【山名・コース】夕張岳(冷水コース)1667.8m
【期間】 2019年7月14日(日)~15日(月) 【天候】曇り
【形態】 (A)・ C ・ P ・ 他
【性別】 男性4名 女性2名
【メンバー】 CL 納 SL 高、椎、厚、水、武
【地点時間】〔記録者〕武
登山口発5:30→6:40冷水の沢→6:58分水点→7:38望岳台→8:26ガマ岩→8:39ひょうたん池→9:41吹き通し→9:51夕張岳山頂10:36→10:41吹き通し→11:58望岳台→12:36分岐点→12:54冷水の沢→13:34登山口入口
【短信・感想】 武
夕張岳山行は私にとって、1991年9月と1992年7月以来の3回目の山行で夕張岳の固
有種のユウバリコザクラを楽みにしていました。
CLは海の日の3連休の後半の14日(日)、15日(月)に山行計画をしていましたが、前
日の金曜日段階で、てんきとくらすではAランクからCランクに変化し、土曜日夕方まで山行中止になるか、決行か判断が待たされたが、土曜日にはランクがAに変化し決行する。
別グループで3連休に計画されたニペソツ山山行が中止になり、ニペソツ山に参加する予
定のAさんが急遽夕張岳山行に参加することになり、T車からN車に変更して
札幌を出発する。苫小牧からはMさんが単独で夕張岳駐車場で合流し夕張岳ヒュッテに
て前泊し15日(月)の山行に備える。
食事担当者は6月22日に大千軒岳山行で特製「ほうとう汁」を料理し全員から大好評
であった水無さんが担当だ。
今回は「うどん汁」を手料理して頂き、期待通り食事・宴会に大満足し午後9時前に
は寝床に入る。
4時に起床し、冷水コースの登山口を5時30分出発。天候は曇りではあるが、てんきとくらすではAなので心配する事はないと話しながら冷水の沢に向かう。
今日は、SLの高さん、椎さん、厚さん、水さん、武、とCLの納さんの順で行動をするが、SLと2番手の方が健脚の為、冷水の沢に着くまでに一汗、二汗、流しやっと前日のお酒が消えるのを感じた。
(頂上まで後5㎞地点で約1時間が経過した。)
馬ノ背コースの合流点を過ぎるとシラネアオイが群生している「石原平」に着く。しかし時期が遅いのか花は全て無くシラネアオイの葉のみであった。(残念!)
さらに進むと「望岳台」で小休止をする。手前の滝ノ沢岳の右手と遠くに崕山や、芦別岳が見え隠れする。「ひょうたん池」の途中でシラネアオイを数本見つけ一安心。
近くにシナノキンバイソウ、オニシモツケ、ハクサンチドリを見つける。
前岳の中腹をトラバースして進んで行くと前岳湿原となり木道歩きとなる。ガマ岩を過ぎるとロープ越しに「ユウバリコザクラ」が遠くに確認でき、写真と記憶に残す。吹き通しでは「ユウバリソウ」の葉だけがお出迎えしてくれた。(時期が遅かった)
近くにはユキバヒゴタイ、ハイオドキリ、シロウマアサツキ、ミヤマアズマギク、エゾノハクサンイチゲ、エゾタカネツメクサ、クモマユキノシタ、などを写真に撮り後日名前を知った花々が一面に咲いている。
エゾタカネツメクサ
吹き通しを過ぎるとハエマル帯となり金山コースとの分岐の表木が現れる。
驚くことにその表木には山親父の前爪の押印がなされている。さらに登っていくと祠がありCLが祝詞をあげ、安全登山を祈願した。そこからひと登りで夕張岳山頂に到着した。
9時51分に27年ぶりの山頂からは雲の中から芦別岳、崕山方面が見え隠れしてた。
下山時には山頂あたりは雲に隠れ雨が今にも降りそうな空模様であったが、それでも日帰り山行の登山者と数十名とすれ違う。
13時34分登山口入り口に無事雨にも当たらず帰ることができました。
計画を立てたCL及びSL他山行の参加者ありがとうございました。