【山名・コース】 徳富岳 928.5m
【 期 間 】 2020年3月15日
【 形 態 】 C:サークル山行
【 天 候 】 快晴・無風
【 性 別 】 男性3名 女性1名
【 メンバー 】 CL赤、SL二(理)、二(輝)、平
【 山行形態 】 山スキー
登り5時間35分 下り3時間20分
【短信・感想】 平
赤
さんが企画した徳富ダムから徳富岳に向けた修行です。前日に地図を見て距離が長いことから辛いだろうなと思っていました。そして、そのとおりでした。
当日は6時半に当別町役場に集合。その後赤塚車と二瓶車の2台に分乗し、新十津川町にある徳富ダムを目指します。雪が少なく春を思わせる陽気の中、順調に進みましたが、ダムの駐車場30m手前で吹き溜まりがあり進むことができません。除雪して道路わきに駐車スペースを確保。除雪に要した時間が20分。快晴・無風の中8時35分に出発となりました。
出発してまもなく、振り返ると雄大なピンネシリを仰ぎ見ることができました。暫し作業道を進んだ後右折して尾根に取り付きます。627.3mのポコを巻いて歩を進め、9時50分に小休止。ここからは白い雪を抱いて綺麗に輝く群別岳?を見ることができました。
その後崖と崖の間に丁度良いスペースを見つけて登り続けます。途中805mポコ辺りだと思いますが、急坂に出くわし私はスキーを背負って深雪の中を下ります。
要らないところに力が入って疲れがどんどん蓄積していくのが分かります。この辺りまで来ると本当に山深く、周りの景色は人間を近寄せない熊の生息地である。通常の山行では得られない感覚を体で感じることができました。そして、何とか我慢を重ねて3人に付いて行きましたが、徳富岳の頂上が見えた914mのポコで体力・気力ともに限界を迎え私一人撤退することとしました。その後3人は14時10分に徳富岳に登頂したようです。
私はシールを付けたまま下り斜面を降りてきましたが、スキーを滑べらすことができません。待ち合わせ場所に到着したのが14時45分。その後5分ほどで3人が颯爽と降りてきました。合流してからもアップダウンを繰り返しますが、思うように前に進むことができません。そうして駐車場所に辿り着いたのは日が陰った17時30分でした。