2023-8-9~8-16 裏銀座縦走&槍ヶ岳(3180m)

裏銀座縦走&槍ヶ岳(3180m)

【期間】 2023年8月9日(水)~16(水)

【形態】 【A】・C・ P ・ 他

【性別】 男性 2名 女性 3名 

【メンバー】 CL納Y SL金K  多D  城D  宇津N

【山行形態】尾根 (縦走) 沢登り 岩登り 登攀 山スキー 

国土地理院裏銀座地形図:https://www.yamareco.com/modules/yr_plan/showmap.php?plid=31728&mode=gmap


230809~16北アルプス裏銀座槍ヶ岳共有アルバム:https://photos.app.goo.gl/8t8xWJPabrbdhbXaA


ヤマレコ山行記録:https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5834019.html 


今回の山行は北アルプス裏銀座コースを縦走し槍ヶ岳を目指す移動日含め7泊8日。

日程は長期遠征山行初参加の現役看護師さんのお盆休みと山の日、それに土・日+αのお休みと半休も併せ何とか8日間を確保したが予備日は設けられず正味の日程で計画する事となった。本来であれば本州への遠征山行なので一日程度の余裕を持って計画するのが基本だが今回ばかりは止むを得ない。天候不順とアクシデント発生の場合はその段階で最善の対処方法をメンバーで検討する事とした。

現役看護師さんは出発当日の8/9(水)も半日勤務をこなし14時に札幌駅北口に到着。メンバーが揃い、いざ出発!!。南樽市場でフェリー内での食料を買込み、小樽港17時出航のフェリーに乗船。と同時にオープンデッキのスペースを確保し、出航と同時に旅程の無事を祈り乾杯。

新潟港には翌朝09:00過ぎに到着。そこから約5時間、300㎞を走り、観光客で賑わう“国宝松本城”に立寄り、若干の時間だったが観光気分を味わった。

前泊地七倉山荘への送迎と下山してくる上高地へ自家用車回送をお願いした南安タクシーの本社には予定より少し遅れて到着。5月から予約していたリーズナブルな6人乗りタクシーで七倉山荘到着は17:00。登山口の一軒宿七倉山荘は既に混みあっており我々が案内された部屋は天井が斜めで変形した角部屋だった。畳敷きで男女の間仕切りはカーテンだったが5人分のスペースは確保されており清掃は行き届いていた。夕食は七倉沢を眺めながらせせらぎが響くバルコニーテラスでBBQ、イワナのみそ焼き。料理は美味しく、生ビールも用意されており長距離移動の肩の荷が降りた瞬間でもあった。

この山行は昨年の表銀座縦走後に「表の次は裏」と誰が言ったか不明だが何となく決まっており今年度夏山計画に漠然と9月アルプス縦走と公告した。

日程は現役看護師さんのお休みが取れる日程としたが金Kさんはスイスオートルートから帰国したばかり、多田さんは毎月の注射5日目の出発とそれぞれ条件的には厳しいものもあったが移動の二日間を休養日と考えると日程は成立し現役看護師さんを北アルプスへ連れてってあげたいとの思いで全員のモチベーションは8/9~16に向けられた。

出発直前まで台風6号が迷走しているところに台風7号が発生。今年も台風の動きを注視しながらの山行となったが幸いにも小樽出港から8/11~8/15の山行中も台風の影響は受けず、帰路は台風がフェリーを追いかけつつも追いつかれることはなく帰航できた。

城Dさん曰く「わたし晴れ女だから…。」

お陰で札幌出発から台風を心配しつつも雨にも風にも影響なく“嵐の前の静けさ”を実感しながら完結できた山行だった。

また、暑さを心配していた真夏の山行でしたが、新潟で外気温38℃と表示されましたが車内はエアコンで暑さ知らず、山行中は烏帽子小屋まで登ると標高は2500mを越え下界とは15℃程度の差があり日中の気温は10℃台、真夏の猛暑を感じる事なく稜線は微風で快適な山行でした。これまで真夏は本州山行を回避し大雪山幕営し避暑を楽しんでいましたが、今回の山行で真夏のアルプス山行にハマってしまったかもしれません。

