【山名・コース】 山田峰(936.2m)・山之神(714.8m)
【 期 間 】 2020年3月22日
【 形 態 】 A:会山行
【 天 候 】 快晴・無風
【 性 別 】 男性7名 女性4名
【 メンバー 】 CL吉、SL藤、松、吉、佐、布、高、渡(元)厚、柳、平
【 山行形態 】 スノーシュー・ワカン 6時間10分
【短信・感想】 会員 平
今回は、札幌岳登山口から山田峰そして山之神を周回する山行です。道路情報館に7時30分集合、車4台に分乗して札幌岳登山口まで移動。CL吉さんから簡単な説明があり8時に登山開始となりました。
私的には、札幌岳登山口に来たのは約20年振りです。南区では年々熊の出没情報が多くなっていたことから、長期間に亘り来ていなかったことを再認識した次第です。
登山開始後しばらくは札幌岳に向かう林道を進むことになります。平坦な道を想像していましたが、緩やかな登りになっており時間とともに負担になってきました。吉さんは、左側の急斜面を見ながら山之神から降りて沢に至るポイント20の位置を盛んに気にしています。間違って上流部に降りてしまうと直に冷水沢川にぶつかりルート取りに苦労してしまうからです。
今日は快晴・無風で気温も高いようです。8時30分に衣服調整し、林道から逸れて登山道に入りました。最後尾を進んでいた私は大穴に腰まで嵌まり、ワカンに笹が絡まって足がなかなか抜けません。皆さんを待たせてしまい、申し訳ありませんでした。その際メモ帳を紛失してしまいました。感想文を書くためにはメモ帳が必要なので渡辺(元)さんに借りることにしました。彼が持っていたメモ帳は野帳(トリップブック)と言われる表紙が固いもので、彼曰くフィールドワークの際にはよく使われているものだそうです。登山の際にも使えそうだなと思い、帰ってから早速購入しました。
その後CL吉さんとSL藤さんがルート確認のため協議。9時過ぎには林道と合流するポイント5に着きました。しばらく進んでからいよいよ尾根に取り付きます。勾配がきついポイント8からポイント9にかけては、布施さんが本領を発揮し直登を繰り返しています。普段から鍛錬しているだけあるなと感心させられました。途中山田峰よりも高い950mのポコを経由して10時40分山田峰に到着。頂上からは定山渓天狗岳がくっきりと見えており眺望を楽しむことができましたが、如何せん風の通り道になっているらしく寒いことこの上ありません。
昼食を摂って11時に山之神に向けて出発。快調に下って12時に林道と合流して小休止。ポイント13で尾根に取り付きます。しばらくすると勾配がきつくなり狭い尾根を進んで行きます。雑木が行先を塞いでおり大変な思いをしましたが、13時10分山之神に到着。頂上には小さいながらも立派な標識が掲げられていました。
写真を撮った後、スノーシュー組は軽アイゼンに履き替えて下ります。頂上から見るとかなりの急傾斜。足元を気にしながら慎重に、そしてルート取りを間違えないように下って行きます。苦労しながらも13時50分に登山道と合流。ポイント20にドンピシャリで下山することができました。そして、けが人もなく14時10分に登山口に到着しました。
今回は、沿面距離8.54㎞、標高差671mの山行でした。企画してくれた吉さんに感謝です。