【山名・コース】 『樽前山・西山(シシャモナイ沢コース)』
【期間】 2021年05月30日(日)【天候】 曇り
【形態】 A・ C ・(P) ・ 他
【性別】 男性 4名 女性 6名
【メンバー】 CL:二、SL:二T、厚、椎、佐(俊)、納、藤、松、宇、会員外(男性)1名
【山行形態】 (尾根) 縦走 沢登り 岩登り 登攀 山スキー
【地点時間】〔記録者〕 松
07:40 登山口 08:30 引返し 09:10 再出発
10:50 日本庭園 11:30 行動停止 13:30 下山
【短信・感想】 松
07:20 登山口に到着。日曜でもあり、鍵のかかった林道ゲート前に駐車。
07:40 本日は、シシャモナイ沢コースでの樽前山・西山アタックであるが、支寒内橋からは入渓せず、天候を気にしながら、暫し林道を進む。多峰古峰山分岐を越えると、落ち葉に厚く覆われた平坦な樹林帯、ふと気が付くと、何処からとなく緩やかな水流が現れ、不思議なことに、上流に行くほど徐々に広がり、やがて小川程に成長した。
08:30 突然、目の前に乗用車2台出現。行政・工事関係車輌とも明らかに
異なり、山菜目的の一般人が、我々の到着前にゲートのカギを開け侵入した車輌と推測された。我々の下山予定時間は15:00であり、トラブル発生は必至であり、先方も違反行為ではあるが、当方にも非があることから引き戻ることを決断。案の定、ゲート前では次の車輌が待機・右往左往しており、事情を聴くと、山菜取りの皆さん、解鍵ナンバーを知っており、自由に出入りをしているとのこと。
09:10 気を取り直し再出発するも、この時点で90分のタイムロス。下山時予定していたシシャモナイ林道ルートに変更し、雨量観測機からは「苔の洞門」右岸にルートを取り、苔むした倒木・ゴロ岩、エゾ松の若木・シダ類の神秘・幻想的な世界を彷徨います。
10:50 森林帯を抜けると風景は激変し、通称「日本庭園」の出現に驚愕!
白灰色のサンゴコケ(?)、松・白樺・コメバリガザクラがバランス良く配置され、エゾイソツツジが開花前だったのが少し残念。この中を進む登山道は他に類を見ない、素晴らしく・心洗われたが足元の小岩に記された白のペンキマークには、若干興醒め。
11:40 670m地点で行動停止時間到達、見上げれば樽前外輪付近は霧雨状態。今にも一雨来そうな雲行きに、ランチもそこそこに、下山開始。
13:30 色々あったが無事下山。帰路は、のんびり山菜取り(ワラビ)を楽し
んだり、マイナスイオンたっぷりの森林浴でアンチエイジングしたり、他の山行とは、一味違った楽しいトレッキングでした。
<ヒアリ・ハット> 林道ゲート前の駐車は極力避けるか、スペースの確保必至。