2020-11-29 札幌岳(1293㍍) 豊滝コース

【山名・コース】 札幌岳(1293m)  <豊滝コース>

 

【期間】 2020年11月29日    【天候】 曇り・晴れ

【形態】 (A)・ C ・ P ・ 他

【性別】 男性 4名 女性 1名

【メンバー】 CL:笠、二(輝)、柳、椎、高

【山行形態】 (尾根) 縦走 沢登り 岩登り 登攀 山スキー 

【地点時間】〔記録者〕 高

      登山口 7:00 登山道取付き 8:05 ガンバレ坂 9:15 札幌岳山頂11:40 

下山開始 12:00 ガンバレ坂 13:10 林道取付き 13:45  登山口 14:35

【短信・感想】  高

 札幌市内は積雪も無いが山はどうか。ザックにカンジキつけて出発。登山口から薄らと積雪がある林道を1時間強歩き登山道取付きに着く。山頂まで1.7kの標識があり平地なら楽勝であるが・・・ここから山登りの始まり。

ガンバレ坂への急斜面で積雪も多くなりアイゼンをつける。稜線近くになると急斜面の連続で、積雪も30cmを超え登山道を捜すのに苦労する。雪のハイマツを跨いだり、潜ったりで体力が消耗した。

 山頂は薄曇り、展望はまあまあ、樹氷で山全体が真っ白の絶景である。風を避けて20分ほど休み下山開始する。急斜面を尻滑りなどで下り1時間45分で林道取付きに着く。さらに単調で長い林道歩き50分で下山口に着いた。

 

ヒヤリハット

 アイゼンが靴に合わずアイゼンが外れた。

 今回新しい靴で参加、朝新しい靴にアイゼンが装着できることを確認し持参した。

 山行中にアイゼンを装着したがアイゼンが長すぎて靴の先端部分がアイゼンのコバに上手く沿って無く歩行中にアイゼンが外れた。

 今回は雪が軟らかくてアイゼンが無くても登降は可能で転倒・滑落の個所も無く事なきを得たがアイゼンが靴にフィットするように調節しておく重要性を痛感した。

                           (参加者 柳さんより)

2020-11-23 樽前山 1041㍍

【山名・コース】樽前山 (1041m)

【期間】 2020年 11月 23日 (月)    【天候】 晴れ

【形態】 A・ (C) ・ P ・ 他

【性別】 男性 2名 女性 3名

【メンバー】 CL:S入 SL:T田 S藤(J) I田 Y川

【山行形態】(尾根) 縦走 沢登り 岩登り 登攀 山スキー

【地点時間】  〔記録者〕会員№358 Y川

8:00第一ゲート(支笏湖畔近く)→8:50第二ゲート(道道141号との分岐)→

9:40七合目ヒュッテ→10:35風不死岳分岐→11.25北山(932峰)山頂→

13:00東山山頂→14:00七合目ヒュッテ着14:10→14;45第二ゲート→

15:55第一ゲート(下山完了)

【短信・感想】  Y川 

 今年は11月9日から道道141号は閉鎖されている。S入さんが、「樽前山で、この時期ならではの絶景が見られる!」との事で、山行を計画してくれた。まずは第二ゲートまでの3.7キロの舗装道路歩きからスタートした。1時間弱で歩き、次は七合目ヒュッテまでの2.6キロの立派な林道歩きである。先行者は一人だけのようである。足跡でわかる。雪は路面に3㌢程度積っているだけで歩きやすい。

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 七合目ヒュッテから風不死岳方面に歩き出すころは、青空も見えるようになり、太陽がまぶしい。

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10㌢程度の積雪でつぼ足でも十分に歩きやすい。樽前山の外輪山の表面は細かな沢地形が連なっており、デコボコしている。このデコボコに雪が薄らと積り、その後、太陽があたると雪のある凹部と雪のない凸部が白黒のシマウマのような模様になって美しいとS入さんは言うのである。ぜひ見たかったが雪が微妙に多かったのか、太陽の当たり方が少なかったのか、外輪山はとてもきれいな真っ白の山肌を見せていた。支笏湖の上には雲が厚くかかり、湖面は暗い冬色をしているが、風不死岳山頂は太陽があたり光輝いている。

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東山山頂付近では雪煙がみられ、強風が予想される。これだけでも十分に11月中旬ならではの樽前山の風景であった。

