2019-03-10ヒクタ峰(札幌150峰)

【山名・コース】ヒクタ峰(150峰)
【期間】 2019年3月10日 【天候】晴れ
【形態】 A・ (C) ・ P ・ 他
【性別】 男性 7名 女性 7名
【メンバー】 CL古,SL吉,柳,美,椎,渡,千,金,布,高,藤,佐,佐(俊),佐(智)
【山行形態】 尾根  縦走 沢登り 岩登り 登攀 山スキー 
【地点時間】〔記録者〕   佐(智)
7:30登山口(滑沢林道)出発→9:45滑沢山→10:50ヒクタ峰山頂到着→11:20ヒクタ峰
下山開始→12:05滑沢山→13:15登山口(滑沢林道)到着
【短信・感想】 佐(智)

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 2月の小川峰に登った後の温泉で次回の150峰候補としてヒクタ峰に登りたい旨を話したところ定例会の際にリーダーから「10日にヒクタ登るよ」と声掛けられる。
これは行かねばと参加する。
ヒクタは以前春香小屋の帰りにスノーシューを履いたご夫婦を見かけ「こんなとこから登れる山があるんですか?」と尋ねたときに「ヒクタ峰に登るんですよ」というので知った山だった。
それから登りたいなと思っていたが機会に恵まれず未踏だったお山だ。
滑沢林道入口の駐車スペースに車を停め7:30登山を開始し、しばし林道を歩く。
林道を約1km進み分岐している作業道に入り500m程上り、ここから尾根に取り付く。
唯一山スキーで参加していたCBさんだが、リーダーの判断もあってスキーをデポしてワカンに履き替えることになる。
CBさんのデポも完了し登山を再開する。
尾根の木々越しに定天がちらちら顔を出し始める。
標高を上げて行くとその存在感は徐々に増してくる。

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木々が開けた見晴らしの良い定天のビューポイントと言える尾根に着く。
そこで定天をバックに記念撮影をする。

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ビューポイントから少し登ったところが972.9mピークの滑沢山だ。
滑沢山から少し下ると目指すヒクタ峰が尖がった岩塔を突き出して姿を現す。
ここからさらに250mの標高を上ることになる。

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まだまだ遠いなと思ったが晴天の中、見晴らしの良い尾根歩きは気持ちが良く、時が経つのを忘れさせてくれる。
それほど苦も無く上ってくると、雪庇越しにいよいよ目指す山頂が視界に入ってくる。
この位置からだと手稲山や迷い沢山が良く見える。
ピークに向かって最後の尾根を詰める。
10:50山頂到着、辿りついた山頂からは後ろに定山渓ダムと子分の小天狗を従えた定天がズドンっと聳え立つ。
そこから左に烏帽子岳とずっと陰に隠れていた神威岳もちょこんと顔を出す。
烏帽子の横には百松沢山の双耳峰、手前には四ツ峰などの山並みが広がる。
後ろの北側に目を向けると右に白井岳、左奥に真っ白い頭の余市岳を望むことが出来る。
西側の木に山頂標識がある。
峰風さんの標識だ。峰風さんの標識は素朴だが味があり実に山に合うので気に入っている。
今日の山行も14人と大所帯、腰を下ろすと動きたくなくなるので先に記念撮影を撮ろうとリーダーが三脚を用意し始めたときには、既に何人かは腰を下ろしてくつろぎ出していた。
リーダーの「いいから並べ!写真撮るぞ!!」の一渇で全員集合、キラキラの太陽と絶景に囲まれて自然にみんなの顔もニコニコになる。

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最近わがグループの一部で流行っているサンドリアのサンドイッチ、リーダーに頼んでお好みAパックを買ってきてもらった。
味も美味しく食べ応えがあってこれで250円は安い!しかも24時間営業とは朝の早い山屋にはうってつけだ。
山頂での憩いを楽しみ11:20下山を開始する。
上りは常に定天を意識しての眺めだったが下山は烏帽子を中心とした広々とした山並みを眺めならザクザク軽快に下る。
上りでは気付かなかった滑沢山の標識を写真に収める。
わざわざ掘り返したのだろう三等三角点「滑り澤」の石票も頭を出していたので写真に収める。
尻滑りのスペシャリストKKさんが急斜面を見つけてはビニールをくり抜いてパンツにした斬新な尻滑りスタイルで果敢に攻める。
あっという間にスキーをデポした地点まで下ってきた。
下山時は林道を経由せずにそのまま尾根を下る。
自分も急斜面を見つけて尻滑りで下る。
尾根伝いに下りるだけでかなりの時間短縮になった。
尾根を下って滑沢林道に合流したら登山口はもう目の前。
一番最後に下りたはずのスキーのCBさんは、もう登山口に着いてみんなをお出迎えしていた。
さすがスキーの下山は早い。
13:15登山口に到着、快晴の元を終始気持ちの良い尾根歩きで大満足の山行だった。
週末に企画して頂き、サンドウィッチの買い物まで快く引き受けて頂いたリーダーに感謝感謝である。

ヒヤリハット
特になし。