2022-5-9 十勝岳

【山名・コース】十勝岳

【期間】 2022年5月9日(月)

【天候】 晴れ/強風・視界不良

【形態】 A・  ・ P ・ 他

【性別】 男性 2名 女性2名

【メンバー】CL古T  SL吉K  メンバー塩I・藤T

【山行形態】 尾根 縦走 沢登り 岩登り 登攀 山スキー スノーシュー

【地点時間】〔記録者〕 藤T

      出発6:00→避難小屋7:10→co1740撤退8:30→避難小屋9:40

→下山10:30

【短信・感想】会員№ 327 藤田

  芦別岳本谷を予定していたが、急激な暖気で雪崩が多発し危険との情報で急遽

 十勝岳に変更。こちらも頂上の強風は気になるが天候は曇り/晴れの予報、久し振りの白銀荘泊りとなった。


  望岳台まで連休中に開通して車で登山口に到着。ここからは頂上を拝む事は出来ないが、避難小屋上の急登斜面まではハッキリ目視出来る。ツボ足で出発し1.000m超えた辺りでアイゼン装着。避難小屋で休憩し、いよいよ急登の開始。アイゼンが良く雪面に食い込み歩きやすいが、徐々に風が強くなってきた。グラウンド火口付近では風で舞い上がる雪片が顔に当たり痛い。体重の軽い塩Iさんは風にあおられ恐怖の声を上げる。ようやく夏道の尾根に上がるが顔を上げるのがやっとで、お互い顔を合わせた時には直ぐに「撤退」の声を発していた。




 後は夏道を下っての下山だが、尾根を外れると穏やかな気温と晴れで、急転直下厳冬から春の陽気。避難小屋で早い昼食を取り下山開始するが、時折晴れる隙間から頂上方向を恨めし気に振り返り眺めてしまうメンバー。下山後、望岳台のセンターに寄ると管理者⁉が我々の登攀の様子を双眼鏡で追っていたらしく、撤退を残念がってくれた。

 帰路は又、白銀荘の温泉につかり厳冬でも経験したことのない強風体験を癒してもらい、山行の締めくくりのいい温泉になった。 

【ヒヤリ・ハット】特になし