【山名・コース】 無意根山(1460.2m)元山コース
【 期 間 】 2021年11月21日
【 形 態 】 (A)・ C・ P・ 他
【 天 候 】 曇り
【 性 別 】 男性3名
【 メンバー 】 CL笠、SL二 (輝)、平
【 山行形態 】 尾根歩き
【短信・感想】 会員NO.371 平
今年の初雪は11月19日。史上3番目の遅さだそうです。
山も例年に比べて雪の量は少ないと思われますが、最近の寒さから考えてそれなりの雪があるだろうと考え、ワカンに冬装備をして出かけました。
参加者は7名の予定でしたが、仕事の関係や体調不良などで3名というごく少数での出発となりました。
情報館に集合し現地に到着したのが7時。
笠さんと二 (輝)は冬靴、私は長靴に履き替えて7時15分の出発となりました。
歩くのが遅い私が先頭を歩かせて貰いました。
雪は想像に反してかなり少ないようです。
しばらく歩くと体が火照ってきたので、7時50分に衣服調整。
1時間ほど歩いた所で笠さんから声が掛かり小休止。順調に歩を進めていましたが、中途半端に覆いかぶさった笹の上から雪が落ちてくるので、再度アウターに着替えて進むことになりました。雪の積もった笹藪が行く手を塞いで歩きにくいことこの上ありません。
踏み跡が判然としなくなったためか、行く手を塞ぐ笹薮に嫌気がさしたのためか、先行する若者一人が撤退して行きました。
笠さんと二 (輝)の話によると、この時期に頂上を踏むのはなかなか難しいとのこと私の場合この時期に山に登るのは精々手稲山ぐらいですから、そんなものかなと聞いていました。
判然としない夏道を探しGPSを見比べながら、何とか7合目を過ぎて細尾根に入ったようです。
ここまでくると行く手を塞ぐ笹薮から解放され、気分も上々、何とか頂上に辿り着けるかもと期待も膨らんできます。薄別コースとの分岐に到着したのが11時35分。
踏み跡もはっきりしてきましたが、しばらく進むとハイマツ地帯。
中途半端な雪とハイマツが行く手を塞ぎます。
ハイマツの力が強く、あれほど嫌な思いをした雪の積もった笹藪が優しく感じてきました。
ハイマツと格闘すること1時間。
なかなか前に進むことができません。
先頭を行く二(輝)によるとハイマツがどんどん濃くなっており、これ以上前に進むことは難しいとのこと。
12時半になったところで笠さんから声が掛かり撤退することになりました。頂上まで400m地点ですが、下山の時間を考えると懸命な判断だったと思います。
少し戻った所で食事をしながら小休止。
登山口に到着したのは15時40分。
明るいうちに無事下山することができました。