2023-8-18~19 大雪山お鉢巡りコース 黒岳層雲峡

【山名:大雪山お鉢巡り・コース:黒岳層雲峡】

【期間】 2023年8月18日~19日    【天候】晴れ 

【形態】 「A」・ C ・ P ・ 他

【性別】 男性2名 女性6名

【メンバー】 CL:津G、SL:佐T(俊) M:塩I、藤T、吉D、

       厚M、水N、柳G 

【山行形態】 「尾根 縦走」 沢登り 岩登り 登攀 山スキー 

【地点時間】〔記録者〕会員№345 柳G

    18日:野幌PA14:30→17:00層雲峡オートキャンプ場

              19日:層雲峡オートキャンプ場4:50→層雲峡ロープウエイ乗り場6:27→7合目リフト終点駅6:47→7:23 8合目→7:40 9合目→8:17黒岳頂上8:35→8:55黒岳石室→9:02雲ノ平展望台→10:24北鎮岳分岐→11:02中岳→10:45中岳分岐→11:26間宮岳→11:53荒井岳→12:18松田岳→12:30北海岳→14:00黒岳石室→14:32黒岳頂上→15:387合目リフト駅15:40→16:00ロープウエイ→16:20層雲峡下山

        行動時間8時間50分、距離15.5km 累計標高差約1300m

 

【短信・感想】会員№345  柳G

 初日:前泊なのでゆっくりと昼過ぎにピックアップ頂き野幌PAで合流後一路層雲峡へ

  高速を降りたところのコンビニで今晩の飲み物、明日の朝食、昼食を購入しオートキャンプ場目指す。キャンプ場で手続きを済ませコテージへ。何度かこのキャンプ場は利用した事は有るが、コテージは初めて。

 少しくつろいで夕食の準備、コテージ利用者は調理室が利用でガス台、電子レンジ、鍋、包丁他全ての調理器具が揃っており食材のみの持参でOK

夕食は水Nさん十八番のほうとう鍋。豚肉にかぼちゃ、白菜、大根他の野菜類の具沢山のほうとう鍋を水無さんの指導で大鍋にて煮込むこと半時間でほうとう鍋完成。

途中コンビニで仕入れた飲み物が加わり盛大な夕食パーテイでほうとうが美味しい。

食後は星空探索に出かける。キャンプ場は照明があるので少し離れた所まで行くも全くの山中の様な暗闇ではない為、満天とはいかなかったがまあまあ素晴らしい星空を観賞出来満足だった。

 

 

 2日目:早朝に昨晩の残ったほうとう鍋他で朝食を済ませキャンプ場出発、ロープウエイの混雑を予想して1時間前に着くも我々が一番乗り。始発6時のロープウエイも全員が乗れる程度の混みよう。7合目リフト終着場所で準備していざ出発。結構な登りで招き岩が見え9合目を過ぎてほっとする。黒岳頂上は何人か登山者がいたがそれほどの混みようで無く集合写真を撮り出発。

 黒岳石室から桂月岳を右手に見ながら進む。桂月岳は俳人大町桂月に由来している

そうで、大町桂月の「富士山に登って山の高さを語れ、大雪山に登って山の大きさを語れ」と言われたほど大雪山は素晴らしく、石室に泊まりご桂月岳に登って来光を拝むのが慣例となっている山である。

さらに登山道をだらだら進み少し登ると雲ノ平展望台、雄大なお鉢が目の前に開け抜群の景色。

3万年前の大噴火でこの大きなお鉢が出来たらしく大自然の凄さに感動しながら北鎮岳の分岐目指す。分岐で少し休憩するも今回は時間の余裕が少ないので北鎮岳はパスして中岳に向かう。

稜線歩きなので向かう中岳、荒井岳、松田岳、北海岳と全て一望出来、あそこまで行くのだと元気が湧く一方あそこまで行かなければならないのだと落胆の気持ちが交錯。中岳、間宮岳の単調な登りはきつかったが後はまさにだらだらの少しのアップダウンで北海岳経由黒岳石室まで進み、後は黒岳の登りだけだと一安心。

黒岳の最後の下りは疲れもあり長く感じられたが9,8,7と合目の標識に勇気づけられ、無事7合目のリフト乗り場に着いた時はほっとした。

今回は私にとってはロングコースだったが天候にも恵まれリフトに乗った時から下にエゾオヤマノリンドウが見られ登山道からはウメバチソウ、チシマクモマグサ、イワギキョウ、チングルマの綿毛の群落も観られ素晴らしい山行だった。

 計画頂いたリーダー、長距離運転頂いた方、美味しい料理を提供頂いた方々のお陰で楽しい山行が出来ました。有難うございました。

    

ヒヤリハット

 黒岳からの下りで疲れも加わりゴロタ石で何度か足を取られ転倒しそうになった。

 又、同じ黒岳の登山道で他の二人組の一人が横に転倒し辛うじて笹ヤブに支えられ滑落を免れた光景も目にした。いつどこでどんなトラブルに遭遇するか分からない事を痛感。