2023-5-21 砥石山(小林峠~源八沢)(826.7m)

【山名・コース】砥石山(小林峠~源八沢)

【期間】 2023年 5月21日    【天候】 雨

【形態】 (A)・ C ・ P ・ 他

【性別】 男性 5名 女性 2名

【メンバー】 CL多D、SL藤I、柳G、高M、椎N、佐T(俊)、大U

【山行形態】 (尾根) 縦走 沢登り 岩登り 登攀 山スキー 

【地点時間】〔記録者〕会員№373大U

       小林峠登山口7:09→T4分岐8:25→三角山9:27→頂上9:58

       下山開始10:07→林道分岐11:41→源八沢登山口12:35→

       五天山駐車場13:05

 

【短信・感想】会員№373大U                         

        肌寒く小雨が降りだした為、出発地点を五天山駐車場から急遽小林峠登山口へ変更し車で移動した。上下の合羽を装備し出発。

登山口看板に「前日源八沢登山口で熊の目撃情報」、熊対策:笛と声を出し

ての歩行をと注意。

 T4分岐までは少量のニリンソウやクルマバソウが咲く暗い尾根道を淡々と進む。

その後は真っ白なオオカメノキの出迎え。

三角山を過ぎるとガスが濃くなる。

シラネアオイニリンソウの群落、何故か二輪では無く三輪の群落も。中には四輪もあった。

三輪=フリンソウ、では四輪はとの質問にダブルフリンソウと笑いを誘われた。

 頂上は強めの雨が降っていたので証拠写真を撮り下山開始した。下り始めたら登山道の両脇に雪が残っていた。

サンカヨウが咲き始めていた。

所々に真っ白なシラネアオイ、ピンクの鮮やかなつつじの出迎えもあった。

熊におびえながら笛を吹きながら林道分岐に到着。

フキの群落にフキ採りを終え進むと右斜面にウドを発見しウド採り。その後もフキとウドを採りながら源八沢登山口に到着。

十分な獲物を収穫し元気よく五天山駐車場に戻りました。

 

2023-5-20 あたご山(東土場)(252m)

【山名・コース】あたご山(東土場)(252m)

【期間】 2023年5月 20日 (火)   【天候】 晴れ

【形態】 (A)・ C ・ P ・ 他

【性別】 男性 4名 女性 6名 会員外 1名

【メンバー】 CL藤T SL大U、星H、高M、柳G、泉D、藤I、佐T(俊)、塩I、金K、美T(会員外)

【山行形態】(尾根) 縦走 沢登り 岩登り 登攀 山スキー 

【地点時間】〔記録者〕会員№134金K 

6:50西岡水源地 9:00~10:45タケノコ取り 10:50あたご山

11:00下山 13:00西岡水源地  

【短信・感想】                      会員№134 金K 

今日はタケノコ取り山行、今年は雪解けも早く、雨も降り、暑い日が少し続いたので楽しみ。

途中で会ったそれらしい男性に声をかけると、今日はベストとの事、期待を胸に目的地へ行く。

途中何回かの分岐で道を確認、林道なので分かれ道が沢山あり、一本違っても大変です。

150峰で一度行った所なので、見覚えの有る景色に安ど、すぐにタケノコが目に入ってきて心が躍ります。

道路の淵だけで中には入りすぎないようにとの注意を受け、それぞれに竹藪の中へ入っていきました。

一時間もすると何人かは取るのをやめたそうですが1時間30分で集合の合図で集まると、大量の収穫に、皆ニコニコでした。折角の150峰なので山頂に行くことになりましたが、何人かはパス。

すぐ近くなので話し声も聞こえ10分もしないで戻ってきました。

今回はタケノコのほかに、外国では高級食材と言うキノコ(アミガサタケ)を見つけてきました。

こんなに多くを見たのは初めてでした。

帰りはズシリとした重さに少し反省しつつも、天候に恵まれ、収穫に恵まれ、ベストシーズンの山行は最高でした。

リーダーに感謝、有難うございました。

そして、皆さん、お疲れ様でした。

 

2023-5-16 無意根山(1464m)12〇〇mピーク

【山名・コース】無意根山(1464m)の1270mピーク

 

【期間】 2023年5月16日(火)  【天候】晴れ

【形態】 (A)・ C ・ P ・ 他

【性別】 男性6名 女性5名 計11名

【メンバー】 CL:竹K、SL:平N、金K、松U、古T、藤T、泉D、佐T(俊)、

椎N、高M、元会員(武D)