この山行で金Kさんは北アルプスの未踏破ルート制覇、多Dさん、城Dさんは槍ヶ岳初登頂、宇津Nさんは表・裏銀座踏破、納Yは60代最後の山行でそれぞれ想い出に残る記念の山行になりました。余談ですがスイスオートルートから帰ったばかりの金Kさんは北アルプス三大急登と槍ヶ岳に繋がる西鎌尾根を喘ぎながら耐え全員で登り切りましたがスイスオートルートがトレーニングになったのか苦しい中にも余裕が見えました。

百松山岳会には良い先輩が沢山いますが今回も金Kさん、多Dさんには沢山のことを教えて頂いたように思います。私がお二人と同年齢になった時、若いメンバーと日本アルプスに挑戦できるよう鍛錬を継続しなければと再認識しました。

帰路の新潟では思い出多き回転寿司函太郎でテイクアウトしフェリーで安着祝い。

事故から12年が経過しましたが大久Bさんから継承された百松山岳会の良き伝統を知らず知らずに引き継いでいることも実感した山行でした。

皆さんの感想をご覧ください。


【山名・コース】烏帽子岳(2,628m)

【期間】 2023年8月11日(金)   【天候】晴れ

【地点時間】〔記録者〕会員№134金K 

6:50高瀬ダム登山口 10:50 三角点 13:10~14:00 烏帽子小屋 15:00~15:30

 烏帽子岳 16:30 烏帽子小屋 

【短信・感想】                      会員№134 金K 

昨年の北アルプス表銀座山行に続き、今年は裏銀座山行をお願いし、やっと、表、裏の山行が実現しました。

表銀座穂高の中房温泉から急登の合戦尾根を登り、燕岳、大天井岳、西岳、槍ヶ岳を通り上高地へ降りる。裏は、高瀬ダムから北アルプス三大急登のブナ立尾根を登り、烏帽子岳野口五郎岳水晶岳、ワリモ岳、鷲羽岳、三俣蓮華岳双六岳から樅沢岳を通って槍ヶ岳へのコースです。

11日、七倉山荘よりタクシーに相乗りして高瀬ダムへ。このダムは1971年から1979年竣工し富山県黒部ダムに次いで、日本第二位の高さ176mの巨大なロックフィルダム

中部山岳国立公園に指定されており、黒部ダムと同様に自家用車で行くことが出来ない所です。

台風6号、7号が来ている中、トンネルを抜け、長い吊り橋を渡ればブナ立尾根の登山口から標高1200mの登りです。天気は上々で暑さを覚悟するも、木々が日差しを遮り、優しく風もある。小屋まで0~12のポイントがあり、全ポイントで休みを取りながら息が弾まない程度でゆっくりと行く。小屋には大体コースタイムに着きました。

受付と軽い昼食を済ませ不要な装備をデポし烏帽子岳へ。この山は長野県大町市富山県富山市にまたがる飛騨山脈中部に位置する標高2628mの山、日本二百名山に選定されています。名の由来は稜線上に烏帽子状の岩塔をそばだたせる山容からで、新期花崗岩の砂礫で稜線は明るく、コマクサが咲いていました。岩塔の登りは鎖場ですがよく整備されていて、全員が頂上を見てきました。(狭い山頂の為、男性のみ、山頂に立ちました)

小屋は60年前に大改修とあり、とても古い小屋でしたが、時期的なものか、ゆったりとスペースがとられ快適でした。明日からの為にしっかりと食べ、消灯の8時にはもう夢の中でした。


【山名・コース】鳥帽子小屋~野口五郎小屋           

【期間】 2023年 8月 12日(土)    

【天候】晴れ                              

【地点時間】〔記録者〕会員№366多D

            6:40 鳥帽子小屋 11:50 野口五郎小屋

        

