2025-4-13 増毛天狗岳(973m)、岩尾天狗岳(944.3m)、天狗岳(938.5m)

【山  名】 増毛天狗岳(973m)、岩尾天狗岳(944.3m)、天狗岳(938.5m)

【期間】 2025年4月13日(日)  【天候】晴れ時々くもり

【形態】 A

【性別】 男性3名

【メンバー】 CL佐T(智)、SL佐TK、藤I(茂)

【山行形態】 尾根(スノーシュー&つぼ足)

【地点時間】

  8:00増毛山道岩尾支線入口(岩尾温泉上の駐車場)→11:15岩尾天狗岳

→11:45天狗岳→12:10増毛天狗岳→14:30駐車場

【短信・感想】380藤I

百松山岳会に入会する前の2021年夏、私は札幌近郊の天狗と名のつく山をいくつか登った(定山渓天狗岳銭函天狗岳、朝里天狗岳、小樽天狗山)。なんで登ろうと思ったのか今では定かではないが、小樽天狗山頂上の天狗資料館日本全国の天狗のお面を見て、痛く感銘を受けた記憶がある。今日の増毛天狗岳は、雄冬岳・暑寒別岳の奥に位置し、3つのピークに天狗の名を冠している。私は2021年当時のことを思い出し少しワクワクしていた。

8:00駐車場を出発し、すぐに増毛山道岩尾支線入口へ。この道は2010年に復元されたそうだが、橋は新しく道幅も広く、少しぬかるんではいるが快適な山道である。昔の人は重いニシン籠を担いで雪の山道を歩いたのかと、当時の苦労を思わずにはいられない。道端では、既にエゾエンゴサクスイセンが咲き始め、アイヌネギも芽を出していた。

30分程歩いたところで山道を逸れて藪の中へ。所々に雪が残っており歩きやすいと思ったのも束の間、徐々に傾斜はきつく、竹藪も残雪も深くなってきた。そんな中、SLはいつものようにツボ足でどんどん進んでいく。傾斜を登り切り尾根に出たところで、CLは登山靴とスノーシューに履き替えて長靴をデポ、私は長靴にスノーシューを装着。歩き始めて2時間程、最後の急登にとりつく。長靴スノーシューは足が靴の中で動くため安定せず、時々靴の踵がビンディングから外れてしまい、おまけに靴の隙間から雪が入ってくるし散々だった。それでも、なんとか急登を登りきると、強風ながら視界は良く、目の前には雄冬岳・暑寒別岳がドドーンと見える。

先ずは、日本海に面した岩尾天狗岳へ向かう。途中、先頭のSLが興奮して何か叫んでいる。なんと、濃いブルーの日本海の視線の先に白い山が浮かんでいるのが見える、「利尻富士だ!」。我々はラッキーなことに岩尾天狗岳山頂(944.3m)で、素晴らしい景色を堪能することができた(十勝三段山の面々は悪天候で山行中止と連絡が来ていた・・)。利尻富士の手前には、うっすらと天売島・焼尻島が、反対に目をやると浜益岳・群別岳・南暑寒別、遠くには大雪山も見えた。少し休憩をとり次の目的地、天狗岳(938.5m)へ雪原を進む。雪原にぴょこっと出た山頂には、カマボコ板並みのかわいらしい標識があるのみ。写真を数枚とり、ラスボス増毛天狗岳(973m)へ向かう。ここの頂上にもかわいいカマボコ板の標識があり、思い思いのポーズでパチリ。頂上直下は少し窪地になっており風よけにちょうど良く30分程休憩をとれた。(窪窪地の反対側は切り立った岩壁で、天狗の名にふさわしい装いであった)

12:40下山開始。ぬかるんだ雪面にズボズボ足を取られながらも早いペースで斜面を下っていくSL、私も長靴の中の雪が冷たく急ぎ足となる。最後は、ガクガクになった足を引きずりながらもアイヌネギをゲットしつつ無事に下山。企画頂いたSL、ツボ足で先導頂いたSL、ありがとうございました。

 

ヒヤリハット】なし

一般の方への開放は行っていない。でも立ち入り禁止ではない?

左に岩尾天狗岳、右に増毛天狗岳

雄冬岳

岩尾天狗岳山頂と、山頂の右奥の海上に浮かぶ利尻岳

天狗岳(938.5m)にて

増毛天狗岳(973m)にて