 風不死岳分岐あたりから勾配がきつくなってくるのでアイゼンをつけて登っていった。気温は2~3度程度である。この程度の気温だと、風がなければアンダーシャツとメリノウールのシャツだけで十分である。考えてみれば9月頃と着ているものは変わっていない。ザックの中の保温着が変化しただけである。

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 北山(932峰)で昼食予定であったが、支笏湖から遮るもののない山頂は風が強く、少し降りたところの南斜面で食事をとることにした。

 その後、西山と東山への分岐のコルまで下り、東山への斜面を登って行く。大きな溶岩ドームについて色々と話題にしながら歩いていると、溶岩ドームが大きく2つに割れている事に気がついた。「前に登ったときは、このような亀裂はなかった!」と誰かが言った。何か最近崩れたような表面の荒々しさも感じる。誰もその場では、じっと見つめるだけであったが、帰宅後あらためて地図を見ると、この大きな裂け目は地図にしっかりと記載されていた。人の目というものはいい加減なものである。見ているはずなのに、「見ていない」と思い込むことが多々ある。同じものを二人で同時に見ていても、ある人には見えて、ある人には見えない事がよくある。どうも脳というものは見えるものを記憶するのではなく、見たいものを記憶する事もあるようである。つまり真実は一つではないと言うことである。人により真実は異なる。

 東山近くまで歩いてくると足跡が増えてきた。七合目ヒュッテから直接東山へ登るメインルートの登山者は何人かいるという事である。東山山頂付近では風速10㍍程度の風が吹いていた。写真だけ撮りすぐにヒュッテに向けて下りていった。「到着っ!」と思いたいところだが、あと6.3キロ歩かないといけない。休憩も兼ねて、まだ誰も中に入ったことのないヒュッテに立ち寄ることにした。塩入さんが管理人の方に「これどうぞ!」とお菓子を差し出すと、「ありがとうございます。コーヒーでもどうですか?」と優しい言葉が返ってきた。ヒュッテの中だけを見学させてもらう事にした。壁に沢山の写真がかけられたきれいな山小屋であった。

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 6.3キロの長いはずの林道歩きは、電動自転車の話題で盛り上がり、あっという間についてしまった。電動自転車は山行のときにも旨く利用する事ができる。道道141号は3年4月19日に閉鎖解除となるので、4月10日から19日あたりは電動自転車で6.3㌔を往復すると静かな春の樽前山を楽々、堪能できる。「神威岳へのウド採りにも使える!」とI田さんが言っていた。いろいろと考えてみると面白い

2020-11-18 小樽海岸探索路散策

【山名・コース】小樽海岸探索路散策

【期間】 2020年11月18日    【天候】雨のち曇り 

【形態】 (A)・ C ・ P ・ 他

【性別】 男性 4名 女性 6名

【メンバー】 CL:N谷 SL:K谷 M:K子、A母、S谷、H原、T松、K川、

       UT野、T垣

【山行形態】 尾根 縦走 沢登り 岩登り 登攀 山スキー 

【地点時間】〔記録者〕会員№156 T垣

  駐車場8:30→竜宮閣跡9:10→唐門10:20→出羽三山神社10:40→浜辺11:10→

出羽三山神社12:10(昼)12:40→赤岩山13:55→下赤岩15:30→下山16:00

 

【短信・感想】会員№156 T垣

いつもはオタモイから小樽探策コースはJRとバスを利用していたが、今回はコロナの事もあって車で行くことになった。水族館側のホテルの駐車場に一台デポして、オタモイに向かう。

朝からシトシト雨であったが行動間もなく雨は上がった。

今回はオタモイ探策ルートの他に、昔の竜宮閣跡やオタモイ海岸等、何時も行かないコースを加えてくれて、小樽育ちの私としては子供の頃、父に連れてきてもらった懐かしい龍宮閣の夢の跡にタイムスリップしました。清水寺のように断崖絶壁に突き出た建物で、当時小樽が繁栄していた頃の名残遺産となっている。

遊歩道も崩壊して途中で行き止まりでした。

トンネルも手彫りで入り口は唐門風な設えで弁天様が祀ってあったであろう所も夢の跡、唐門だけは内陸に移築してありました。

海岸の波打ち際にも降りましたが、オタモイに海水浴に来たのはどの辺か定かでない。夏の日本海は穏やかですが、まさしく冬の日本海を想わせる波でした。途中Kさんが山ブドーを見つけ、皆夢中で予定外のブドー狩り収穫祭でした。

