【山名・コース】摩周岳 857m 片道7,2キロ 道東山行3日目
【期間】 2021年 10月 18日(月曜日) 【天候】晴れ
【形態】 (A)・ C ・ P ・ 他
【性別】 男性 3名 女性 6名
【メンバー】 ⅭⅬ佐(俊)、SⅬ厚、納、多、佐K、金、吉D、宇、星、
【山行形態】 (尾根) 縦走 沢登り 岩登り 登攀 山スキー
【地点時間】〔記録者〕 星
6:40摩周湖第1展望台―8:10展望台(4,2キロ地点)-」8;48西別岳
分岐―9:40山頂 登り時間3:00
10:15下山開始―10:50分岐―12:40登山口 下り時間2:25
【短信・感想】 星
道東山行3日目の朝を迎えて、昨日までの興奮がさめやらず今日は雨の心配がないと
聞き心がはやり外に出てみましたら、駐車の車が真っ白に霜に覆われていました。ひん
やりとした冷気に気が引き締まり、さあ出発!
第一展望台にはまだ人影もなく、コースを確認し歩き始めました。道幅は広く露に触
れることもなく、刻々と変わる山容と摩周ブルーの神秘的な美しさに、感動の歓声がと
まりません。空はあくまでも澄み切っていて気持ちが高ぶります。3キロほど歩いたと
ころで和美さんが声をあげられ足を止めました。黒い大小の個体が動いていると言われ
みんなで探しましたが笹で見えませんでしたが、絶対山おやじだな!とおもいました。
そこから総りーだーが大きなカウベルを鳴らして先頭に立ってくれました。4,2キロ
地点には格別の展望があり、どこを切り取っても額に収まるロケーションで気分は早、
最高潮です。
今回初めての山行の方々の嬉しそうなお顔に昔の自分を思い出していまし
た。笹が高くなり日陰になると霜柱が靴の下で声をあげ冬の到来を告げていました。
5,6キロの西別岳との分岐につきましたら広く刈り込まれていて昔この先不明瞭と
言われていた不安がなくなり西別岳からの縦走は安全になっていました。 ここか
ら先の山頂直下の岩場は気をつけていこうと思っていましたら、ここも足場とコースが
整備されていて安心の登頂でした。360度の絶景は息をのむそのものでした。1日目
のもこと山、2日目の武佐岳、雄阿寒、雌阿寒、阿寒富士の3座が鎮座していて、圧巻
は雪を頂いた斜里岳でした。それらの先々にも山並みが連なり、各人が想いを重ねてい
ました、オホーツク海と太平洋の水平線は空に溶けこんでいました。
貸し切りの山頂に名残がつきませんが下山を開始しました。行きはよいよい帰りは
こわい、が脚に出かかった時に‘あれ!熊!’朝と同じ地点の反対斜面に大小の物体
発見、大きいほうがゆったりと谷を降りていきました。お陰で緊張のまま無事に下山
完了する事が出来ました。帰り際には大きな屈斜路湖と美しい摩周湖を見たのだから
、もう一つの阿寒湖を見ながら帰札しょうとのリーダーからの提案に納得、ホテル
での入浴と温かい食事とオホーツクの美味のお買い物と、贅沢なおまけ付きで終わりま
した。この長丁場の運転を受け持って下さった納さん、多さん、各山行のリーダー
さんへ心からの感謝とお礼を申し上げます。