【山行形態】 (尾根) 縦走 沢登り 岩登り 登攀  

【地点時間】〔記録者〕 高M

  登山口7:00 千尺高地 9:30 山菜採り場 10:30 下山開始 12:00 登山口 14:30

【短信・感想】   高M

  予報に反して晴れ、気温も高い。林道ゲート前の駐車場まで入った。登山始めは雪解けでドロンコ状態の林道を歩き、残雪のある夏の登山道に入る。傾斜のある雪道からアイゼン等をつける。サブリーダーは進行方向を確認し要所要所にテープを着ける。

雪原の急斜面を登ると千尺高地に着いた。正面に大きく迫る無意根山、右側には羊蹄山の山頂部、振り返ると残雪の余市岳等の展望が開けた。

更に緩斜面を12〇〇mピークまで登り右に下ると目的地、我が会の秘密の場所で毎年会員の誰かが数回登ってきている。1時間の山菜採りタイムと昼食を取り下山開始し、テープを回収しながら下山した。

ヒヤリハット

特になし

 

千尺高地 残雪で白い余市岳等!

やっと登れた、ここまでくればもう安心!千尺高地にて 

雄大無意根山 あと少しで目的地だ! 

 

2023-5-14 八剣山(498m)・外山(578m)

【山名・コース】八剣山(498m)、外山(578m)

 

【期間】 2023年5月14日(日)  【天候】晴れ

【形態】 (A)・ C ・ P ・ 他

【性別】 男性4名 女性7名 計11名

【メンバー】 CL:金K、SL:多D、星H、柳G、佐T(俊)、宇N、城D、大U、

藤T、吉D、高M

【山行形態】 (尾根) 縦走 沢登り 岩登り 登攀  

【地点時間】〔記録者〕   高M

       中央口駐車場 8:20 八剣山 9:15-9:30 外山 10:30-10:50  西口登山

12:15 中央口駐車場 12:30

【短信・感想】 高M

 いつもの八剣山からちょっと足を延ばし外山(八剣山北峰)まで登った。天気は快晴、気温は高く暑い。夏山登山のようだ。

 中央口登山口からいきなりの急登を登ると3合目の標識、南口からの登山道と合流する。更に急斜面を登って行くと5合目、7合目、9合目の標識がある。山頂に1時間弱で着いた。山頂からは360度の展望が開けている。黒っぽい岩稜の定天の後ろに残雪で白く大きな余市岳、左側にも白い無意根山が目立った。

 穏やかな山頂で15分ほど休憩し、山頂直下から西口登山道の急斜面を下り分岐から少し荒れた登山道をアップダウンする。最後の急斜面を登ると外山に着いた。三角点のある狭い丘状の山頂は木々に囲まれ展望は良く無い。20分ほど休憩し下山開始する。途中で山菜のお土産を戴き西口登山口に到着し、白いさくらんぼうの花盛りの果樹園から駐車場に戻った。

 

ヒヤリハット

特になし

急登を登りいっぷく!狭い八剣山山頂にて

この山も急登だ!外山(八剣山北峰)山頂にて





 

2023-5-14 芦別岳(本谷ルート)(1726m)

【山名・コース】芦別岳 1,726m (本谷コース)

【期間】 2023年5月14日 【天候】 晴

【形態】 A・ (C)・ P ・ 他

【性別】 男性 2名 ,女性 1名

【メンバー】 CL二H(理), SL 二H(輝), 佐T(智)

【山行形態】 (尾根)  縦走 沢登り 岩登り 登攀 山スキー 

【地点時間】〔記録者〕会員№364 佐T(智)

4:55 山部自然公園駐車場→5:25旧道登山口→6:10ユーフレ小屋→11:45 山頂→12:45 雲峰山→

13:20 半面山→5:20 新道登山口 →15:25 山部自然公園駐車場 

【短信・感想】会員№364 佐T(智)

下山の事を考え新道登山口に近い場所に車を停める。

早朝は肌寒くアウターを着て旧道入口のある林道に向かって歩き出す。

鹿ゲートはあるが車で登山口ゲートまで入れるようで2台ほど車が停まっていた。

歩き始めると直ぐに暑くなりアウターをザックに仕舞う。

林道にはヒトリシズカがひっそりと咲いており、斜面側の肩には採ってくれと言わんばかりにアイヌネギが生えているが今日はロングトレイル、道草をしていたら明るいうちに帰れなくなるので見て見ぬふりで先を進む。

Co420m、危うくなったスノーブリッジをハラハラしながら渡り切る。

Co520m、右俣から流入する沢を丸太橋で渡ったところに滝を見つめる御不動様の石仏があった。

ということは、この滝は不動の滝か、、、。

  

