2018-03-10 手稲山

 

【山名・コース】手稲山

【期間】 2018年 3月 10日    【天候】 晴れ

【形態】 A・ () ・ P ・ 他

【性別】 男性 7名 女性 5名

【メンバー】 CL吉,SL厚,SL高,佐(智),金,椎,古, 佐(俊),柳,佐,吉,松

【山行形態】 尾根 (縦走) 沢登り 岩登り 登攀 山スキー 

【地点時間】〔記録者〕 佐(俊)

8:40登山口出発→11:15ガレ場(積雪安定性テスト)→12:05リフト山頂駅→12:20山頂→

13:00下山開始→15:05登山口到着

【短信・感想】 佐(智)

 12月に入会してから1月は仕事の都合で、2月は風邪やインフルエンザを発祥し山行に参加できず、3月に入ってやっと出遅れた参加となる手稲山の山行。

デビュー戦は幸先良く晴れ、スノーシュー&カンジキ派とアイゼン派に分かれて吉さんを先頭に沢沿いの林道をズンズン進む。


 尾根に取り付くまでの登りは勾配がきつい、ルートの途中で雪崩た跡とデブリを発見しちょっと緩んでいた気持ちが引き締まる。夏道の分岐から冬道に入り傾斜のある登りに差し掛かるころ隠れていた太陽が顔を出し皆の背中を押す。

 登り詰めた後の尾根から景色が良く気持ちの良い尾根歩きを楽しむ。

 途中休憩を取り水分や各々用意したお菓子やらチーズなどの行動食を取る。ほぼ単独で登っていたので人の行動食を見るのも面白い。中でも古さんはメンチカツパンをガブリとたいらげ、「なるほど馬力のあるラッセルの源はこれか!」と思った。

 ガレ場のあたりで積雪安定性テストを行う、テスト結果は5回のタップ(CTE)でスパン!と破断、みごとなサドン・プレナーで、ギャラリーからは「今まで見た中で一番はっきりしていた」という感想が出る。

 計画よりやや遅れて山頂に到着。晴天の山頂からは羊蹄山も顔を出す絶景が広がり皆で山座同定しながら眺望を楽しむ。

 風も無いので山頂で昼食を取りながら談笑。その中で古さんから『百松沢山に夏道を作ろうプロジェクト』の話が出る。これは大変だが実現したら凄いなと興味津々で聞いていた。

 昼食を終え下山開始する。上りはきつかったが、その分下りは皆快調に進む。

尾根歩き終わり後の下りで先頭の人が尻滑りを始める、失礼な話かもしれないが自分より年齢的に大先輩の方々なので一歩一歩慎重に降りると決め込んでいたので童心に帰って滑る姿をみて「えっ!滑っちゃうんだ」と驚くのと、こんな人たちが居る山岳会なら今後の山行も楽しくやって行けそうな気がして嬉しくなった。

15:05 ほぼ計画通りに負傷者も無く下山、下山ミーティングして解散。

晴天に恵まれた気持ちの良い山行だった。

 

ヒヤリハット

  • 尻滑りをする際は、先行者と間隔をあけて滑りましょう。

※アイゼンを装着している場合は、特に注意を!!