出羽三山神社があり、鳥居や三十三の仏像が並んでおり、神仏習合だけあって修行でもしている人がいるのか定かでない。

休憩所になっていたのでゆっくり昼食してから小樽探索路に向かって歩く。赤岩は標高371mですが縦走路は5Kアプローチが長い、前日から朝方まで雨で足元は濡れ落ち葉と下り道がどろどろで最悪でした。木々の葉が落ちて見通しは良い、HさんやKさんがロッククライミングした時の話を楽しそうに語ってくれる。

海が見えても生憎オタモイブルーとはいかなかった。

木の葉の多い時は見えなかった電波塔が赤岩ピーク近くにに5,6塔も建ってこれも新しい発見でした。

リーダーの計らいで、長い間会に顔を出していなかったSさんの参加で、同期3ババ揃い組、お元気な姿に接して楽しい一日でした。そして思いがけず子供の頃にタイムスリップした一日でした。ありがとうございました。 

2020-11-17 砥石山(小林峠コース)726㍍

【山名・コース】砥石山(726m) 小林峠コース

【期間】 2020年11月17日    【天候】晴れ 

【形態】 A・ (C) ・ P ・ 他

【性別】 男性 3名 女性 0名

【メンバー】 CL:T川 SL:T田 W辺(S)

【山行形態】(尾根) 縦走 沢登り 岩登り 登攀 山スキー 

【地点時間】〔記録者〕会員№248 W辺(S)

 7:20小林峠登山口 7:40八垂別頂上 8:40中ノ沢コース分岐 9:40三角山頂上

 10:20~10:45砥石山頂上 12:00三角山分岐 12:50下山   

【短信・感想】会員№248 W辺(S)

4年ぶりに初冬の砥石山に登りました。

7:20ピリッとした寒さの中、小林峠登山口を出発、20分ほどで八垂別(434m)という小山に登頂?この辺りからは落ち葉が一杯積もった、幅の広い緩やかな山道が続く。

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T4分岐を過ぎると少し雪が積もっており、狭い登山道のアップダウンを繰り返す。

標高550m辺りから雪と氷に覆われた道になり、アイゼンを装着。 

9:40三角山に登頂。ここを下り熊が出没するという笹林を過ぎると、結構きつい登りが続き、息を切らしながら頑張る。

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10:20登頂。ゆっくり昼食。定天三峰~真白な無意根山~空沼岳の眺望を楽しむ。

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10:45下山開始。凍結した雪道を慎重に下り、雪が無くなった所でアイゼンを外す。

下山途中、T田さんに“これが金星蘭という絶滅種だよ”と貴重な草花を教えてもらう。(場所は㊙)ここと藻岩山にしか無いそうだ。

ここからは登山口目指し一目散。12:50下山。

 

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木の葉が枯れ落ちた初冬の砥石山は日が差して明るく、好天のもと3人で談笑しながらの楽しい山行でした。

 CL、SLに感謝!山の神に感謝! 

2020-11-15 羊蹄山 1898㍍(喜茂別コース)

【山名・コース】羊蹄山(1898m) 喜茂別コース

【期間】 令和2年 11月 15日 【天候】晴れ

【形態】 (A)・ C ・ P ・ 他

【性別】 男性 3名 女性 0名

【メンバー】CL:K石 SL:S竹 Y川

【山行形態】 (尾根) 縦走 沢登り 岩登り 登攀 山スキー

【地点時間】〔記録者〕会員№358 Y川

 

【短信・感想】 Y川

今シーズン冬装備の初登山である。11月の羊蹄は初めてであり様子はよくわからないが、喜茂別登山口のゲートは開いており、標高420㍍地点まで約1キロ強、車で入っていく。雪は10㌢程、積っている程度であり乗用車で難なく入ってくることができる。7時40分、最初は全員、つぼ足でスタートする。最近のもの思われるスキーのトレースに沿って登っていく。

先行者も一人いる。夏ルートの近くではあるが少し南側の尾根を登っていくが、笹の葉がまだ雪から出ており、また笹の茎がトラップの様に弓なりになっており登りづらい。

夏道を探して右にルートをずらしながら登っていった。夏道に出たり外れたりを繰り返し標高を稼ぎ1000㍍付近でワカンを装着した。風はなく、天気は良いのだが、足下が不安定で一歩一歩ゆっくりと登っていく。