【短信・感想】            会員No366多D

5:00に起床し6:00朝食、6:40出発。

今日のコースは短く天候は快晴。

鳥帽子小屋より尾根歩き1時間ほどで槍ヶ岳が見えてきた。15日はあの槍ヶ岳登るのを期待して進む。

11:00ごろから曇が出てくるが私がアルプスで逢いたかった雷鳥が迎えてくれました。

11:50 野口五郎小屋に着き、ゆっくり足を休めます。

夕食はカレーライス美味しかったね~。


私の担当分の感想は終わりです。

 

この度の北アルプス裏銀座山行槍ヶ岳

私は槍ヶ岳を登りたく念願が叶えて嬉しく思っています。

先ずは七倉山荘で焼肉をごちそうになり8月11日高瀬ダムからブナ立尾根までの急登の洗練をうけ烏帽子小屋へ。少し休み烏帽子岳は鎖を使って頂上へ。1時間半で烏帽子小屋。12日 烏帽子小屋から野口五郎小屋

13日 長距離コース5時 野口五郎小屋、5時20分野口五郎岳、9時水晶小屋、

10時30分水晶岳、この山は岩の固まりで山頂は狭く早々に下山。

日本百名山)水晶小屋より双六小屋へ。

18時ごろ到着予定と電話、18時20分到着しましたが夜の食事は疲れて食べる事が出来ませんでした。

14日 本日は私のメインの槍ヶ岳。双六小屋5時20分、登りで西鎌尾根に危険箇所が多いがクリア。3,000mに向けて登るので酸素もうすく立ち止まりが多くなり辛い、言葉もでない、でも槍ヶ岳山荘到着。ガスがかかり見晴し悪い。

山荘で少し休み、槍ヶ岳アタック12時30分、霧が晴れ私達を迎えてくれました。

12時50分 山頂!!   

登ったゼー!! ヤッタゾー!! バンザーイ!!!!  

山頂は風も無く最高でした。

15日 上高地に向けて下山。

淡々と歩くのだが長い、横尾山荘につき上高地はもう少し?と聞くと、まだ3時間かかるといわれテンションが下がり言葉もでない。

歩かないとフェリーには乗れないので歩く、歩く、歩く。

14時50分 上高地到着 ほっと肩をなでおろしました。

私として今回の北アルプス裏銀座山行槍ヶ岳はずっと心に残しておきたい山行です。

山行に参加していただいた皆さん本当にありがとうございました。

 

【山名・コース】野口五郎岳真砂岳水晶岳鷲羽岳

【期間】 2023年 8月13日   【天候】晴れ

【形態】 「A」・ C ・ P ・ 他

【地点時間】〔記録者〕会員№376宇津N

04:44野口五郎小屋-05:03野口五郎岳05:09-06:04真砂岳-竹村新道分岐-08:20東沢乗越-09:20水晶小屋09:43-10:32水晶岳10:48-12:23ワリモ北分岐-12:52ワリモ岳12:58-13:55鷲羽岳13:56-15:07三俣山荘15:25-18:28双六小屋

【短信・感想】会員No376宇津N

裏銀座三泊四日の縦走では一日の行動量を考慮し、一泊目:烏帽子小屋、二泊目:三俣山荘を経由し三日目に槍ヶ岳を登って槍ヶ岳近傍に宿を取り、四日目上高地下山と云うのが標準的行程らしい。しかし、今回は5月に計画が固まり小屋の手配をしたがその時点で夏休みの最盛期と云う事もあり希望通りの山小屋の予約は叶わなかった。二日目を野口五郎小屋とした時点から三日目は厳しい行程を強いられる事は覚悟しなければならず、計画段階では日本百名山水晶岳の断念は止む無しと考え双六小屋を目指す10.5時間の行程として計画した。しかし、金子さんの助言は「水晶小屋まで来て水晶岳に登らないのは勿体ない、三俣蓮華岳双六岳はこれからまだまだチャンスはあるので今回は巻き道を利用すれば約1時間の短縮が出来るので水晶岳に登って双六小屋へ向かおう」と云うもの。

