【山名・コース】恵庭岳(1.320m)北尾根
【期間】 2021年2月28日
【天候】 晴れ・強風
【形態】 A・ C ・ P ・ 他
【性別】 男性3名女性1名
【メンバー】CL 古 SL吉K メンバー多 藤
【山行形態】 尾根 縦走 沢登り 岩登り 登攀 山スキー スノーシュー
【地点時間】〔記録者〕 藤
駐車場出発7:30 林道離れ斜面取りつき7:40 雲切峰9:15 岩頭基部アイゼン装着10:20 頂上10:50~岩頭基部11:30~休憩11:50 下山13:10
【短信・感想】 藤
駐車場でオコタンペ山組と挨拶を交わし、それぞれの山行に出発。10分足らずで林道を離れ急斜面に取りつくも、幸い前日のトレースが残っており、ラッセルの苦労なしで、何度かのアップダウンを繰り返し順調に登攀が進みました。
今回の冬山の恵庭岳へのルートは通常夏道とは違う北東尾根であり、ラッセルが無ければむしろ夏より短時間で登れるようです。
950mからは急登で上り、1.060m雲切峰の標識があるポコにたどり着きました。
眼前に恵庭岳の本峰・西峰が聳え立ち、後ろを振り向けば真っ白な平面を眼下に広げているのはオコタンペ湖。その中を歩く人の隊列は「アリの行進」のようです。
ここから先は思っていたほど急登ではないのですが、岩峰がいよいよ岩肌をむき出しに迫ってきます。久し振りのピッケル&アイゼン登攀で少々緊張感高まってきてました。
同行の経験者によれば、昨年より雪の張り付きが少ないらしいです。
1200m付近でスノーシューからアイゼン装着に切り替えです。既に、2組くらいの方が、スノーシュー・ストックをデポしてました。
それまで時折吹いていた強風は、岩峰が遮るのか、登攀に集中してる為か、あまり気にならなくなりました。
最後の岩頭基部に到着。360度の大パノラマ。
それはアッップした写真をご覧いただきたい。
登らなければ見られない絶景に出会え、最高の感動。
久々に言葉にならない熱いものが胸いっぱいに広がりました。
下山も少々難儀しましたが、無事に急斜面まで降り、後はお決まりのロング「尻滑り」。
天候に恵まれ、山行のチャンスを頂いたCL・SL・同行の多さんありがとうございました。
【ヒヤリハット】
なし