2023-4-2 知来岳(988.05m)

【山名・コース】知来岳 988.05m

【期間】 2023年4月2日 【天候】曇り(霧雨)

【形態】 A・ (C)・ P ・ 他

【性別】 男性 2名 ,女性 0名

【メンバー】 CL佐T(T),SL佐T

【山行形態】 (尾根)  縦走 沢登り 岩登り 登攀 山スキー 

【地点時間】〔記録者〕 佐T(T)

7:05登山口→10:30-11:00知来岳山頂→13:55登山口

【短信・感想】 佐T(T)

最終除雪地点まで車で入る。

既に2台の車が停まっており車を停めたと同時ぐらいに2名が出発して行った。

雪は締まっておりワカンとピッケルをザックに括り7:05ツボ足で出発する。

しばらく牧場内の作業道を進む、気付いたら先行者の踏み跡は牧場に消えていた。

7:35林道ゲートに着く、ここから林道歩きとなる。

ザックのピッケルとアイゼンがジワジワ肩にきて重い。

8:30尾根に取り付く、登り始めると気温も高くダラダラと汗が噴き出る。

佐Tさんは半袖の夏山スタイル。

Co500mあたりから勾配がキツくなる。先行者のトレースは直登だが、我々はジグを切りながら高度を上げて行く。

もう少しで稜線というあたりで振り返ると特徴的な黄金山と南側の増毛山地の山並が広がっていた。

締まっていた雪も少しづつ緩み始めて来た。

9:10稜線に上がると今まで見えていた増毛の山並に加えピンネシリを主峰とする樺戸山地が遠望で確認でき、東に視線を移すと徳富岳と緩やかな円錐形をした富士型山が見える。

稜線は一部細尾根で雪庇が発達している。

稜線を進んで行くとクラックが入っている箇所が所々見られた。

 

 

もうそろそろ雪庇が崩れる頃かもしれない。

ガス欠になったので938mのポコで一息入れる。

ここまで来ると知来の山頂が良く見える、日当たりが良いのか西側は岩肌が露出している。 

10:30山頂到着、先行者2名が休んでいた。

奥徳富岳の真っ白で堂々とした山体の後ろに尖った頭の群別岳が並んでいる景色は絵になる。

少し右に眼を移すと奥徳富岳~暑寒別岳~南暑寒岳までのスカイラインも素晴らしい。

山頂は風も無く、しばらく眺望を楽しみ行動食をとりながら憩う。

 

 


11:00下山開始、かなり雪が腐ってきており歩き辛い。

それでも稜線の終わりまで1時間で着く、スキーがあれば楽しめそうな斜面だと悔やみながらザクザク下る。

帰路は川の右岸を通る。距離的には短くなるが小さなアップダウンがあったり小さい沢の流入があったりで林道を素直に帰った方が近い気がした。

牧場の作業道に合流し駐車スペースに戻ったのが13:55だった。

去年、群別岳に登った時も徳富岳の扇を広げたよう広い山体を見てあの扇沿のような稜線を歩いてみたいと思ったが今回の山行で益々、奥徳富岳への登高意欲が湧いて来た。

帰りは浜益温泉で汗を流して帰札の途に就いた。

 

ヒヤリハット

特になし。