2020-09-29 椿山(札幌150峰)

【山名・コース】札幌150峰 椿山

【期間】 2020年 9月 29日    【天候】快晴

【形態】 (A)・ C ・ P ・ 他

【性別】 男性 9名 女性 4名

【メンバー】

 CL古、SL多、佐(俊)、吉、藤、椎、高、渡、金、竹、松

柳、佐k、

【山行形態】 (尾根) 縦走 沢登り 岩登り 登攀 山スキー スノーシュー

【地点時間】〔記録者〕      吉

 7:00簾舞除雪センター集合→7:30登山口出発→8:10北椿山山頂→8:30林道最終到着地点→(藪こぎ)→10:00椿山山頂→10:20林道最終到着地点(食事)→10:40下山開始→12:35登山口到着

【短信・感想】         吉

 今回の椿山山行は、ひとつ大きな特徴がある。登山口出発時の標高は835㍍、椿山山頂の標高は727㍍なのである。つまり108㍍下る山行である。最後の最後は山頂を目指して登るわけであるが、山行全体を眺めると登山ではなく、108㍍の下山である。変な登山だ。こんな登山は今までしたことがない。

 登山口にあるゲートを越え、歩き始めると何とも立派な林道がある。そしてその林道は心なしか緩~く下っている。横に3人が並んでもいくらでも歩ける幅があるので、団子状態になって皆、ワイワイとおしゃべりをしながら林道を下っていった。

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林道が枝分かれしているので、間違えないように注意はしないといけないが、危険な箇所はあまりない。40分歩くと、北椿山に到着したが、単なる林道の分岐点で山らしきものはなかった。

その後も立派な林道歩きが続く。ボリボリないか、何かキノコがないか、キョロキョロと探すが何もない。緩やかな下りの林道をドンドンと歩いて行く。天気は雲一つ無い快晴で、風もなく最高の登山日和である。距離は片道7㌔㍍とそれなりにある。2時間丁度歩いて、椿山山頂に最も近づく林道最終到着地点についた。ここまで下って、やっと最後にチョットだけ登ることができるのである。しかしそこには山頂に向かう踏み跡らしきものも、ピンクテープもない。山と言っても20~30㍍登るだけなので、眺めただけでは、てっぺんがどこにあるのか、GPSに頼らないと全くわからない。藪こぎをして登るのだが、笹は細く、あまり苦痛ではない。あまり登山されている山ではないのだろう。山頂と思われる地点にも前登山者の残したピンクテープもなく、三角点も見つける事はできなかったが、山頂と思われる場所にピンクテープを取り付け、記念撮影をして下山することにした。

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 ただ一つだけ、良いことがあった。藪こぎ途中に、マイタケの株を見つけることができた。

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 食事後の帰りの林道は全て登りなのであるが、体力をもてあまし気味にしている人ばかりなので、帰りのタイムは何と行きのタイムより速かった。

 

ヒヤリハット

 下山後の温泉で、Tさんが湯船から上がって、横に腰掛けているとき、意識を失い床に倒れてしまった。意識の無い時間はほんの僅かであり、倒れた時に眉の上を少し切ったが、大事には至らなかった。

 急激な温度変化に伴う体調の急変は、高齢になるにともない誰にでも起る事だと思う。湯あたり、のぼせとか言われている事だと思うが、十分に注意をする必要がある事項であると考える。もし湯船の中だったら溺死につながる。熱いお風呂は注意しましょう!