2022年 11-14~11-22 九州北部冒険隊

2022年・九州北部冒険隊記録   〈11/14~11/22〉

参加者6名/吉D・金K・星H・柳G・多D・佐T(外)

(9日間の走行距離)

*1日目 137 .9km---2日目104.4km---3日目244.2km---4日目83.8km---5日目157.6km

  6日目72.1km---7日目97.8km---8日目194.9km---9日目194.9km

合計/1168.9km

 

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【1日目 11/14】No.177 吉D

福岡空港---唐津---虹ノ松原---唐津城---曳山展示場—佐世保ハウステンボス

 昨年に始まったノマドT氏運転の2回目の冒険旅行。ほぼ我々の希望を入れてもらい、レンタカーを借り出発した。高速から福岡市内のドームやビル群を横目で見つつ1時間強で唐津城に到着。海近くの高台にあり、見晴らしが誠に良い城であった。

唐津駅前の曳山展示場に移り14台の素晴らしい曳山を観る。2~4トンもある曳山は完成までに3年前後の歳月を要したとのこと。多種多様な姿は誠に美しい芸術作品だった。

 


毎年11月2,3.4に行われる唐津くんち。この祭りは平成28年ユネスコ無形文化遺産に登録されており、ビデオを見させてもらったが実際に祭りを体感したいと強く思った。

 

 

丁度いい感じで暗くなりハウステンボスフリーゾーンでホテル付近を散策して歩く。ライトアップされた建物や木々がとても美しく、新婚旅先にはピッタリ場所だった。

 

ホテル1泊料金は3~4万円かかるが今は旅行割で安く泊まれるそうだ。今日の宿泊地・パレスホテル佐世保で3000円のクーポン券を頂き、近くの食堂へ出かけた。明日からどんな旅が待っているのかワクワク感に浸る1日目終了。

 

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〔記録者〕金K 

【短信・感想】金K

11/15(火)曇りのち晴れ

旅行2日目、佐世保の宿を出て、長崎へ。朝少し雨が落ちたがすぐに晴れる。

1番目は稲佐山、ここからは長崎の街が一望できる。夜景は、香港、モナコと共に新世界三大夜景との事でしたが、流れとして先に見ることになりました。

② 平和公園――――大きな銅像と両側に囲いの中に千羽鶴が飾られていました。

③ グラーバー邸――広大な敷地に多くの施設があり、対岸には稲佐山や三菱工業の造船所が見えました。

④ 眼鏡橋――――重厚な作りで、趣があり、多くの修学旅行生に交じり見学をしました。

⑤ 崇福寺――――1629年に渡来した唐僧超然により創建、中国様式の寺院としては日本最古の寺、1680年の不作により多くの餓死者が出た時に救済のために施粥を炊いたと言う大釜が置かれていました。

⑥ 興福寺――――国指定重要文化財、国内最初の黄檗禅宗唐寺で、中国、明の商人が長崎と行き来を始めた1620年頃に航海安全を祈願して造られた。

⑦ 出島―――――1636(官営13)年長崎の岬先端に徳川幕府の命により、長崎の25人の有力な町人が出資して築造、町の中で暮らしていたポルトガル人を収容した所。その翌年に島原、天草の一揆で、ポルトガル船の来航は禁じられたが、その後、平戸で貿易をしていたオランダの商船が、出島に移され、以降幕末まで続き、日本とヨーロッパか間の唯一の貿易地となる。

⑧ 唐八景公園――夜景を見たいので、夕日の沈むのに合わせ、展望台へ、途中、町に近い所が有るとの情報を頂き、近くの山へ移動、そこは最高でした。

⑨ 中華街――――宿が近かったので行きましたが、夜は多くの店が閉まっていて、やっと見つけた店で夕食となりました。

これ以外も、予定表に無い所を見た様でしたが、盛沢山で思い出したものだけを書きました。

 

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11月16日(水) 晴れ 3日目 記録 星H

今日は雲仙、天草国立公園を周遊する予定です。朝早いうちに雲仙温泉に到着し遊歩道

を散策、登別の地獄谷を思わせる風景で、硫黄の香りが流れていて温泉に浸かりたい気持になった時に足湯を偶然に見つけて、束の間でしたが湯につかりました。


10時30分発の口之津港から島鉄フェリー天草下島鬼池港に移動です。30分の船旅でしたが晴れ渡った空と凪の海は快適でした。上陸するや目の前のお土産屋さんに飛び込み、大好きな買い物をして一路島めぐりです。

海岸線を南下しましたら、妙見浦という場所に着きそこからの岩の眺めが十三仏に見えることからか、十三仏公園となっていて与謝野晶子さんの歌碑が刻まれていました。私達もかわらに降りてしばし休息。この先にヤブツバキの自生群落の西平椿公園を訪ねて、びっくりの木に出会いました。アコウの木というもので沢山の細い根が長く岩を包み込んで成長していました。南国ならではの風景でした。