日本百名山を踏破したレジェンドのさすがのアドバイスに感謝し双六小屋到着が18時を過ぎる旨の連絡を入れ水晶岳に向かった。今回、このアドバイスがなければいずれ改めて日本百名山踏破のために水晶岳を目指しこのルートを歩かなければならないところでした。

金Kさん、ありがとうございました。

ということで前日は烏帽子小屋から野口五郎小屋までは近くて午前中には野口五郎小屋には着いたため、きょうは宿泊先の双六小屋まではロングランになりそうです。

野口五郎小屋4時30分出発 気温10℃です。

きょうはロングランとともに、ご来光を見させていただきたく少し早く出発しました。


初めは急でしたが、すぐに平になり野口五郎岳につきました。この山全体が野口五郎岳2924mのようです。

素晴らしいご来光に会わせていただき、写真をパチリ。しばし景色にうっとり。

野口五郎小屋を眼下に朝食に用意していただいたおにぎりをほうばりました。

素晴らしい景色の元、この上ない幸せに包まれた時間でした。


きょうの宿泊先は双六小屋です。

がれきがずっと続き宿泊予定だった水晶小屋が見えてきました。

9時30分水晶岳登る。かなり険しく岩々、細心の注意を払う。

ワリモ岳2888m、鷲羽岳2924mと続く。予定だった三俣蓮華・丸山・双六岳は時間がなく、カットした。双六小屋に着いたのは18時30分位。

19時位より夕食をとる。同じく遅い方も何人かおりました。

早朝からの出発で、ながい・ながい・ながい・充実感満載の素晴らしいきょう一日でした。


【山名・コース】双六小屋~槍ヶ岳~殺生ヒュッテ

【期間】 2023年8月14日    【天候】曇り時々晴れのち雨

【地点時間】〔記録者〕会員№378城D

 4:00起床→4:30朝食→5:15双六小屋出発→6:17樅沢岳6:24→7:05硫黄乗越→

8:00左俣岳8:12→9:58千丈沢乗越→11:40槍ヶ岳山荘→12:20槍ヶ岳登山開始

→12:52槍ヶ岳山頂→13:14槍ヶ岳下山開始→13:51槍ヶ岳下山完了→槍ヶ岳山荘14:10

→東鎌尾根→15:15殺生ヒュッテ到着

 

【短信・感想】                       会員№378城D

 

前日に天気予報を確認して、槍ヶ岳は12時ころが晴れるであろうとの予測で、当日は5時出発と決める。


当日朝、昨日の13時間以上の山行の疲れを残しながら起床、ガスはかかっているが風無しなのを確認し、用意を始める。朝食はしっかり食べる。水はプラティパスに1.5ℓ+500㎖のメダリストを持つ。お昼ご飯のお弁当をザックに入れ、ザックカバーをつけ、上のみレインウエアを着て出発する

最初から急登である。すぐに汗が噴き出てくる。すぐにレインウエアを脱ぐこととする。

双六小屋2600mから樅沢岳2755mまでゆっくりと登っていく。


少しずつガスが晴れてきて景色が良くなってくる。出発した双六小屋が見えだいぶ登ってきたのを確認する。

1時間に1回くらいの休憩を取り、途中お弁当を食べる。

千丈沢乗越から急登になる(2700mから3000m)先頭の納Yさんについていくのがやっとであり、今思い返してもあまり記憶がなく、槍ヶ岳を目指す一心でもくもくと登っていく。

そうして、槍ヶ岳山荘に到着。

 

槍ヶ岳はガスがかかっており、登れるかどうか、、、、。

ひとまず、トイレを済ませ、ザックをデポし、アッタクザックを用意。

天気予報を確認しながら、12:20槍ヶ岳アタック開始。緊張と不安とワクワクが入り乱れながら、今までここに来るまで、岩場、鎖場での教えと実践を信じて、三点確保、足の位置、手の位置を慎重に確認しながら進む。先頭の納Yさん足や手の位置を覚えようとするが、1歩2歩までは覚えるがその後は覚えきれず。自分の感覚を信じて進む。「大丈夫・がんばれ」と自分を鼓舞しながら登る。

 山頂に到着!!

