2021-3-13.14 シャクナゲ岳(1074㍍)イワオヌプリ(1116㍍)

【山名・コース】ニセコ系 シャクナゲ(1074m)イワオヌプリ(1116m)

【期間】 2021年 3月 13日(土) 14日(日)    【天候】両日晴れ

【形態】 (A)・ C ・ P ・ 他

【性別】 男性 2名 女性 3名

【メンバー】 ⅭⅬ納、SⅬ島、厚、吉D、星

【山行形態】 (尾根) 縦走 沢登り 岩登り 登攀( 山スキー、スノーシュ) 

【地点時間】〔記録者〕    星

 1日目 10:00チセ駐車場-12:15ヴーナスの丘(昼食)13:00シャクナゲ山頂-14:30登山口

2日目 8:30パノラマラインー10:00イワオヌプリ(東峰)-10:15同本峰―12:00登山口

【短信・感想】    星

 朝から青い空を頂いて出発。久し振りの連チャン山行に体力の不安もありましたが、行きたい気持ちが勝りました。春山の美しさと高く積み上げられた雪の回廊を楽しみ車場へ沢山の雪山フアンで一杯でした。スキー、スノーシュでまずはチセの分岐を目指しました。

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雪の状態はスキーのトレイスの跡で少し埋まるぐらいで、順調に進んでビィナスの丘で昼食とスキー組はアイゼンなどの確認です。

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その時一人のスキーヤーが降りてくるのが見えてほとんど斜滑降スタイルだったので、厳しい雪質と感じましたが、スキー組は意に介さずジグをきりながら力ずよく急斜面を進んで行きました。もう少しのところでリーダーのスキーがはずれたのか動きが止まり、どうした!あんな場所で!不安がよぎりました時、スキーを担いで直登アッというまに山頂に隠れました。女子組は以前に楽しんでいるし無理をしない方針でビーナスの丘を散策、山頂からは日本海の濃紺色の奥に真っ白な増毛の山群が現れて感嘆の声が上がりました。勿論360度のロケーション、スカッ晴れ。

 いよいよ滑降です。安全第一よ!と願って見つめていましたが難なく颯爽とシュプールを描いて滑り切りチセの分岐近くで合流し健闘を称えあいました。下山路は気温が上がっていて腐れ雪でしたが事故なく終わりました。

 

 2日目 気象情報によると安定度がなく、全員スノーシュにてイワオヌプリ1座に決めパノラマライン最終地点から雪原をつめ、イワオヌプリの外輪の稜線まで直登と決め

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登り始めたものの段々と風が強くなり、雪面も雪だまりとツルツル面が交互にきて傾斜も強くなり緊張はピークですが、登り切るしかないわけで恐怖で足が速くなりました。とても長く感じました。その先を見上げると竜巻状の雪煙が何本も渦巻いていて、強風を覚悟し肩先で風をきり背を低くして抵抗を抑えて東峰から本峰に着いた時は、とうとう立っていられず五体投地でしのぎ記念写真にも収まれずに、這うようにして下山路に立つことが出来ました。そんな

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中二人のボーダーが現れて、ハイタッチでお互いの健闘と安全下山を約束し夏道を歩きだしましたが、なかなか優しい取り付きが見つからず、ここで島ちゃんが、ファーストペンギンになってくれて尻滑りのロングトレースを作ってくれ、コースの短縮と安全をキープする事が出来ました。ホッと一安心で先程まで寡黙の人が一気に、食べる、飲む、しゃべるで、何時もの賑やかな愉しいパーティーに戻っていました。

 

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帰路、甘露の湯で汗を流し、和美さんと私は感謝の気持ち一杯で帰札しました。

昨晩のリーダー食担のお心づくしの具だくさん絶品スープカレー!、アンコールです。

帰札報告の際、スマポから流れてきた‘島ちゃんライブ’のギターの音色と甘―い歌声も

疲れた心に優しかったです。これも勿論アンコールでした。ご両名さま次回も宜しくネ

 

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