【山名・コース】 小天狗岳(765m)
【期間】 2019年07月05日(金)【天候】 くもり
【形態】 (A)・ C ・ P ・ 他
【性別】 男性 3名 女性 2名
【メンバー】 CL:加(義)、SL:柳、鳥、加(幾)松
【山行形態】 (尾根) 縦走 沢登り 岩登り 登攀 山スキー
【地点時間】〔記録者〕 松
09:00 登山開始 10:30 山頂到着 10:45 下山開始 12:00 登山口着
【短信・感想】 松
1.「ゆっくり・のんびり」山行、第5弾は、定山渓の「小天狗岳:765m」。
もともとは、此処の登山道が急登が故に、物凄い数の丸太階段が敷設され
たことで有名であったが、登山者増加による経年劣化と自然風化により、
木部階段のほとんどが朽ち果てて、鉄杭部分だけが芸術的に登山道に露出、
残存し、別称「小天狗名物、鉄杭地獄」として名を轟かしている。
2.巨大な定山渓ダム右手に見上げ、スタート。間もなく、道道に架かる橋を
潜り、数カ所の巨木倒れ込みや、心もとないロープ場の急登が出現するも、
序盤戦は普通の平凡な登山道が続きます。
3.しかしながら、悪名高い・恐怖の鉄杭群は健在でした。最近、先端部分が
白塗装された様で、確認はしやすかったのですが、まるで登山道に無数の
蝋燭が刺さっているかの風景で、心霊映画に出てくる異様なシーンでした。
4.ほぼコースタイムで、山頂到達。山頂部は狭いうえに眺望無し。お昼は
駐車場で取ることにして、オヤツ・水分補給の小休止にとどめ、下山開始。
5.下山時の鉄杭群も、また、えげつない。お尻がザワザワする程の恐怖を覚え、
転倒時のけがの状況が頭に浮かびます。決して転ぶ訳にはいきません。
慎重には慎重を重ね、「スマートボール」の球の如く、杭と杭の間をスルリ・
スルリと擦り抜ることに集中しました。
6.札幌50峰のひとつで、コースタイムも90分と、手頃な人気の山でありますが、
前述の通り、決して侮れない、「小粒でもピリリと辛い山椒」的な山行でした。
悪路・雨天時の登山は、とても危険!、NG!NG!NG!です。