【山 名】 春香山（906.9m） コース：桂岡
【期 間】 2020年12月13日 【天 候】曇り
【形態】 Ａ・ （Ｃ） ・ Ｐ ・ 他
【性別】 男性３名 女性2名
【メンバー】 L：笠、SL：椎、M：佐T、藤、柳
【山行形態】 「尾根」 縦走 沢登り 岩登り 登攀 山スキー
【地点時間】〔記録者〕 佐T
桂岡駐車場7:30→7:50林道→9:00土場→9:35銭函峠→10:00銀嶺荘→11:20春香山頂上11:40→12:15銀嶺荘→12:40銭函峠→12:50土場→13:35林道→14:10桂岡駐車場
【短信・感想】 佐T
師走の遅い夜明けに外に出ると、小雪混じりの風があった。今日は春香山だがこの時期に入った覚えはなく、積雪はどれほどか。
住宅地の奥から始まる登山道にはうっすらと積もった雪から落ち葉がのぞく。山の陰になるのか風もない。
通り慣れた道から土場に出ると、驚くことに車の轍があった。スキーの跡もある。桂岡とは別の所から登って来たようだ。
このあたりから雪も深さを増して、先人のスノシューでつけられたきれいなトレースをたどる。
中には動物の足跡もあり、踏み締められた道が歩きやすいのか、へこみから抜け出れないのか。
銀嶺荘の屋根からの落雪デブリを巻いて裏側の沢を細いスノーブリッジを越えた所まではトレースがあった。ここまでは皆ツボ足で来れたが、頂上への最後の斜面を前にそれぞれカンジキ、スノシューをつける。ラッセル登りの始まりだ。
まだ雪が締まっておらず、ルートの見極めを間違えると、隠れた笹や木の枝を踏み抜き大変だ。雪山とはいえ雪の少ない今頃は夏道を探して歩く方が良いようだ。
たどり着いた頂上は風もなく、薄い雪雲の向こうに石狩湾の波のアーチが見えた、
【ヒヤリハット】345 柳川清和
小さな幅30㎝程度の板の橋を渡る時に、転落。
銀嶺荘の小屋の直ぐ上の沢の板の橋を渡る時に、板橋上に積もっていた雪を踏み外し
転倒・転落。幸い段差が１ｍ程度で、転落場所も雪で覆われ沢水にハマらなかったか
ら幸いだったが、ハマって濡れていたら以降の行動に支障をきたした。
前の人が簡単に渡ったので自分も何気なく渡ろうとしたが、前の人よりバランスが悪
く注意力が欠落していた。
自分の実力を十分見極め、橋の上の雪を十分払って渡るか、橋の横の沢筋を渡るかの慎重さが欠けていた。
