであり、つまり“ヒグマたちが遊ぶ庭”という意味であると教えて頂きました。

ヒグマがいるのは、当たり前かと思い、ヒグマの習性を知り、対処方法を学ぶことが大切なんだと思いました。

北海道第2峰の北鎮岳山頂に到着。ほっと一息でした。

天候が思わしくないため、リーダーの判断で北鎮岳分岐より黒岳に戻ることにしました。

雲ノ平入り口付近で登山者が集団で停滞していた、手で大きなバッテンの合図、ヒグマが山道付近のハエマツの中にいて、通り過ぎるのを待っているとのことでした。

納Yさんが熊の様子を見に行く、熊笛を吹くも、移動する様子はみられず。

最初に熊を発見した人が、熊と目が合い怖かったと・・・。

ヒグマが移動する様子が見られないため、総勢20名ほどで集団にて移動することとなっ

た。

「走らない、刺激しない、目をそらさない」との注意事項をきき、若者男性が先頭となり、女性陣は間に挟んでもらい、皆で熊笛を吹きながらの移動、私は熊と目が合って足がすくんで、動けなくなったら大変と思い、熊のほうはみず、転ばないように注意するのが、精一杯でした。きっと山道から20mもないくらいにヒグマがいたようです。

誘導していただいた皆様に感謝です。

黒岳石室に到着後も興奮冷めやらずでした。

その後は落ち着いて無事に下山。ほっと胸をなでおろしました。

納Yさん、政Mさん、色々教えていただきありがとうございました。

 

ヒヤリハット

ヒグマと遭遇