 今年は秋までそれなりの山行をこなし、体力もついてきたと自分なりには感じていたのだが、佐竹さんと比較すると雲泥の差があることをつくづく感じる。先頭を佐竹さんが歩くと付いていけない。ついつい無理をしてしまうから、汗だくになり、そして息が上がってしまう。

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先頭を歩く方がずっと楽である。たぶんS竹さんは野生動物の生まれ替わりなのだろう。今回は山を楽しむというより、自分の程度を知り、トレーニングのための登山と考える事にした。そういう山行はつらいものである。

 標高1200㍍あたりの灌木が少なくなったあたりで先行者が下山してきた。「この先の灌木の中は急勾配になり、しかも股下あたりまで雪があり、登れないので、あきらめた。今年10回目の羊蹄登頂の予定だったが、残念ながら無理ある。」との事だった。

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 「この人の行ったところの一歩先まで行こう!」という事で前進を開始する。ほどなく灌木地帯に入り、たしかに太い枝をまたいだり、くぐったりと悪銭苦闘が始まった。

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すでにオーバーペースで登ってきている僕にとっては、一気にその付けが回ってきた。太い枝をまたいだ瞬間、両太ももが痙った。少し休み、次の枝をまたぐと、また痙った。68番を飲んで少し休むことにする。湯も多めに飲んだ。

僕が休んでいる間、偵察に行ったK石さんが、「この先で急勾配になり進むのは大変だ!」との事だった。私に配慮して、そう言ってくれたのだと思うが、ホッとした。

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今回の山行は、ここまでで行動停止となった。獲得到達標高は1350㍍。到着時刻は12時20分。気温3℃。12時40分に下山を開始した。4時間40分の登りであった。下山完了は14時50分。2時間10分での下山であった。

【ヒヤリ・ハット】

 ひとは自分の体力不足を隠そうとして、また迷惑をかけまいとして、つい無理をしてしまう。そうすると、つけは必ずどこかで現れる。自分の力量以上の行動は差し控えるべきである。

2020-11-14 濃昼山道散策

【山名・コース】濃昼山道散策

【期間】 2020年11月14日(土)  【天候】 曇り

【形態】 (A)・ C ・ P ・ 他

【性別】 男性3名 女性3名

【メンバー】 CL:N谷、SL:S藤(J)、SS木、M浦、A母、UT野

【山行形態】 尾根(縦走)沢登り 岩登り 登攀 山スキー 

【地点時間】〔記録者〕会員№.356 SS木

  • 濃昼山道南口9:20 大沢通過10:20 濃昼峠着12:45 峠発13:15

   濃昼山道濃昼口着14:10

【短信・感想】会員№365 SS木

  • 濃昼山道は安瀬(やそすけ)と濃昼を結ぶ約11キロ山道で江戸安政年間につくられ、昭和46年の国道の完成まで100年以上生活道路として使われていたとは驚きだ。ちなみにゴキビルとはアイヌ語で「岬の影・水巻く所」とのこと。

濃昼口に車2台をデポし、南口より出発。最高点の357mの濃昼峠までは約7㎞。登山口からしばらく登っていくと少し平らな場所に出た。住居跡らしく石垣も見える。道端に三角点のような水準点と書かれた標識が何か所かあり標高が記されている。

  • 渡渉は5か所ほどあったが、4か所は難なく渉れたが2か所目の大沢は水量が多く難儀した。大きな石の上から1メートルほど飛んでようやく渡った。若い人なら難なく渉れるだろうが我々は6人全員渉るのに20分ほど要した。
  • 登山道は広く歩きやすいが、上に行くにしたがって若干雪があり、下りは滑りやすかった。峠までは3時間半ほどで到着。展望台の標識がある場所で風を避けながら昼食休憩。展望台からは積丹半島等望めたが、それより雲の切れ間からの日光がスポットライトのように海面に差し込んでいるのが幻想的だった。下りは約4キロで50分ほどで

濃昼口に到着。

【ハプニング】

下山口にデポした車2台で登山口に帰る予定だったがN谷さんが車のキーを登山口に駐車したS車に置いてきたため、1台がキーをとりに戻った。

2020-11-13~16 大峰山主峰八経ヶ岳(1.915m)・熊野古道小辺路(15km)

【山名・コース】大峰山主峰八経ヶ岳(1.915m)・熊野古道小辺路(15km)

 

【期間】 2020年 11月13日(金)~16日(月)