みるみるガスが晴れ綺麗な景色が360度見渡せる。幸せな人生をかみしめる。

頂上では皆が一体感ですべての人の登頂を喜び賞賛している。

 

さあ、下山だ!! 


また、気を引き締め一歩一歩進む。足をかけるところが見つからない、あせる。

そんな時仲間がアドバスをくれる。

あせらない、落ち着いて自分に言い聞かせながら、無事に下山成功。

 

知らない人から「晴れ女さんありがとう」と握手を求められる(笑)

仲間と抱き合い感謝感謝感謝です。

槍ヶ岳山荘で甘酒を飲み休憩、登山証明書を記念に購入。

今夜の宿の殺生ヒュッテへと向かう、雨が降ってきて、レインウエアを着て、すべる岩場を下る。今日は槍ヶ岳山頂を目指し西鎌尾根を喘ぎながら槍ヶ岳分岐までたどり着き、山頂へのアタック。緊張の連続だった槍ヶ岳からの下山を終えあとは宿へ向かうだけと気を抜いていた私。

最後も試練が待っていた。今度は東鎌尾根の両端崖の岩場の下りの恐怖と闘いながら、25分のコースタイムを1時間くらいかけ、お尻も使いながらゆっくりと降りる。

ようやく、殺生ヒュッテに到着。

台風の影響でキャンセルもあり、私たちと外国人の男性のみの宿泊のため、広々と布団も使え、乾燥室にザックもいれさせてもらえ、快適にすごせました。

ヒヤリハット

特になし

 

【山名・コース】殺生ヒュッテ~上高地

【期間】 2023年8月15日    【天候】曇り時々雨と晴れ

【地点時間】〔記録者〕会員№378城D

 4:30起床→5:30朝食→6:20殺生ヒュッテ出発→8:56ババ平→9:35槍澤ロッジ→

10:22二の俣→10:29一の俣→11:21横尾山荘→12:40徳澤園→13:52徳本峠分岐

→14:00明神館→14:39小梨平→14:50河童橋→15:00上高地タクシー乗り場

 

【短信・感想】 会員№378城D                   

夜中の2時ころに窓に吹き付ける雨風の音で目が覚める。後は下山だけ、危険なところはないとの事だが、この雨風で出発できるのだろうかと不安になる。朝には晴れてくれと祈りながら、ウトウトしていると朝が来る。風はやんでいるようだ。雨だけならどうにか下山できるだろう。


朝食を食べながら再度今日の天気を確認。

上下レインウエア、ザックカバーをつけて出発となる。外に出るとガスはかかっているが、雨は晴れている。

晴れ女だからとにんまり(笑)

 

下山での事故が多い事を忘れず慎重に下山していく。

岩に書かれた丸印や矢印が頼りになり、危険の少ないルートを通っていけることに感謝。

途中の播隆窟「槍ヶ岳初登攀・開山をなしとげた念仏行者播隆がその都度利用した岩屋」のお地蔵さまに、今までの山行のお礼と下山の無事をお祈りし、またもくもくと下山する。


下山が遅くなると、その後のお風呂の時間、夕食の時間が取れなくなるため、あまりゆっくりも出来ず、頑張って歩く。

ガスも晴れ、暑くなってきたので、ババ平手前でレインウエア上を脱ぐ。

槍見の文字の上を覗くとミニチュア槍ヶ岳が見える。

槍澤ロッジで休憩、コーヒーを飲む。ネットがつながるため、天気の確認など行う。徳澤園にてうどんを食べる。久しぶりの麺類で、スープも全部完食。

後はもくもくと上高地まで歩く。「バスやタクシーが通ればこんなに歩かなくてもいいのに」との文句も出ながら、やっと上高地タクシー乗り場に到着。

大きな事故もなく、無事下山できたこと。

リーダーの納Yさんはじめ、新人の私を支えてくれて、一緒に感動を分かち合えた仲間の金Kさん、多Dさん、宇津Nさん、感謝感謝です。

一生忘れないであろう心に刻まれた山行でした。

ヒヤリハット

特になし