2023-5-20 無意根山・元山コース(ゆっくり山行、山菜生育状態調査)

【山名・コース】無意根山・元山コース(ゆっくり山行、山菜生育状態調査)

【期間】 2023年5月20日     【天候】 晴れ時々曇り

【形態】 A・ C ・ P ・ 他

【性別】 男性4名 女性2名

【メンバー】 CL:納Y、SL:厚M、会計:吉D、通信:武D、日B、ゲスト:藤I(清)

【山行形態】 尾根 縦走 沢登り 岩登り 登攀 山スキー 

【地点時間】〔記録者〕日B

豊滝除雪ステーション7:15→登山口出発8:15→千尺高地10:15→薄別分岐11:30

→薄別分岐13:50→千尺高地14:00→登山口17:30

【短信・感想】    日B(徳)

 世間は新型コロナ禍からようやく解放され、マスクの常時着用やうっとうしかった自粛や過剰な感染対策のオンパレードも終わりを告げた。この百松山岳会もしばらくの間ZOOMを用いての例会から、エルプラザでの例会と講習会が約3年ぶりに行われたし、新しい仲間も入会してきた。一方で自分自身も家庭の事情やその他の趣味やお出かけなどで山行に行く機会も例会にも参加できない日々。最後に参加したのは去年6月4日のオロフレ山での山行。お父さんも今や障がい者が入所するグループホームの職員として働いており、忙しい日々を過ごしている。

今回のこの山行そして山菜採りは約11ヶ月以上ぶり。本来なら9日の予定が、まだアイヌネギが伸びてなかったということで、改めて11日過ぎての山行となった。


朝6:08、自宅の豊幌から札幌行き普通列車に乗り白石駅から吉田さんと待ち合わせ。久しぶりだし、しばらくぶりの合流だろう。その後豊滝でそのほかの参加者とも久々

まず山行開始前、駐車場付近の川に生えてるやちぶきの量を確認。確かめてみたら量は少なかったが、最初の収穫が出来た。さあここから無意根登山だ。

無意根は2016年以来で、途中ゲレンデ上の丘を自らの足で上がらなければいけないし、その後の上がり下りも相当な負担があった。頂上に着いてさあ昼食だってところでクマのフンを目撃し、近くにクマがいるかもしれないので危ないとのことで早々と引き返したというのを覚えてる。

晴れた空の中、動く度に暑さや汗も出てきた。山行の最中再びやちぶき。今度こそは立派に生えており量も多い。黄色い花も見映えが良いし、今回も天ぷらにできるほどの大収穫だ。

 

残雪がまだ残る登山道、やちぶきの次は行者ニンニク。そう、アイヌネギだ。それ以上に千尺高地までの雪道、斜面へ自らの足で上がるのがキツい。相当な疲労も溜まるほど。

それでも頂上までが相当かかる。午前10:40分に高地まで上がった時は汗も出た。


「久々に登った無意根こんな山だったっけ?」「こんなに長い山だったっけ?」と嘆いてしまった…とはいえここまでついてきた自分自身もえらいなと改めて思った。

足もめっちゃボロボロのまま高地からの斜面を下っていよいよアイヌネギの収穫。

いや〜ようやくだ。崖や薮にたくさんのアイヌネギ。自分やみんな夢中になって袋に詰めて採っていく。いっぱい採って今夜は焼肉、明日は天ぷらやおひたしのためにいっぱい採って満足させたい、レジ袋が一杯になるくらいだ。

薄別分岐から出発直後の13:55に撮影したアイヌネギの数々

途中雪上の上で昼食をとって足休め。もういっぺん立ち上がったら足の疲労がすぐとれた。

あの辛さもすっかり消え去ったし、この後いよいよ頂上に登るかと思えば時間はもう午後13:50分。

この後山頂まで行くかと思ったら、アイヌネギ採りで予定より時間を費やしたため、今回の登頂は断念となった。

千尺高地から見える山々。遠目からだけど、羊蹄山や天狗山、余市岳など色んな山々が見渡せる

晴れ渡る空での久々の山行は辛かった反面、いい経験と大収穫になった。

登りの途中、冬道と夏道が微妙に交わり、薮の中に迷い込みこの先の山行が迷走した(その後下りの際に登山道への案内の看板が破損されていた。)ことがあったが、夕方17:30に全員無事下山。

予定より1時間遅れたけど、採ってきた山菜をお土産に帰宅することができました。

 

ヒヤリハット

 特になし