キリマンジャロ(短信・感想)

【報告詳細は《2019-12-19~31 キリマンジャロ(5895㍍)&サファリパーク》をご覧ください  このページは短信・感想のみの記載です】

 

【短信・感想】  二(輝)

8月、キリマンジャロ登山に向けて高所に慣れるために、富士山登山に参加。歩くスピード、呼吸法を試しながら登り、7合目と頂上でそれぞれ1泊して下山。その後、羊蹄山暑寒別岳等登ったりして自分なりの訓練をしてキリマンジャロに備える。

12月20日 タンザニア到着 

翌日、登山1日目1800m(登山開始直前に雨)マラングゲートから登山が始まる。2700mのマンダラハットへ向けて、約5時間の予定だが、到着1時間前位から頭痛や吐き気に目眩等起こる。まだ、半分も来ていないのに不安だが、それでも翌朝には元気に。

2日目 (昼頃に雨)

ホロンボハット(3720m)へ7時間の予定

3日目 この日は高度順応でもう1泊。この高さは富士山と同じ位なので少し、余裕が出る。

4日目 4700mのキボハットへ。約6時間の行程

体験したことのない高さだ。これ位の高さになると夜は寒いし、食欲もなく、翌日の頂上アタックに備えて早く寝る。

5日目 11:30分起床。12:00アタック開始。登頂後ホロンボハット迄下山。16時間位の予定だ。

歩き始めて直ぐに頭痛、目眩、眠気が襲ってくる。見上げると、ヘッテンの明かりが列をなしている。稜線のギルマンズポイントには7時間位かかった。この日は、1番の天候に恵まれ、春山のようでした。

ここから頂上のウルフピーク迄、ポカポカ陽気の中、稜線を辿る。ピークに到着。

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ホロンボハットまでの下山を考えて、早々に下山開始。ホロンボハットで1泊し、無事に登山口のマラングゲートに着きました。

下山後、サファリパークを2日間堪能してきました。

リーダー始めメンバーの皆様には大変お世話になりました。

ありがとうございました。

 

【短信・感想】 二(理)

 今回のタンザニアは、6月末には早々に各自、ネットで、キリマンジャロまでのチケットを購入し、11月オンラインビザをこれまた各自で申請。このビザの申請の当たってはすべて英文なので、質問の理解から始めなくてはならない。記入する項目は結構ある。カード決済をし、完了した時にはホッとし、どっと疲れた。2人目は楽だった。首をなが~くして待っていたら、4日目にタンザニアよりダウンロードのお知らせがきた。

やればできるもんだと妙に嬉しかった!

入国の用紙にも事前に記入し、いざ出発。他のメンバーは千歳空港からキリマンジャロ空港まで預け荷物はOK。二瓶は羽田空港でいったん受け取り、再度キリマンジャロまで。沢山の人がタンザニアに降り立つ。入国審査の列。他の国の人達は時間がかかっていたけど、日本人だからなのか、あっけなく済んだ。ホテルにて今回利用するツーリストの松岡さん、ガイドとミーティング、装備品のチェック。

装備品チェックの時、ガイドは登山靴のソールを確認した(今回ソールは張り替えて行った。)今回、山ではどこかの時間で毎日雨が降った。ガイドの靴は滑っていたし、雪の上

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でもちょっと滑りそうな場面もあった。アタックの日は前日の工程も長かったし、2日前程から食欲はない。食べられるのは果物位。他のメンバーは、パンにはたっぷりとはちみつ、ジャムなど塗り美味しそうに食している。特に山でのドーノさんの食べっぷりは凄い。ガイドは水は最良の薬だと、せっせと進める。何か食べれという。無理くり、日本から持って行った羊羹を食べたら、しばらくして吐いた。ガイド達は大きな声で、キリマンジャロの歌を唄ってくれるのだが、暗くて、景色も見えないし、眠気の方が強い。それでも夜が明けてくると眠気は収まり、朝陽はとっても美しい!ギルマンズポイントに到着。  ここからは緩やかな雪の稜線をゆっくりとトラバースしながらステラポイント到着。火口の淵の広い尾根をゆっくりと歩き氷河が見えてきた。頂上も見えた。初めての山頂は嬉しい! 皆にもこの氷河の眺めを見せてあげたかった! 下りは早い。ギルマンズポイントからの下りはザレザレでとても長く踏ん張りがきかなく、ガイドが手を掴んでくれる場面もあった。キボハットで荷物を回収してホロンボハットまでの道程も下りなので楽なのだけれども長かった。途中、振り返って眺めた白いキリマンジャロ。見納めでした。

ホロンボハットでは夕飯も食べずに眠りに落ちた。翌日は、気分爽快。

 登山道の脇には異国の花たち、景色が広がっていました。とりわけ、ジャイアントセネシオ・ジャイアントロベリア・プロティア・初めて見る白黒コロブス・ハイラックスたちに異国の地を感じ、ホロンボハットでの夜空に浮かぶ煌めく星、モシの街の明かり、魅入ってしまいました。

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 下山後の楽しみはゲームドライブと食事。タランギレ国立公園、ンゴロンゴロ保全地域のクレーターには目の前に沢山の動物たち、鳥たちが普通にいてアフリカの大地を目を輝かせて感じてきました。

 

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チーフガイド・グッドラックは英語で、翌日の予定、注意事項など説明してくれます。毎回、最後には「分かりましたか!」とかならず日本語で少し威圧的に言う。断片的にしかわからない・・・・

今回は、千葉さんが通訳を引き受けてくれとても感謝でした。皆で「食事プレゼントしないとね」と言いながら、実現してないのですが・・!

 初めて訪れる大地はとっても魅力的です!

 機会がありましたら、是非、氷河が残っているうちに行ってきてください。