2021-01-23 塩谷丸山 629㍍

【山名・コース】塩谷丸山 629 ㍍

【期間】 2021年 1月 23日(火曜日) 【天候】曇り・雪 一時晴れ

【形態】 (A)・ C ・ P ・ 他

【性別】 男性7名 女性6名 (スキー男性3女性3 スノーシュー男性3女性4)

【メンバー】 スキー CL:N谷、SL:S守、A母、W辺、FJ田、IZ田

スノーシュー CL:TK松、SL:S名、YN川、YS川、T田、U津野

【山行形態】 尾根 縦走 沢登り 岩登り 登攀 山スキー 

【地点時間】〔記録者〕        YS川

       07:30JR塩谷駅駐車場集合―07:50駐車場出発―08:10最終民家着―

       08:15最終民家前出発―10:10塩谷丸山山頂着―10:30山頂出発―11:35最終民家前着―11:55JR塩谷駅駐車場着

【短信・感想】       YS川 

 今回の山行の集合場所はJR塩谷駅。人数が多く、札幌からの配車も札幌近郊の山行とは異なり、複雑な山行計画書をつくるCLには最初から大変お世話になりました。私も初めての高速塩谷インターを利用するルートで少し緊張はしていましたが、皆さん全員は何のトラブルも発生せずに予定時間通りの集合で、順調なスタートとなりました。

 ただ空は一面曇っており、時折雪も降っています。車は塩谷駅前の駐車場に置き、そ

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こからスキーを担ぎ、スノーシューを背負い、我々13人は塩谷の住宅街を歩いてスタート地点に向かいます。空き家も目立ちます。「300万円で一軒屋買えるかなあ?」

 

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 最終民家地点から冬ルートはスタートするのですが、『注意 塩丸山登山入口ではありません! 進入禁止』の看板が電柱に2カ所、貼り付けてあります。路肩に駐車できなくもないのですが、この看板を見るにつけ、車を駅駐車場に置いてきて良かったと思いました。

 最初は林道歩きからのスタートです。前をスキー組が歩き、その後をスノーシュー組が歩いていきます。風は無いのですが、空は一面厚い雲で覆われ、雪も降ったり止んだりしています。眺望のよい山のはずなのですが、これでは眺望をあまり期待しない方が良さそうです。

 標高350㍍あたりから急登になります。このあたりからスキー組とスノーシュー組は同じトレースを利用せず、それぞれに合った斜度で登って行きました。ペースはスノーシュー組の方が少しだけ速いのかなという位でした。標高400㍍を超えるあたりから、樹木が無くなり、傾斜も緩み広い気持ちのよい斜面が広がっていました。そこを先行していたスノーボーダー新雪に大きく雪煙を上げながら綺麗な弧を描いていました。曇っていても、ガスってはおらず、よく見えます。このあたりで短い時間でしたが、青空も見られ、すばらし眺めを短時間、堪能する事ができました。ただ、山頂では再び曇り、雪も降り出し、眺望は次回にお預けとなりました。

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 下山はスキー組が手こずる斜面もなさそうな事から、スノーシュー組が先に下山開始。

ところが何となく下山を開始した方向が、正しい方向からかなりズレており、早めに気づいて修正したという事がありました。人の感というのは本当に当てにならないものです。f:id:hyakumatu_sapporo:20210131185338j:plain

ルートファインディングは、先行者のトレースやピンクテープを鵜呑みにせず、自分の頭で判断する事が大切だということです。

『とんでもない方向に下り始め、すぐに修正。トレースを見つけてホッとしてそれに乗るも、自分たちのトレースではない別の夏ルートのトレースだと気付き、再度ルート修正。』 このときの判断の様子が、ログデータにしっかりと残っていて(写真と共に配布済み)、その時の様子を正確に思い出す事ができ、反省にもなりますし、とても楽しくもあります。
正しいルートに乗ったあたりで、上からスキー組が滑ってきました。皆、カッコよく滑っています。新雪がフワフワで、ターンしやすそうです。ビデオも少しだけ撮影しました。

スキー組が下っていった後、スノーシュー組は各自好きなルートでバフバフと新雪の上を気持ちよく下って行きました。

登り2時間、下り1時間の山行でした。

楽しい雪山山行、N谷リーダー始め、皆さん、ありがとうございました。