【山名・コース】南浅羽山551.7m 下幌加内コース
【期間】 2022年2月6日
【天候】 晴れ/曇天
【形態】 (A)・ C ・ P ・ 他
【性別】 男性 3名 女性3名
【メンバー】CL二H(理) SL二H(輝) 塩I、藤T、渡B(元) 納Y
【山行形態】 尾根 縦走 沢登り 岩登り 登攀 (山スキー) スノーシュー
【地点時間】〔記録者〕会員No 327 藤T
出発8:50 →ピットテスト11:00(491m)→P11:20~11:50→駐車場13:00
【短信・感想】会員№ 327 藤T
札幌圏の天候は時折吹雪になる中、集合場所を出発。しかしCLが予報で確認した通り
道北は青空が広がる晴天で山行日和。昨年は悪天で中止になった山。
当初予定の冬路山に向かうも駐車帯から見る山は樹林が密集して滑りに不向きが予想された。
それでは峠からと車を走らせたが、駐車帯が無く路駐は出来ないと判断して南浅羽山に登ることに変更して来た道を引き返す。
トンネル出口、駐車帯は除雪車の回転場所になっており、道路パトロール車に駐車位置の説明を受ける。
出だしのルートをトンネル左に取ってしまい、沢筋の上部まで登攀して予定のルートに戻ることに。当然トレースが無いのは当たり前でラッセルに時間を取られてしまった。
出発前にCLから当地の降雪状況でラッセルは覚悟するようにと、言われていたが矢張りラッセルは辛いのだ。
尾根に出る斜面491mでピットテスト。
結果はCTM20 切れSC↓42 こしまり雪 安全に登攀可能と出た。気温は上がって来ているように感じるが雪質は、さほど重くなっていない。
ラッセルのご褒美はあるだろうと予想する。
予定のルートはトレースもあり快適に進み、峠から登って来たと思われるスノーモービルにも出会う。
昼前に登頂を果たし、滑降ルートを最終的にCLは北東の尾根と決め下山開始。
途中窪地が有り、上部からは分かりづらいので転倒もあったが、予想した通りにフカフカの新雪は深くも適度な急斜面が潜らず滑る。
沢筋に出た後はトレース通りにダム地点に出て、その脇を駐車場までシール登行で歩くも、疲れる登りは無く楽に戻ることが出来た。
最近人気の幌加内周辺の山々は、高速を使うと札幌からは1時間ちょっとの距離。
雪質は2月中なら外れはないらしい。札幌近郊であれば気温の上昇ですぐに重雪になるが、内陸のこの地は雪質の変化が遅いようだ。
下山後CL車と別れ早々に帰路に着いたが、高速は岩見沢迄でその先は通行止め。
国道12号線に出ると「なんじゃこの道は、山中の雪道かい‼」否、この車列はつまり渋滞は街中、対向車とすれ違うのもままならい有様。
留守宅からの情報で私達が楽しく遊び惚けてる間札幌では60㎝もの降雪があり、都市機能がマヒしてるらしい。
渋滞を抜ける道を探し同乗者の駐車場まで2時間以上掛かって到着するも、車はすっぽり雪山に隠れていた。
近くで除雪中のブルトーザーに掘り起こしを頼み、自宅まで車で戻れるかと心配になるが先ずは一人下車。
ここから朝は15分ほどで着いた場所まで戻るのに何とか空いてる道を、埋まらない道を探して1時間掛かって私を下ろしてもらった。
この後自宅に戻って行く渡辺さんには、申し訳なさで一杯だった。
何時に帰着したか問い合わせる勇気がなく、今日に至っているがこの紙面でお礼と感謝の気持ちをお伝えしたい。
急用が有って早々に帰路に着く予定が、ご家族にもご迷惑かけました。
本当に々ありがとうございました。
この山を計画して、楽しませてくれたCL、同行の皆さんにも感謝です。