【山名・コース】 白水岳(1136m)
【期間】 2020年 9月 22 日 【天候】晴れ 天気雨
【形態】(A)・ C ・ P ・ 他
【性別】 男性1名 女性2名
【メンバー】
CL二(理),佐T,椎
【山行形態】 (尾根) 縦走 沢登り 岩登り 登攀 山スキー
【地点時間】〔記録者〕会員№272 椎
登山口 5:40 白泉の滝 6:30 阿吽の滝7:00 白泉岳8:25
南白水岳 9:20 中白水岳 9:40 白水岳山頂 10:20
山頂発 10:40 白泉岳 12:15 下山 14:05
【短信・感想】会員№272 椎
「白水岳に登り隊」 の皆さんの努力で、笹薮で廃道に近かった白水岳までのルート
の笹狩りが行われ、今春から登ることが出来るようになったと知り、リーダーにお願い
して4連休の大千軒、駒ケ岳、砂原岳、剣が峰の山行計画に組み込んで貰った。
リーダも登りたいと思っていた山で快く引き受けて頂いた。
駐車場から100m位歩いたところに露天風呂があったが、帰りに偵察する事にして
登山口に向かう。白水岳(1136)中白水岳(1124)南白水岳(1123)白泉
岳(1043)は、一つの稜線となっていて道南アルプスと呼んでいるらしい。
白泉岳までは今までも登山する人がいたので比較的歩きやすかったが、阿吽の滝は石
が滑り易くロープを使い慎重に通過する。少し登ると急峻で滑りやすい登山道があり
ロープを使い一人ずつ登る。
白泉岳まで急登の連続で汗だくになり、笹を刈った跡が竹槍の様に刺さるので、竹を踏みつける様にして登る。トラバース箇所は笹の根に乗ると滑るので注意が必要であった。
熊鈴やホイッスルを使い笹のトンネルをくぐったりして苦労しながら白泉岳に到着する。ここまで来たら半分以上来ている、とリーダーから 聞くが、ここから白水岳までの稜線が遥か遠くに見えて、まだまだこれから先もある事を実感し、ため息が出た。
白水岳までの稜線からは太平洋と日本海を同時に見る事が出来た。
ゆっくりペースで休み休み登ったが南白水岳、中白水岳を経由して70m下り、80mの登り返しは本当に辛かった。
白水岳山頂は、笹刈りがされ広く、遊楽部岳などの眺望を堪能し、これから白泉岳まで登り返す登山道が見え、頑張らなくてはと気を引き締めて下山開始する下山は滑る笹のトラバース、足に来る稜線のアップダウンで体力勝負となる。
天敵のブヨに刺され右目が腫れてくるが、薬を使用せずに休憩まで我慢していたら可成り腫れてしまった。
白泉岳下山時頃から雨が降り出したが、お天気雨らしかったので雨具は使用しなかったが、下山時には衣服は乾いていた。登りごたえのある、ワイルドな白水岳に登ることが出来て、大満足の山行でした。リーダーにはゆっくり歩いてもらい、佐Tさんには水を持ってもらい何とか登ることが出来た。
本当に有難うございました。