この地方では、潜伏キリシタン関連遺産として2018年に世界文化遺産に登録された教会など

がいくつもあり、それぞれに美しい建物として残されていました。天草上島に入ってからは高舞登山展望台に登り、天草松島となずけられた島々をつなぐ五橋が一望のもとに展開していまして、西陽に海が輝きを強めていて、今夕の夕日はいかばかりかと思いを強くいたしました。その他にも沢山に見学コースがありましたが、今夜は自炊泊と言うことで、お買い物をして三角の宿に安着となりました。

 

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11月17日(木)三角町→宇城市→「天満宮」→熊本市「寂心さんの樟」「水前寺成趣園」「熊本県伝統工芸館」 「熊本城」 

記録者 多D


今日は私のお城好きで熊本城に行きます。その前に三角町の国指定重要文化財三角旧港

三角西港」により宇城市不知火町御領にある天満宮大楠拝見この神社は中小路の民家あり大きいので分かりました。高さは28m幹回り6,2m推定樹齢330年以上経っているとのことです。又熊本市北区北迫町のクスノキの巨木「寂心さんの樟」、ここは公園で見事に大きいクスノ木です。根元には寂心さんの墓石がありそれを巻き込むような形で成長しています。推定樹齢は800年と言われていて「新日本名木100選」に選ばれています。

私達が着いたとき市の方々がクスノ木の枝が伸びて切る準備をしていました。


次に水前寺成趣園ここは日本庭園で素晴らしいです。入園してすぐ出水神社がありまずはお参り成趣園を散策この庭園は肥後細川家5代綱利公によって大規模作事が行われ寛文11年(1671)に完成とあります。古今伝授の間で抹茶とお菓子を頂きました。


成趣園を後にして熊本県伝統工芸館では渡辺ヒデカズ作陶展でコーヒカップと湯吞を買ってしまいました。ここから歩いて熊本城へお城の入口前に加藤清正銅像あります。

熊本城平成28年地震で石垣がき崩れかなり修復されていましたが完全にはまだかかるようです。入園料800円を払い天守閣へここで写真を撮って内部に1階は加藤清正の時代2階は細川家の時代6階が最上階で熊本市が一望できました。

熊本城が完全に復興しましたら又来たいと思いますが私の年齢?です。

 

 

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〔記録者〕記録 柳G

     2022,11,18

   ホテル発7:30→8:55白川水源9:38→9:58高森殿の大杉→黒川樹木モニュメント

→11:00中岳11:37→12:30大観望13:30→14:10大吊り橋15:10→15:30ホテル

                                       全行程158km

 

  総じて早朝から夕暮れまで動き回り平均年齢70数歳のご一行様らしからぬアグレッシブな観光だった。夜の外食では旅行支援クーポンを存分に活用した飲食で正に山で鍛えた?体力勝負の観光でコストパーフォーマンス抜群旅行だった。個別の感想は下記

2022年11月18日

・白川水源:阿蘇山からの伏流水が湧き出て紅葉と相まって正に絵葉書に出て来る光景

を堪能。喉と眼を潤して頂いた。

・高森の大杉:樹齢400年の古木、今回は杉、楠、イチョウと古木に多く巡り会えた

 

・黒川樹木モニュメント:1~3mの小木を動物他に見立てて刈込みモニュメント造作

現在82歳のお爺さんが40年以上かけて作った由でTVにも何度か紹介されたらしい。動物・怪獣の他に長崎平和の像、帽子をかぶりバットを握るイチロー他ゆうに100以上あり圧巻された。

 

・中岳:阿蘇山頂付近はガスが掛かり雄大な景色は堪能出来なかったが、すそ野の広さは十分実感でき自然の雄大さに感動。シェルターも多い中、観光地で人が賑わっていた。

・大観望:ガスも概ね晴れ雄大阿蘇を外輪山から堪能。

・大吊り橋:人が渡る為に作られた全長390m、高さ173m日本一の吊り橋、当日は晴天

だったが、雨の日は傘禁止でカッパを着て渡るらしい。ここも観光客が多くマスク着用以外はコロナの気配は感じられなかった。

 

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【短信・感想】   金K

11/19(土)曇りのち晴れ、

 九重の老舗旅館新清館(明治35年創業) 7:30に出発、今日は雨が降るとの事で

メイーンの九重夢の吊橋は昨日に終わらせたので「大分うみたまご水族館」へ行く。道々秋桜山茶花の木が沢山あり、又柿やミカンも有り退屈しない。水族館は孫達も大きくなり、随分とご無沙汰している。イルカやとどのショーを見、トドやエイに触ってみた、子供たちに混じり、初体験でした・水槽の中の魚を見て、美味しそうの声も聞かれました。次は高崎山のサル園、すぐそばにあり、開園70周年の記念日で入場、無料。食事の時間で多くのサルに出会いました。今は、991頭のサルがいるそうですが、山に居てなかなか降りてこず、時には、飼育員さんだけの時もあるそうです。

