2022-9-22 ニセコアンヌプリ-鏡沼から(1308㍍)

【山名・コース】 鏡沼からニセコアンヌプリ(1308m)

【期  間】 2022年9月22(木・晴れ)~23日(雨のため中止)

【形  態】 A  (C)  P  他

【性  別】 男性4名・女性4名

【メンバー】 CL藤T・SL塩I・古T・竹K・佐SK・松U・椎N・佐T(俊)

【山行形態】 (尾根)、沢登り、岩登り、登攀、山スキー

【地点時間】 〔記録者〕 会員No365  竹K

       道々58号道路脇8:00→鏡沼8:35→休憩点・高度650m地点8:52

       →道路を横切る8:55→休憩点・高度880地点9:38→絶景地点

       高度1080m地点1080m10:20→アンヌプリ頂上11:03

       (下山)

       頂上11:30→五色温泉側に下山、登山口着13:00

 

【短信・感想】                            会員 No365 竹K

 

 今回提出された山行計画は、22日~23日間のニセコアンヌプリ縦走・神仙沼~五色温泉縦走であり、メンバーも入れ替わる壮大な山旅計画だった。

 22日当日の最終集合場所は、五色温泉の道々駐車場であったが、23日参加の

松U・佐T(俊)組も顔を見せて(次の日の、天気模様が悪いことを想定して参加してきた)結局初日から全員参加のもと、錦繍の「真っ只中」にどっぷりとつかっていくという素晴らしい様相になった。

 先ずは、集合場所の五色温泉からは藤T車・古T車2台で「鏡沼」の出発点に向かう。

登山口は8時出発。入口に小さな標識があり、ゆるやかな殆ど段差もなく、周りが見えない下生えの笹の山道を歩きつつ、約30分で鏡沼に到着した。鏡沼は小さな沼であった。回りの湿地帯は、紅葉には早いのか、まだ緑と茶系が入り混じった柔らかな色彩から、錦秋の装いに変わろうとしていた。

メンバーもこの風景の中に佇み、湖面に映る彩に酔っているように見えた。

 後ろ髪を惹かれる思いで鏡沼と別れを告げ、20分程歩くと高度660m地点で車道にぶつかり横断する。まだまだ斜度はゆるく変哲のない山道が続いていく。高度720m地点で、リフトの下に出て休憩をとる。

塩ISLの足はゆっくりとリードし、全体的な動きに気を使っているのが伝わってくる。リフト下を真っすぐ、30m程高度を稼ぐと山道は左に折れ、高度730m地点で「山頂駅」と書いた標識のある分岐に出た。

 ここからが勝負だ。標高500mもある急斜面の登りが待っているのだ。山道はゴーロ状の石の連続帯が続き、息つく暇もない。

 高度1080m地点でようやく視界が開け、登ってきた前景が見え始めてきた。凄い絶景だ。先ほど佇んでいた静寂の鏡沼が見える。市街地全体も含め、その奥に連なる山脈群の全景が目に飛び込んできたのだ。

さらに高度が上がっていくと、山道は叢林から高山植物帯と変化し、見晴らしはさらなる絶景と変化していく。

 頂上は近い、もう少しだ。1250m地点に出ると、眼下は全てを見わたせる雄大な大パノラマとなり、下から登り詰めてくるメンバーの姿が美しく輝いていた。

 頂上は突如として目の前に飛び込んできた。11時03分に登頂となった。

 素晴らしい一日となった山登りでした。下りは五色温泉ルートを下山したが日程を組んでくれた藤TCL・リードしてくれた塩ISLに感謝申し上げます。