2022-2-25 幌平山(718㍍)・イチャンコッペ山(829㍍)

【山名・コース】幌平山(718m)・イチャンコッペ山(829m)

【期間】 2022年2月25日(金)

【天候】 曇天/雪

【形態】 A・ (C) ・ P ・ 他

【性別】 男性名 女性4名

【メンバー】CL塩I、 SL泉D、メンバー藤T、布S

【山行形態】 尾根 縦走 沢登り 岩登り 登攀 山スキー (スノーシュー)

【地点時間】〔記録者〕会員No 327 藤T

登山口8:00→幌平山9:00→分岐9:20→イチャンコッペ山頂11:00~12:00

下山13:30

【短信・感想】会員№ 327藤T

  当初予定はオコタンペ山と幌平山の予定で出発したが、オコタンペ山に通じる

支笏湖道々線沿の駐車場は除雪がされておらず、駐車可能なポロピ内展望台駐車場へ。

幌平山とイチャンコッペに登ることに変更。

数日来の大雪でどれほどの深さかと心配して出発したが、4~5㎝の沈み込みで歩きやすい。

先行者が1名で幌平山分岐までトレースを付けて頂いた。ここから先はのんびり登ると、凍傷になる佳ちゃんが終始先行を務めてくれた。

天候は晴れの予定が、雪がちらちら降り、かすかに望まれる支笏湖は鉛色。

頂上からの展望は、残念なことに何もなかった。

でも、私は初めての登頂なので嬉しかった。

夏冬合わせて何度もイチャンコッペには登っているが、次こそと思いながら何時も素通りしていた山だった。

次目指すはイチャンコッペ山、登山道は冬季登った中で一番の積雪かもしれない。夏道に見られる可愛い合目標識が全く見当たらない。

雪に埋もれてしまったのか、それとも大事に外しているのかと考えるも見当がつかない。

 空を恨めしく何度も見上げるが、晴れる気配は一向にない。せめてもの救いは登り口から風が穏やかで体感気温は高めだ。

只し、8合目は吹きさらっしで、ここが帰路ルートを見失いかけた処だ。頂上に着いたはずが何時もの看板はなく、笹が埋もれてしまった雪原はやたらに駄々広く感じる。

北方向の灌木に「イチャンコッペ829 冬季」標識が括り付けられているので間違いなく頂点に立っているようだ。

 偶然にも何方かが掘った雪洞が有り、ここでツエルトを張り昼食という事に、何だかウキウキしてくる。1時間休憩。

来た道のトレースをたどって帰路に着くも、8合目でトラブル発生。

トレースが消え反対方向に進んでしまった。後尾を歩いていたCLが直ぐ気づいて指示、GPSで確認して来た道に合流出来た。

冬の怖さを慣れた低山で実感した。後は間違えることなく、長いトラバースを歩いて無事下山。

天候には恵まれなかったが、次こそ絶景を眺めたい気持ちが湧いてきた山になった。

 

ヒヤリハット

 トレースだよりの冬路は危険であり、不明瞭な時は必ずGPS,コンパス確認を怠らない

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