2019-9-22 令和元年夏山納会 アポイ岳 冬島コース

 令和元年夏山納会

【山名・コース】アポイ岳 冬島コース

【期間】 2019年 9月22日(日) 【天候】 晴れ・曇り・晴れ

【形態】 (A)・ C ・ P ・ 他

【性別】 男性 10月名 女性 7名

【メンバー】 CL藤 1班SL吉 佐 泉 星 渡 2班SL佐(俊)

        竹 吉 千 古 熊 3班SL椎名 石 納 多 平

【山行形態】 (尾根) 縦走 沢登り 岩登り 登攀 山スキー 

【地点時間】〔記録者〕   熊

        9:30登山口発 10:50五合目 11:20七合目 11:30馬ノ背

        12:10アポイ岳上着 12:35頂上発 13:20五合目

        14:35登山口着

【短信・感想】    熊

 当初の計画は9月22日・23日計画であったが、悪天候により22日(日)だけの夏山納会に変更となった。今年の納会は、日高山脈南部でユネスコ世界ジオパークに認定され広く知られているアポイ岳ジオパークアポイ岳登山でした。

 一帯は橄欖岩(カンラン岩)地質で1300万年前にマントルが飛び出してもので多くの固有種が見られる貴重な地域との事です。

 6:00パドルクラブ駐車場に集合、アポイ岳へ向け出発。9:00アポイ岳登山口着

 9:30晴れ 早々に準備をし一斑、二班、三班の順で出発。穏やかな天気の中お喋りを楽しみながらの歩きとなった。 C200辺り迄は緩やかで広くよく整備された森の中の道を歩く。この間4~5ケ所のベンチ付きお休み処が有り、熊除けなのか大きな鐘が釣られている。好き者がガンガン鳴らすもので空洞の我が頭が共鳴し痺れる。この先から少し急な登りとなり登り切るとC382の山小屋に到着休憩。

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 ここで自然保護監視人らしき人よりアポイ岳は近年荒れ花が減って来て残念である。自然保護に充分留意して欲しいのでストックの石突きには必ずゴムカバーを付けて欲しい。又、安全のため誘導ロープ内を登りロープ引っ張らないようにして下さいとの注意事項を聞き、それぞれのストック対応を行い五合目を出発。

 ここよりは急な登りとなって来るが天気も良く一気に視界が広がってきた。

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 六合目辺りに鹿による食害調査用ネットが設置されていて、やはりこの山も貴重な植物が食害に会っている様だ。七合目先の馬の背迄は岩尾根の急な登りとなるがキンロバイ・ヒダカミセバヤ・チシマセンブリ等の花が顔を出し始めた。

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 馬の背に出て振り返ると眼下に雄大な太平洋と素晴らしい様似の海岸線が遠く迄連なっている。上を仰ぐとアポイ岳の頂上と左側稜線上に吉田岳その先のピンネシリが近くに見える。なだらかな馬の背で眺望・花・写真撮影等を楽しみ長い間隔のパーティー歩きとなった。八合目手前より頂上迄は急登となる。

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 花はところどころ見受けられるが目立つほどは無い。 12:10曇り 大きな岩の間をよじ登る感じで頂上C810に着いた。ゆっくり昼食を摂り記念写真を撮り12:35頂上を後にした。

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登り応えるがあった筈なのにあっけない下山になり、13:20晴れ五合目山小屋に到着。小休止をし登山口へ向かう。急斜面下で大文字草を教えて貰い広くなった道路脇で、な

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んと山椒を発見実を採取2~3粒噛じったところ舌が20分ほど痺れていた。恥ずかしながら北海道にも山椒の有ることをこの度知りました。又登山口すぐの小川に有るブラシは、入山時に外来種の洗い流し用で下山時の靴洗い用ではありませんこれも教わりました。 14:35 登山口着。登山終了

 

 登山口より今夜宿泊のジオパーク野営場に移動。バンガロー5棟に分散宿泊。

 この時期夕暮れも早く寒くなるだろうとの事でアポイ山荘入浴は夕食後となった。

夕食は、藤田CL用意の鍋ジンギスカンとうどんで宴会となり、大いに食べ語り楽しんだ会食となった。

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 食後アポイ山荘で入浴その後少し宴会の続きをし21:00過ぎ就寝。

翌23日は夜半より雨。6:00頃より各車両毎にジオパークを出発し札幌へ向かった。

 皆さんご苦労様でした。

 会計をして頂いた竹さん平さんご苦労様でした。

 特に計画から実施まで全てやって頂きましたCL藤さんお疲れさまでした。有難う御座いました。

 

 【ヒヤリハット

 登山中では有りませんでしたが照明の無い暗い野営場入口で石につまずき額いを打った。

 ヘッドライト必携ですね。