2020-07-14 斜里岳(1547㍍) (07-10~12 羅臼岳・硫黄山縦走後の山行)

【山名・コース】斜里岳(1547m)

【期間】 2020年7月14日 

【天候】曇り(ガスが晴れたり、掛かったり) 

【形態】 A・ (C) ・ P ・ 他

【性別】 男性4名 女性1名

【メンバー】 CL:吉K SL:塩 柳 多 佐 

【山行形態】 尾根 縦走 沢登り 岩登り 登攀 山スキー 

【地点時間】〔記録者〕 柳

   7月14日:清岳莊5:40→5:56登山口(頂上3.6km手前)→6:43仙人洞→6:59下二股分岐(旧清岳莊跡)→7:21三重の滝→8:01万丈の滝→8:20見晴の滝→8:30竜神の滝→8:36霊華の滝→9:04上二股分岐→9:49コル(馬の背)→10:10神社→10:23斜里岳頂上11:03→11:20コル(馬の背)→11:45上二股分岐→12:20co1250ポコ→12:43熊見峠→13:53下二股分岐→14:11仙人洞→14:38最終渡渉地点→14:45登山口(頂上3.6km手前)→15:06清岳莊

  行動時間(含む休憩):登り(旧道コース)4時間43分、

下り(新道コース)4時間3分

 

【短信・感想】     佐

  • 斜里岳は百松に入会前の6年前に単独で登って以来2回目だ。前回は山登りを始めてまもなく、また単独だったため山を楽しむ余裕もなく、黙々と登った気がする。今回は仲間もおり楽しく登った。ただ、天気は前回は快晴で知床半島など一望できたが、今回はガスで眺望が望めなかったのは残念。
  • 清里ユースホステルを5時に出発、コンビニで朝、昼めしを調達し山小屋清岳荘に到着。清岳荘はコロナの影響で営業していない。先行者は一組。登山口からほ
  • どなくして渡渉開始。渡渉回数は10数回、途中で何回目か忘れてしまう。下二股
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  • 分岐から本格的な沢沿いの急な登り。脚を滑らして沢に落ちればどこまでも流されると思うも、それほどの恐怖心は無い。三重の滝、竜神の滝、霊華の滝などの横を登っていくと旧道との上二俣」分岐に出た。ここにはトイレブースが設置してあった。ここより涸れ沢の道、胸突き八丁を登って馬の背に出た。6年前はかなりキツイ登りと感じたが今回は体力がついたのか、皆と一緒だからかそれほど感じなかった。このコルで我々を追い越していった地元の若者が頂上から降りてきて休憩していた。
  • 登り始めはガスが濃かったが、登るにつれ薄くなり、このコルからは頂上が見えた。それに勇気をもらい登ること30分で頂上到着。頂上では雲海の切れ間から知床半島がうっすらと見えた。Yさんは77年ぶりの頂上(生まれて初めて)。私は6年ぶり、SさんとTさんは1年ぶり。Y・Mさんは何年か前に犬を連れて登ったとのこと。各々の思い出を語りながら昼食。前の晩話題となりコンビニで買ってきたカロリー食のマヨネーズを道の駅で買ったキューリとトマトに付けて食べた。ちなみに斜里岳頂上は1547mであるが三角点は、その下の8mにある。
  • マヨネーズでエネルギーを補充したので下山開始。下山は熊見峠経由の新道を下る。上二俣分岐までは順調もそれからが長かった。熊見峠までは登り返しが2回あり、知床縦走で疲れた脚には堪えた。更には熊見峠からは急な下りとドロドロの悪路で転倒しないよう緊張を強いられた。(知床の硫黄山からの下りで転倒し、顔と膝、肘に擦り傷を負っていた)。ようやく下二股分岐に着いたのは頂上出発から3時間後。渡渉を繰り返しながら登山口(頂上まで6km地点)に到着。それから林道を歩くこと20分で清岳荘駐車場。下り約4時間。その間に朝に見つけておいた倒木に生えていたボリボリキノコ(ナラタケ)を10数個収穫。山行中に会った登山者は7人。ツアー登山者はナシ。やはり新型コロナの影響だろう。
  • 1日空けたとはとは云え、知床縦走から続けての9時間の山行はさすがにバテた。しかし、私より5歳年長のYさんのタフさには脱帽!

今晩のインスタントラーメンの具としてボリボリ3~4個と途中採ったアイヌネギ数本を分けてもらい、札幌に帰る4人と別れて私は中標津根室方面に向かった。今回の知床縦走と斜里岳の山行で脱落することなく全う出来たので体力に少し自信がついた。今回の山行を企画し、様々の手配をし、更にリーダーを務めてくれたY・Mさんに感謝!

ヒヤリハット