石仏から急登の山道を登りユーフレ小屋の分岐に着く、ここから川へ下りユーフレ小屋まで河原歩きとなる。

しばらく河原を歩くと赤い屋根に石造りのユーフレ小屋が現れる。

薪を炊いた匂いがする。おそらく登山口に停めてあった車の先行者が小屋に泊まって炊いたのだろう。

小屋越しに稜線を仰ぎ見ると行ったことは無いがアルプスに来たような気分になる。

 

Co690mで飛び石伝いで渡渉し、しばらく進むとゴルジュが現れる。

ゴルジュの中の雪渓は、ポッカリ口が開いており危険なので高巻くことにする。

備え付けてあるフィックスロープを使いながら壁のような斜面を攀じ登る。

下りもフィックスロープが無ければ厳しい急斜面で慎重に下る。

 

無事高巻いて沢筋に下りる。ここでアイゼンを付ける。

雪の残った斜面をトラバースしながら進み、やっと本谷のスタートラインに着いた。

谷筋から仰ぎ見る山頂方向の眺めは非常に絵になる。

いくつか谷筋が入り組んできているが、Co790で「この岩が見えたら間違いなく本谷に進んでいる」という目印になるになる三角形の岩を二Hさんが教えてくれる。

この三角の岩を過ぎた辺りから斜度が急になる。

 

Co940mあたりで、熊の足跡を見つける。

熊も本谷登るのか、ずっと一緒の方向だと嫌だなぁと思ったら足跡は笹地の方に消えて行った。

谷間の向こに十勝岳連峰の白い山塊が浮かんだように見える。

Co1180mで、やっと先行者の姿を捉える。4人パーティーのようだ。

Co1250mを越えた辺りから斜度が急になる。ここから修行となる。

先行者のトレースをありがたく使わせてもらう。

雪は柔らかいので大きな滑落は無いが気が緩めばズルっと滑り落ちる。

谷壁からの雪崩は落ち切っているようで、時々落ちてくる小さい落石に注意を払いながら高度を上げて行く。

雪は残っているが気温は夏山に近く汗が滴る、ザックを下ろして休憩したいが斜面が急で危ない。

足を止め呼吸を整え又進むを繰り返しながらの我慢の登りが続く。

  

無理が祟ったのか足が攣り這松帯に逃げてザックを下ろして休憩を取る。

水分補給と漢方で少し落ち着く。

雪が消えたガレ場が出て来たのでアイゼンを外してガレ場を登るが、登り辛くまた足が攣る。

二Hさん達に待ってもらい再び休憩をして回復を取る。

ガレ場をやめてアイゼンを付け直し雪渓に戻る。

無理せずゆっくり登っていると少し痛みが治まって来たのでホッとする。

最後の岩登りを終えて山頂に着いたのが11:45だった。

ここでやっと先行者とご対面、メンバーの一人は二Hさん達とネパールで一緒だった人だった。

山頂からの眺望は霞も少なく良い眺めで、痛みに耐えて登った甲斐があった。

  

下山を始めると旭川北高校の学生がバックステップで下る登山訓練をしていた。

我々も夏道ある尾根筋に向かいピッケルを使って慎重に下る。

  

雲峰山に辿り着き、昼食を兼ねて大休憩を取る。

行動食をとりながらくつろいでいると、二H輝さんが這松の中からシャベルとデポ旗の入った袋を見つけた。

おそらく、ここでテン泊して忘れたか雪で隠れて見失ったのだろう。

再び下山を再開する。

  

オープンバーンの斜面を半面山までザックザック下る。

半面山に着くとソロの男性が座っていた。

ジルブレッタの愛好家のようでスキーを担いで登ってきたが靴底のラバーが剥がれたらしく靴を補修していたところだった。

我々は、その横でアイゼンを外す。

ここから尾根をひたすら下る。足の攣りも回復してズンズン下る。

いつもながら新道は長い、新道の登山ポストに忘れ物のシャベルとデポ旗を置いて駐車場に戻ったのが15:25、歩いてみたかった本谷に連れて来てもらった感謝を二Hさん達に伝えて、現地解散となった。

2023-5-3 フモンナイ岳(1337.5m)

【山名・コース】フモンナイ岳 1337.5m 

【期間】 2023年5月3日    【天候】晴 

【形態】 A・ (C) ・ P ・ 他

【性別】 男性1名 女性1名

【メンバー】 二H(輝) 二H(理)

【山行形態】 (尾根) (ツボ足)

