【山名・コース】 『一ノ沢 (687.5m)』
【期間】 2020年03月31日(火)【天候】 はれ
【形態】 A・ C ・(P) ・ 他
【性別】 男性 10名 女性 3名
【メンバー】 CL:古,SL竹 平、吉、松、佐K、高、泉、柳、渡、金、多、塩
【山行形態】 (尾根) 縦走 沢登り 岩登り 登攀 山スキー
【地点時間】〔記録者〕 松
08:30 登 山 11:40 山 頂 (↑:3h10m)
12:10 下 山 14:20 登山口 (↓:2h10m)
【短信・感想】松
札幌150峰 108番目は、「一ノ沢」、定山渓温泉に向かって、1km手前左側。
4週連続で、「山・岳」の付かない山名の登山が、続いています。
ちなみに、札幌50峰では、48座が「山・岳」、2座が「峰」でした。
08:30 総勢13名聯隊、百松橋向かいの「一ノ沢林道」からアプローチ開始。
林道沿いの一ノ沢川は、谷深く水量も豊富で、結構魅力的なな渓流です。
09:00 進むこと30分、崩壊寸前の破損橋出現(幅1.5m、長5.0m 高8.0m)
骨組みは鉄筋であるが、歩行面は積雪で不明、部分的崩落の形跡有り。
ここでヒアリハット①発生も、慎重・冷静に対応し、渡橋後、暫し休憩。
10:25 再び林道を歩き、終点付近から尾根に取り付くも、南斜面で積雪ゼロ。
ここからスノーシューを外しツボ足登攀も、急斜面の直登に苦戦の連続。
11:00 「605ピーク」とのコルから山頂までの稜線は、両側切れ落ちた細尾根。お まけに急登で、周りに樹木がなければ、高所恐怖症者には危険が一杯。
しかし驚くなかれ、意外な先行者のトレース出現 ⇒ ヒアリハット②
11:40 辿り着いた山頂で、名刺サイズの厚紙・手書の控えめな標識がお出迎え。
山頂標識は、 有ると無しでは、大違い! 登頂達成感が、倍増します。
これはこれで、味わい深く、設置者の心遣いが感じられた。
眺望は今一つであったが、天候に恵まれ、のんびりランチタイム。
12:10 緊張感を以て、下山開始。アイゼン(持参して正解)を装着し、ポール
はSL指示で収納。初心者レベルには、お勧めできない修行道ルート。
14:20 無事下山。「思ったより険しく・時間を要した」が、全員の下山後感想。
記録担当のFMも、「札幌150峰、数々あれど、再挑戦は御免こうむる 山々」のグループに、「一ノ沢」を加えました。、
<ヒアリハット>
- SLのAT、破損橋の偵察歩行中、陥没崩壊ケ所に足を踏み貫き、倒れ込む。
原因は、橋に自生していた樹木が折れ、バランスを崩し転倒したとのこと。
橋脚・梁とも鉄骨で強度は充分、積雪危険箇所補正&安全確認後、渡橋した。
- 急登の細尾根に、真新しい熊の足跡。直前歩いたと思われ、爪痕クッキリ。
先え先えと続いているが、ここで我々も引き返すわけにいかず、ホイスッル拭きながら後に続きます。その後、急斜面に逃げ込んだトレースを見て一安心。
あの急登・細尾根でのご対面を想像したら、ゾーッとしますね。