【天候】 晴れ/曇り

【形態】 A・ C ・ P ・ 他

【性別】 男性 1名 女性2名

【メンバー】CL古  SL 藤 メンバー椎

【山行形態】 尾根 縦走 沢登り 岩登り 登攀 山スキー スノーシュー

【地点時間】〔記録者〕会員No 327 藤

・11月12日:大台ケ原出発13:00→天川村洞川温泉15:30

・11月13日:宿出発5:30→309国道→行者還トンネル西口6:10→登山出発6:30→奥駈出合7:30→聖宝の宿跡8:35→弥山小屋9:30→八経ヶ岳頂上10:10~10:25→弥山祠11:00→聖宝の宿跡11:50→奥駈出合12:40→登山口13:30→出発14:00→天川村経由→十津川温泉17:00

・11月14日:宿出発8:00→果無峠登山口8:50→第1見晴らし9:10→山口茶屋跡10:25→果無峠11:50→三十丁石13:00→山道下山13:25→一般道路→八木尾バス停14:15→古道→三軒茶跡15:00→熊野本宮16:00→バス17:40発→川湯温泉18:00

・11月15日:川湯温泉発8:40バス→十津川温泉着10:00→公衆温泉入浴→十津川温泉出発11:00→奈良県大阪府京都府滋賀県福井県敦賀新港着16:30→敦賀発フェリー23:55出港

・11月16日:苫小牧東着20:30

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【短信・感想】                          藤

  13日:八経ヶ岳弥山コース

柳川さんと大台ケ原で分かれ3人の行程。1人欠けると寂しいけれど気を取り直してレッツゴー。

伊吹山から大台ケ原に抜ける国道370号線から国道169号線も時に、狭い上に杉木立で薄暗く、カーブの連続で肝を冷やしたけれど、国道309号線は全く「酷道」としか言いようがない道で、車は30キロ以上もの道程を時速20キロ以下で運針のように進まなければならず、天川村に入るまでドキドキだった。

今朝は八経ヶ岳登山口行くために、天川村洞川温泉から戻る形で昨日の道を通らなければならない。夜が明け切らないうちに出発したら、リーダーの予想通りすれ違う車が無く、スムーズに登山口に到着。板橋を渡って登山開始。

稜線まで急登でガイド本には1時間とある。登山道は尾根伝いに木の根が入り組んだ道を登っていくが、整備された幅広の登山道で登りやすく、ちょうど1時間で奥駈出合の分岐にでた。ここから暫くは、ほぼ平な行程で、落ち葉に埋もれた道跡は踏み跡がはっきりせず、どこを歩いても良さそうでガスがかかったり、悪天なら道迷いしそうになる。聖宝の宿跡からは九十九曲折と表される登りになるが、8割方は先程のような急登ではなく長い木道階段と時折短い鉄梯子登りが続く坂道。

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木道の階段の多くは土留めの役割が主で足幅に会わず、みんな横にそれて土場に新たな踏み跡を作るが、これは明らかに人の為の階段。整備された登山道に感心する。標識通り出合いから2時間で弥山小屋に到着。既に今期の営業は終了して冬囲い仕舞である。ここから遠くに見えた八経ヶ岳には40分で到着した。

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近畿最高峰の山である。途中今までには見なかった立ち枯れの木立、オオヤマレンゲ群生地など花の時期ならその対比に目を見張ったかもしれない。

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頂上からの眺めは良かったが、知識がなく山の名は分からなかった。弥山は小屋の側にあり、お参りを済ませて立て看板を読むと、今上天皇が皇太子時代に登山されたらしい。それで登山道の整備に合点が入った。下山は往路を戻ったが、西に狼平を下ると、とても良い避難小屋があるらしく、そばの川で魚釣りをすると、出会った登山者から聞かされた。予定通りの時刻に下山出来た。ここ大峰山脈は深山密教の霊山あり、修験道を主とする山ありで女子結界門から先には進めない女子禁制の山もある。逆さ吊りで有名な「西ノ覗岩」がある山上ヶ岳、ここには女子は今でも入れない。雄大な展望と神秘な雰囲気が漂う修験道。行者が歩いた道を「行者弁当」=塩握り飯(中身無し)を持って歩いてきた。泊まった洞川温泉も行者の宿場として栄えてきた処であり、林立した漢方胃腸薬「陀羅尼助」の薬店が昔の日本にタイムスリップした面影を宿していた。下山後