その後、別府へ。昼食に地獄蒸しを食べる事でにしていましたが、土曜日で満員、食べ終わったのは15時を過ぎていました。お風呂にも入りたいので、近くの鎌倉時代一遍上人によって開かれた、共同浴場「渋の湯」100円、に入りました。

最後に地獄めぐり、八つ有る地獄めぐりも、一つ、海地獄だけを見てきました。

夕食に出るも、何処も満員、何とか見つけた焼き肉屋でしたが、とても美味しい店で満足でした。

 

 

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 11月20日(日)晴れ (7日目) 記録 星H

 朝から童心にかえってワクワク感を持って、アフリカンサファリを探訪する予定で

す。開園は9時30分ということで、早めに到着したつもりが沢山の車とお子さん達

で溢れていました。観覧はマイカーでも良いという事で、多田さんにお願いして開門

をまち、音声ガイドもゲットしてスタートをしました。

 広―い丘陵地帯に頑丈な柵があり、草食、肉食動物たちがそれぞれのエリアで群れを

なして、自然体でくつろいでいました。エリアごとにレンジャーの車があり安全が確保

されていました。中で最も気に入ったのがベンガルトラとおぼしき1頭で、白い体に黒

の線が入り、初めてみる姿に感動してしまいました。

また、チーターのエリアでは、しまうまが同じセクションに置かれていたのには驚きでした。1時間ほどで終了して園の一角にあるふれあいの森で、カンガールや各種の小動物と戯れて退園しました。

宇佐市には日本の滝100選に選ばれている「東椎屋の滝」がありそちらに移動しました。渓流沿いに歩いていく先に85Mの断崖から垂直に落下する様子は圧巻そのもので、その様が日光華厳の滝ににていることから、九州華厳といわれるそうで、周りの紅葉と相まって美しさは格別のものでした。これより国東半島に入り、大岩に2体の仏が刻まれているという熊野磨崖仏をみることになりました。駐車場より階段を登り切った場所に、右に6,8Mの大日如来、左に8Mの不動明王が刻まれており、この不動明王が柔和な慈悲相であることが、石仏として珍しいとの事です、勿論重要文化財です

この後も真木大堂の九体の国宝仏像や、富貴寺の壁画にまつわるお話をご住職から伺い歴史の深さを知りました。夕闇がせまりつつある時間に、先の大戦で特攻隊の訓練地と

して使われた飛行場を見て、そこにある歌碑に刻まれた、残された者の思いに胸打たれるものがありました。

どうぞ今の平和が続きますようにと祈る思いでした。

 

 

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2022年11月21日

耶馬渓耶馬渓大橋は8連の石橋、先日見た二重橋より圧巻だったが宣伝のせいか付近に観光客はいなく静かだった。隣の青の洞門も禅海和尚が30年掛って347m

の洞窟を手掘りした由の歴史的産物らしいが、想像を超える作業で実感が湧かなかった。

・渓石園:自然と人工を調和させた素晴らしい庭園。紅葉も素晴らしく観光客も少なく存分に素晴らしさを堪能出来撮影スポットに事かかない美観豊富な庭園だった。

 

・深耶馬渓:見晴らし台までの散策は久しぶりのミニ山歩き、見晴らし台からの景色は山の景色を見慣れている者にとってはあまり感動する程では無かった。

ただこの登山道をサンダルで走破した御仁には驚かされた。

 

福岡アジア美術館:常設の6世紀以降の歴史的産物展示、知識の少ない小生はあまり興味は引かれなかった。

 

東長寺の大仏:木製の大仏では日本一らしく全高16m、30トンの大きさは昔の人の信仰の厚さに感心

 

・福岡タワー:高さ234mは東京スカイツリー、東京タワーに次いで3番目の高さの由。下から見上げるタワーはネオンの点滅で綺麗、123mの展望台から見る福岡の夜景も素晴らしく大都会の貫禄十分。

 

 

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11月22日(火)今日は九州冒険隊最終日です。                                 感想 多D

8:00ホテルルートイン博多を後に宇美八幡宮につき参拝。

ここでは大樟「天然記念物」

樟の代表的な巨樹で樹齢1,000年とも1,500年とも言われ大正11年国の天然記念物に指定され貴重な樹木として保護されています。

私も長生きできます様に抱きついて来ました。

 

9:30太宰府天満宮で参拝。

秋なので菊の展示などみて隣りが九州国立博物館なのでシニア無料で入場させて頂きました。

 

12:30福岡空港 14:25福岡空港発 16:40新千歳空港に着きました。

この度の九州冒険隊の旅をさせて頂き私の感想文はクスノ木の大きい樹木が何百年、何千年の歳月が経っていて感動しました。

又九州冒険隊を計画して頂いた吉田さん、参加して頂いた皆さんに感謝です。ありがとうございました。