2021-9-5 ペケレベツ岳(1532m)

【山名・コース】ペケレベツ岳(1532m)

【期間】 2021年 9月 5日 (日) 【天候】晴れ

【形態】 (A)・ C ・ P ・ 他

【性別】 男性2名 女性5名

       CL星  SL 納 佐々 吉D 厚 宇 佐(俊)      

【山行形態】 (尾根) 縦走 沢登り 岩登り 登攀 山スキー 

【地点時間】 〔記録者〕 会員№315 佐(俊)

      

6:30国民宿舎 新嵐山荘(3名)剣小屋(4名)

7:35登山口→9:00ボリボリ(キノコ採り)終了

9:30母の胎内→10:35(1343m地点)

12:00~12:30頂上→ 13:50(1343m地点)

14:38母の胎内→ 15:35 登山口

                     会員№315 佐(俊)

 

昨日の剣山登山後帰り組3名、国民宿舎新嵐山荘泊3名、(レストラン食事)

剣小屋泊4名 (本日の収穫のきのこ鍋と・・・)近くに日帰り風呂なし。

広いスペースと大きな薪ストーブがあり、「ござ」は新しい(清水山岳会)

他に何組か泊まりがいたようです。 

日高の山を知り尽くした星原さんがペケレベツ岳を計画してくださいました。

274号線の日勝峠展望台、除雪ステーション、その並びに六合目ペケレベツ岳登

山口駐車場、(広い駐車スペース)があります。

登山口から少し進むとこの時期は笹が被り最初のみ刈ってありました。間もなく笹

が背丈まで伸び先頭のSL納さんはクモの糸と登山道探し。足元は石や木

の根が笹で隠れ慎重に歩く。離れると前の人の頭も見えず藪漕ぎが続く。

登山口から間もなく笹もない場所には重なるようにボリボリ畑。歓声をあげながら

夢中になってビニール袋に収める。やっと程よい重さになった時は9:00

「終了」「また帰りに取ろう」

再び笹藪へ、笹の露が上着とズボンを濡らした。

500mおきに標識が設置されている。やっと1343m地点のコブに着いた。これから目指すペケレベツ岳が見えた。収穫に時間を費やし笹で思うように歩けず予定をオーバー。

CLがここでやめますか?

ここで終了? ここまで来たのだ。「行くよ!」 SLの掛け声で頂上を目指す。

ここから一旦下り左手に十勝平野が見え始め展望が良くなる。だが頂上直下までは笹被りとハイマツ、登山道の木をまたぎ、笹で足が滑らないように気を付ける。

   頂上500m手前で小休止、採ったボリボリを木につるし最後の急騰に備える。

頂上は広く昨日登った剣山や日高の山並みがきれいにみえ眺望は素晴らしい。三角点があり立派な洒落た標識を囲み記念写真。

 

下山時は笹露もなく服も乾き、藪漕ぎにも慣れ登山道は見えない箇所でも踏み固められ迷う事はなかった。

大きな太いダテカンバの木は曲がりくねり素敵な芸術、日高の山の厳しい自然を感じました。

またひとつ貴重な楽しい経験をしました

   登り 約4時間30分  下り約3時間  

   15時30分登山口着でした。(予定時間12時30分)

星さんペケレベツ岳ご提供ありがとうございました。

  

   ※ 資料の一部抜粋 (十勝山岳連盟)

   30年度ペケレベツ岳ボランティア活動による登山道草刈、十勝山岳連盟

   平成28年8月台風 2年間使われず。

平成30年7月 28名 (札幌から2名)

登山口より頂上まで3400m程度笹刈

機械15台と28リットル燃料 笹刈用刃14枚

登山入口30mから1.5mを超える笹→200m程地点草丈30cm→900m地点1.5m

超える笹→1200m地点からは登山道不明瞭となるほど笹が密集→1240m付近

から笹は2mを超え急斜面が続き、1343m稜線から登山道は水平に進み

ハイマツの根、道は崖の縁に逃げネマガリタケが下を向き足元が滑る。

 

※今年も笹刈環境には至らなかったのではと推測します。

本当に登山道整備には感謝します。

 

ヒヤリハット

木の根の滑り転倒注意