【山名・コース】オコツナイ岳(1170.6m)~狩場山(1520m) 茂津多コース
【期間】 R3年5月4日
【形態】 A・ C ・ P ・ 他
【天候】 晴
【性別】 男性1名 女性1名
【メンバー】 二(輝) 二
【地点時間】 登山口4:45 オコツナイ取付き8:50 オコツナイ岳9:55 取付き11:00
前山11:30 狩場山13:15-25 前山14:55 登山口18:05
【記録者】 二
【感想文】 二
今年のGWはまだ、行ったことのない松前でさくらと松前城を堪能。早い時間でもありコロナ禍で人は少ない。少し終わりに近い感もあるが、数多くの桜の花を愛でてきました。3日・4日とオコツナイ岳~狩場山~フモンナイ岳を計画でしたが、目が覚めると小雨が付いていて、雲も低いのであっさっりと計画変更。3日は瀬棚観光と温泉でまったり。
4日、日帰りでオコツナイ岳~狩場山を目指す。登山口には狩場山まで10km、5時間の看板。
明るくなってから、茂津多登山口から緩やかな広い道を登っていくとニリンソウ・イチリンソウ・エンゴサク・サンカヨウ・カタクリなど沢山の花たちが登山道を埋め尽くし
ている。600m辺り位から雪が出てくる。川の淵を進み、樹林の中を高度を上げて行く。熊の多い地域なので声を出し、笛を吹きながら進む。900m位に来ると這松が起きているので、夏道を探して這松の中を進み、広い台地からはオコツナイ岳の取付きを目指す。
取付きからオコツナイ岳を見上げると中間部分細い尾根は雪が切れているが、まずは行ってみる。雪が切れている部分は濃い藪漕ぎをして抜けると雪が頂上まで繋がっておりました。平らな頂上は何もなく少し先まで行ってみました。眺望は向かい東方面にフモンナイ岳~東狩場~狩場山~前山のアップダウンの稜線が拡がっている。下りはクマがトレースを横切っていました。昨日の雨が山では雪だったので真っ白な狩場山の稜線が
眩しい。前山を過ぎ狩場山への稜線はアップダウンがあり、雪も少し深いところもありゆっくりと進む。風が付くといやな稜線です。それでも狩場の頂上に人が立っているのが確認できるようになってくるが、中々近づかない。振り向くと、海に浮かぶ奥尻島・奥、白い塊は大千軒か・前方には羊蹄がくっきりと・ニセコ連峰・積丹山塊が見える。
最後の詰めは岩の中を行くと頂上でした。頂上には6名ほどのグループが千走川側からスキーで登ってきておりました。
林道は6㎞歩いたと言っておりました。日本海・オコツナイ岳を眺め、きた稜線を戻る。前山からは這松の夏道入口にコンパスを切る。樹林帯を下っていくとまたも、クマの足跡がトレースを横切っておりました。登りでは見えなかった「水場」の新しい看板(頂上7km⇔登山口3km)がありました。ダラダラとした登山道は長い。カタクリが沢山の花を咲かせておりました。(狩場のカタクリは色が濃い紫色をしていて、花びらも大きい)無事、登山口に到着。我々だけの静かな山旅でした。
風もない最高のお天気に感謝です!
初めての茂津多コース無事終了しました。