2021-6-5 積丹岳(1255.3㍍)

【山名・コース】 積丹岳(1255.3m)

【期間】 2021年月6日5(土)   【天候】快晴 

【形態】(A)・ C ・ P ・ 他

【性別】 男性2 名   女性 5 名

【メンバー】 Ⅼ納.SL佐K. 厚.吉D. 星. 津. 宇

【山行形態】 (尾根) 縦走 沢登り 岩登り 登攀 山スキー 

【地点時間】〔記録者〕吉D

 8:30積丹岳休憩所発--9:27五合目着--10:30七合目---11:05ピリカ台---11:10八合目

 12:00頂上着-12:40下山開始---14:33五合目---15:35登山口着

 

【短信・感想】 吉D

 昨日の大荒れの天気から一転、今日は素晴らしい天気となった。

 順調に美国に入り港を過ぎて間もなく積丹岳標識があり左折。そこから登山口迄は5.2km 割と近いが狭くてかなりの悪路であった。3合目のすぐ下にある積丹岳休憩所迄行く予定なのだが・・既に満車状態。溢れて下の方の道路わきにも車が止まっていた。

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 しかし何とか狭い隙間を見つけて止めさせてもらった。ほとんどはタケノコとりに来た車で3~40台はあったかもしれない。トイレを借り出発。竹林と樹林帯の傾斜のゆるい。道を進む。あちこちで大きなサイレンの様な音の拡声器が木にぶら下がっていた。

 3、4合目当たりが今日の採取場所のようだった。登山道は所々に雪解水が流れているがさほど気にならず気持ち良く歩くことが出来た。しかし時折強風がゴーゴーと音を立て吹き荒れ笹が大きく揺れていた。

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 五合目過ぎてからは残雪があり登山道が隠れている所では地図で位置確認をする場面が何度か有ったが大きく道を外すことも無く971mのピリカ台で稜線上に出た。この辺りは雪も無くなり、少し見晴らしも良くなってきた。しかしその後も低木と笹に覆われ展望は見られなかったが足元に咲くサンカヨウ・ツバメオモトがかわいらしかった。

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頂上直下1200m付近の雪渓が残る急坂では、強風で体がふらついたが何とかしのぎ初めての積丹岳に立つことができた。しかし、さらなる強風でカメラを持つ手が揺れ、帽子も飛ばされそうになり立っているのがやっとの状態だった。

 積丹岬や残雪の美しい余別岳方面の景色をゆっくりと楽しむ余裕もなく記念撮影をしてもらい五分ほどで降りる事にした。頂上でゆっくり景色を楽しめず残念に思うが仕方ない状況だった。少し降りて昼食を済ませ、いざ我らも山菜取りに下山を急いだ。

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 五合目に降りてきたのは二時半過ぎで多くの時間は取れなかったが、我らも竹やぶに入り少々太めの若竹ゲットする事が出来た。登山口には降りてみるとあんなにあった車が3.4台残るだけであった。春の樹木の良い香りの中を歩き、山菜も手に入れることが出来て今日は幸せ気分に浸ることができた。リーダーに感謝申し上げます。

                                  以上