【山名・コース】恵庭岳北峰
【期間】 2019年 3月25 日 【天候】曇り
【形態】 A・ (C) ・ P ・ 他
【性別】 男性 2名 女性 2名
【メンバー】 CL吉 SL塩 多 泉
【山行形態】 尾根 (縦走) 沢登り 岩登り 登攀 山スキー
【地点時間】〔記録者〕泉
登山口発7:15 950m付近アイゼン装着9:10 行動停止11:45 登山口着14:00
【短信・感想】泉
今日はオコタンペ湖付近から恵庭岳北峰を登る。ピッケル、アイゼンの重装備でいささか緊張気味で初めてのコースを行く。調査及び訓練などを目的としている。
何度も進路を確認し辺りを見ながら歩く。つぼで行けると思っていたが、昨日、一昨日と雪が降ったので積雪がありカンジキを使う。進むにつれ少し青空もみえ、うまく行くと上までもという雰囲気にもなってきた。950m付近までくると急な斜面があり、ここでアイゼンを装着し少し先でピッケルも使う。固い所もありストックが刺さらない箇所も出てきた。私は6本爪アイゼンだったので、先をいくメンバーのつけてくれたしっかりとした踏跡をありがたく歩かせて貰った。1000mを超えると木々の様子が一変した。
霧氷が見られるようになった。一瞬陽がさして霧氷がとても美しい姿をみせた。
進むにつれ霧氷はさらに大きく太くなっていき寒さを強調するようで、まだまだここは冬の山なのだ。春まだ寄せ付けぬ山なのだと実感する。
頂上も目前なのだが、風も強く、雲の中に入ったような感じで先が見えない。11:30分1230m付近で行動停止とした。大きな岩の所をピークとし記念写真をとり、風の無い所まで下り昼食タイム。景色はほとんどない。オコタンペ湖も白くは見えるが晴天の日の美しい湖面をみたいと思う。下りは滑落時のピッケルの使い方、身体の向きなど実際に訓練を行い非常に有意義だった。今日はもともとピークを目指す登山ではなく、調査的要素を含み、北峰の状況を探るその主旨は十分に達せられ楽しい登山になった。
急斜面での停止もなく行動を共にでき良かったです。ありがとうございました。