【山名・コース】 横山中岳（724m）＆北横山（725m）
【期間】 2020年11月10日(火）【天候】 晴のち曇り
【形態】 Ａ・ Ｃ ・（Ｐ） ・ 他
【性別】 男性 3名 女性 3名
【メンバー】 ＣＬ：Ｔ田、ＳＬ：Ｓ藤(Ｊ)、Ｋ子、Ｈ原、Ｔ松、Ｍ浦
【山行形態】 （尾根） 縦走 沢登り 岩登り 登攀 山スキー
【地点時間】〔記録者〕 Ｍ浦
08：30 登山口 09：10 極楽平 10：30 中岳山頂
11：50 北岳山頂 12：50 中岳山頂 14：15 下山
【短信・感想】Ｍ浦
この時期、札幌近郊の登山道は足元がグジャグジャ・ズルズルで楽しくない。
ならば、マダニ活動停止中の日高エリア、「南日高山脈の展望台」と言われる
『横山三山』に遠征した。時間の制限から、三山制覇は断念し、横山中岳経由
北横山のピストン登山にチャレンジ、日高山系名物「直登・急登」を初体験。
08：30 天候:晴、気温2度。駐車場から放牧場跡地を歩くこと10分、登山口到着。
山頂までは、大きく分けて、「急登①」&「五合目・極楽平」&「急登②」特に②は、足場が霜で脆く・一部トラロープ設置も全く頼りにならず、僅かな木の根を手掛かりに３点確保の連続で、体力と緊張を大いに要した。
10：30 手作り感に溢れ、横山三山を表したデザインの山頂標識がお出迎え。
山頂はミヤコ笹に覆われた、アンパン型の丸い丘。お天気に恵まれたことを感謝し、南日高山脈の素晴らしい眺望を暫し楽しむ。ぺテガリ・幌尻・カムエク等、名だたる名峰らしいが、誰も確認できず残念！
11：50 北横山到着。山頂標識がないのが、何とも寂しいが、太平洋側の展望は素晴らしい。
山頂までの道中は、丈の低い笹で覆われた、踏み跡程度の登山道で、幾つかのニセピークに惑わされ、往路は特に長く感じた。
12：50 再登頂した中岳から下山開始。想定通り、急直路の下山は厳しいものが 有り、本当の意味での「極楽平」の有難味が、下山時に大いに味わった。
14：15 登山口からの眺め（太平洋と丘陵地・牧場）も素晴らしい。
山歴浅いＭ浦には、おそらくベスト３にランクイン。
日高道・帰路のお約束は、いずみ食堂のゴボウ天蕎麦。開店までの時間調整は「トネッコの湯」、一汗流してリラックス。札幌までの1時間30分のドライブも、同乗者との楽しいおしゃべりで、眠眠打破。企画者及び同行者の協力もあり、また天候にも恵まれた、充実感・達成感溢れる初冬の一日でした。
＜ヒアリハット＞
充分注意をしていたが、ホット気が抜けたのか、下山時、暖斜面で転倒。
運よく枯葉と倒木に助けられ、事なきを得る。
