【山名・コース】赤岳(2078m)~黒岳(1984m)縦走
【期間】 2022年8月10日(水)~12日(金) 【天候】晴れ
【形態】 C(個人山行)
【性別】 女性 2名
【メンバー】 CL塩I・SL藤T
【山行形態】 尾根 (縦走) 沢登り 岩登り 登攀 山スキー
【地点時間】〔記録者〕会員№363塩I
7:00銀泉台出発 9:30赤岳 11:30北海岳 13:00-13:30黒岳石室 14:00-14:30黒岳
15:207合目リフト乗り場 16:00黒岳ロープウエイ駅着
【短信・感想】 会員№363塩I
「赤岳登山バスを利用して赤岳から黒岳を縦走してみたい」と藤Tさんにお声掛けすると「OK!」をいただきようやく実現することになりました。
安全を期して、層雲峡オートキャンプ場で10日前泊テント泊・11日後泊バンガロー泊のゆとり山行にしました。
8月11日は祝日「山の日」 山に親しめる感謝の気持ちを倍増にして登ることにする。
6:00層雲峡ターミナルからバスに乗車し50分で銀泉台に到着。
歩き始めて1時間10分でコマクサ平に到着。 コマクサを愛でながら山頂を目指す。
雲1つない青空でとても清々しい。
タテヤマリンドウやイワギキョウがちょうど見頃で楽しませてくれる。
白いイワギキョウを発見!
珍しいかも?たった3輪。
初めて見る清楚な白イワギキョウに大興奮。
赤岳山頂。雄大な景色に笑みがこぼれます。
赤岳を離れた頃から風が強くなる。それも突き刺すような冷たい風だ。
30℃を超える真夏日の札幌なので熱中症の心配をして半ズボンの私は寒さに耐えることになった。
やはり大雪山は侮ってはいけないと痛感する。
北海岳に向かう途中はチシマクモマグサの群落とスプーンカットの雪渓が素晴らしい。
白銀荘を出発して十勝岳から山中6泊して来たという勇者に出会いパワーを分けてもらいました。
日本語がとてもお上手でした。
北海岳からは黒岳・桂月岳・凌雲岳・お鉢の向うには北鎮岳と愛別岳。
360度 山!山!山! 大雪山の雄大さに言葉を失うくらいに圧倒されます。
石室で一服して黒岳までもうひとガンバリ。見納めです。何度も振り返ります。
黒岳山頂でもまったりと過ごす。広い山頂は30人以上の登山客で大盛況!
この景色を目に焼き付け、感動をたくさんいただいたことに感謝し下山。
8時間20分の山旅が終わりました。
キャンプ場2泊目は夜中に雨が降る予報なのでバンガローを借りることにしました。
正解でした。屋根に当たるバリバリという音で目が覚めるほどでした。
12日は層雲峡大雪山写真ミュージアムで市根井光悦さんのダイナミックな写真に触れ、上川町で藤Tさんおすすめの美味しいラーメンを食べて帰札しました。
藤Tさんの提案で下山後に宿泊するのは、時間的にも精神的にも余裕が持て、より山を楽しめた気がします。
長年温めていた夢が叶いました。ご一緒していただきありがとうございました。