【地点時間】〔記録者〕会員№288 二瓶

スタート8:30 CO360下山9:15 

再出発9:20 CO70911:15 CO97412:25 フモンナイ岳14:00 CO97415:00 林道16:50 ゲート17:15

【短信・感想】会員№288 二H(理)

白石4:30に出発し、中山経由で黒松内を通り、島牧道の駅に寄りR229お寺手前を林道へ。鹿の電気柵開け九助林道を進み、ゲート手前の広場に車を止める。

尾根は雪が無く、藪漕ぎでしてCO360位まで登るが、めげ降りて来る。

振り返ると尾根は500位で雪が付いていそう・・・、気を取り直して再出発。

600位から雪が付いてくる。900位で這松をかわしながらルートを探る。熊も同じく登りの新しい足跡が、笛を鳴らしながら登るが、980で下りの足跡があり安堵。

どこでスライドしたのだろう・・・。振り返ると日本海と遠くにうっすらと白い山並が、近くには大平山が見える。

這松の海を迂回し、谷から吹き上げてくる爆風に耐え、見上げるフモンナイ岳は遠い。東狩場への稜線を見ながら頂上に向かう。

東狩場の稜線は雪が付いている。

頂上からは21年に歩いた茂津多コースからのオコツナイ岳~狩場の稜線を眺める。

東狩場は来季のお楽しみとしましょう。

下りはサクッと下れると思ったが、雪がなくなると藪漕ぎ、ぶどうの蔓が煩わく、林道へと下り車へと戻りました。

今回はすべてツボ足でした。

帰りの林道、行にはなかった倒木が道を塞いでいます・・・。

枯れ木で何とか2人で道の脇にずらすことができましたが、一時はどうしようかと思いました。(家に帰って直ぐに鋸、車に積みました。)

この後、函館に向かい、立待岬から函館山をのんびりと歩いてきました。

沢山の人が歩いていて、さくら・すみれ・シラネアオイ等色々な花が咲いていました。

 

2023-4-27 浜益御殿(1039 m)・浜益岳)( 1257.8 m)

【山名・コース】浜益御殿(1039)浜益岳(1257.8m)

【期間】 2023年 4月27日    【天候】晴れ

【形態】 A 

【性別】 男性 5名 女性 4名

【メンバー】 CL竹K SL佐SK 藤T 平N 古T 佐T(J)椎N 柳G 泉D     

【山行形態】 尾根 (縦走) 、 山スキー 

【地点時間】〔記録者〕 泉D

   登山口発6:05 浜益御殿着8:50 浜益岳頂上着10:50 浜益御殿12:30 

                            登山口着14:45

【短信・感想】 泉田D

 林道を進み行くが430m辺りで積雪でストップ。ここに駐車し、いよいよ彼方の山へと

出発する。しばらくは緩い斜面を歩く。樹の幹に赤く丸い標識を所々で見かける。

浜益と増毛をつなぐ古えの道、増毛山道の標識だ。少しずつ高度をあげ振り返ると青い海日本海が見える。この辺の樹木はまだまだ冬の気配が残っており碓氷が張り付いている。

 

 


きれいなエビのしっぽ。この白い樹氷と青い海のコントラストが美しく絵のようだ。何度も振り返ってみてしまった。風に耐えて歩いていると、山容が一気に展開し雄大な景色が目の前に広がった。浜益御殿、浜益岳も視界に入り気分も盛り上がる。およそ3時間で浜益御殿頂上着。ハイマツを回り込んで、さあ次に目指すは遠くて近いあの頂き浜益岳。


しばらく歩いて、ここを登れば頂上という所まできて誰かが「群別岳だ」という声が聞こえた。顔をあげると左手になんと雄々しく鋭利な勇姿だった。あれが群別…としばらく見いってしまった。なるほどカッコイイ。あとひと登りと見上げた斜面を登り切り浜益岳頂上に立てた。周辺の景色も素晴らしく輝いてみえる。


 標識は雪の中で見えず。ゆっくりしたい所だが風が強く長居はできない。雪を被った美しい山々をカメラにおさめ下山開始。風の弱い所まできてゆっくり寛ぎのランチタイム。

 浜益御殿で遅れてスタートしていたFさんと合流でき一段と楽しい下山となった。

だんだんと風も弱まり気温もあがって朝より海の青さも鈍くなっている。

強風ではあったけれど青空で陽もさして、澄んだ空間をサクサクと歩き景色もたっぷり堪能した。充実した一日、楽しい山行でした。

ヒヤリハット】 特になし