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は天川川合まで戻り、経由して十津川温泉に向かう。309号線よりはましな国道だ。十津川温泉17時前に到着。この宿の露天風呂は狭いけれど、風情と清潔感があり満足。食事は地産地消を掲げているので、質素ながら野菜中心で胃にやさしい献立だった。

 

14日:熊野古道小辺路15Km

宿の駐車場に車を置かせてもらい一泊二日の熊野古道小辺路歩きに出発。暖かい秋晴れの朝を迎えて出発。熊野川をまたぐ赤い橋を渡って途中昼食を買い込み、又橋を渡って直ぐに左に折れたところが果無峠登山口。登山口の標識!?小辺路入り口ではないのかといぶかしく思って歩き出すと、まさしく石畳の急登でこれは登山に違いないと納得。ここから果無峠までは標高差950m、熊野本宮まで15Km行程を歩く。

果無峠までは民家の軒下を通り、一般道を横切り、薄暗い杉木立の中すれ違う人もなく3人でのんびり歩く。水は要所々に湧水が引かれており、補給の心配はない。果無峠分岐に着けば明るい日差しが入り遠くに集落が見える。

十津川村は今でも日本一広い村であり、北海道とも縁の深い村だ。北海道新十津川町は、1889年十津川村を襲った十津川(熊野川)大水害で被災し移住したひとたちが開拓した地だ。当時はこの路通って神戸にたどり着き、航路で北海道に渡ったらしい。ネット検索によれば約2500人が渡道したという。広い土地を求めてやってきたのだろうけれど、故郷を遠く離れるには想像する事の出来ないほどの葛藤があったに違いない。ここから見える急傾斜にへばりつくように点在している家屋はネパールに点在する集落に似ている。そんな思いを頭に描きながら下山開始すると、登りと違って、露岩交じりの落差大きい急傾斜の路で、慎重に降りる。山道の出口はバス停前で、ここから暫くは舗装された一般道を歩き1時間で又山道に入る。ここは中辺路とつながっており、ツアー客がガイドの説明を受けながらぞろぞろ歩いている。三軒茶屋跡から土場のやさしい路を本宮に向かって1時間歩き、16時熊野本宮大社に到着すると、大勢の参拝者が行き交っている。神の使い八咫ガラスはJFAのエンブレムです。神武天皇の故事から「蹴鞠→サッカー→ゴールへの道導き」となるらしい。バスで本日の宿川湯に向かった。

 

15日:8:40発バスで川湯から十津川温泉へ。

戻る途中は、車窓から雄大熊野川、道路沿いに温泉宿、キャンプ場の案内が多く目についた。

十津川温泉最後の目的は、この停留場そばの公衆温泉「庵の湯」に入るお楽しみだ。宿から割引券をもらっており300円で入浴。

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階段を下りて内風呂だが、熊野川に面して湯船の幅ほどの窓が天井まで広がっている。名残の紅葉で渓谷を彩っている様がその窓に映し出されている。しかも10時なので女湯は私達2人の貸し切り風呂。木の湯舟に洗い場、10人も入れば一杯になる広さが雰囲気を壊さない。7日間も良く歩いたもんだと足をさすりながら感慨に浸って、もっと入っていたいけれど、今日は敦賀まで戻って帰路に着く日、明るい内に到着せねば運転者が疲れます。十津川温泉を出て「谷瀬のつり橋」「めはりすし」「渋柿」と当地の名所、名物を頂きながら17時前に新港到着。出発まで夕飯と居眠りで過ごす。23:55出港

16日:苫小牧東20:30入港

出港後は寄港地がない直行便で苫小牧東に予定通りの時刻入港。移動日を入れて10日間の山行の終了です。初日の白山こそ上は曇天とみぞれに当たったが、その他は天候に恵まれ頂上からの眺望もあり、紅葉も楽しめ、何より怪我無くすべての山行をこなせたことが大収穫です。クーポンの利用効率まで考えてくれた会計の椎名さん、山行報告の柳川さんありがとうございました。私がナビを時折間違え、神経をすり減らさしてしまい迷惑かけた、運転の古田さん、計画立案までありがとうございました。

付け加えるならもう一度、洞川温泉十津川村に行き、内田康夫新十津川物語に思いを馳せたい。

最後にSIMの入ってないタブレットGoogleマップが問題なく使用できたことは、私には発見でした。事前にルートをダウンロードしていきオフラインでの使用でしたが、緊急にダウンロード無しにWi-Fiが無くてもルート探しが可能でした。 

 

ヒヤリハット

特になし