2022-5-5 幾春別岳(1068㍍)

【山名・コース】幾春別岳 1068m 1062.6m

【期間】 2022年5月5日(木・祝)   【天候】 晴

【形態】 A・ (C) ・ P ・ 他

【性別】 男性 2名 女性 1名

【メンバー】 二H(輝) 二H(理) 会員外 赤T

【山行形態】 (尾根)縦走 沢登り 岩登り (ツボ足・アイゼン・ピッケル

車止め5:25 渡渉8:10 1068m11:00 南峰(1062)11:25 

1068m11:35 渡渉13:35 車止め16:10

【短信・感想】 二H


  2019年2月のリベンジをしてきました。

桂沢湖はダム工事をしており朝早くから、誘導員の人が旗を振っていました。今よりも橋を高くしています。橋を渡り、R452から左股沢川林道脇に車を停め出発。先行の方がいましたが既に出発しています。林道は荒れていて随所で崩壊していて、落石箇所も


あり、トラバースを繰り返し、進む。C380辺りより林道に雪が出てくる。そうそう、この崩壊地点はスキーを履いて難儀した場所と記憶がよみがえる。その先、Aさんはここで雪洞泊した場所だと想いで話。雪も降ってきて、渡渉地点で撤退してきました。今回の林道歩きは雪もなくスムーズだけど、2時間45分歩き、最終林道地点に到着。渡渉地点は水嵩もそれ程でもなく、飛んでクリア。長靴、輝男さんに背負ってもらいましたが使わなかったので、ここにデポしておく。右岸に渡り、雪がない・・・・藪漕ぎなのか・・・・

 竹藪を漕ぎ少し上に上がると、作業道跡は雪が付いていて尾根取付き部分まで伸びていました。C820位で雪が切れ、竹を掻き分けていると、上から声が聞こえる。「ワァー!びっくりしたー!」と単独の男性が降りてきた。我々を熊と間違えたようです。

 



「ここ、ネギありますよ」と教え先に進む。920のポコでストックからピッケルに持ち替え、最高峰の1068に高度を上げる。上がり切ると、展望が拓けている。芦別岳を確認。北尾根キレット。あれは中岳・崕・マッターホルン・夕張岳とこの方角からの三座同定に忙しいが先の南峰へ。南峰には三角点があり、最高点の北峰で探していた、風雨に曝された看板はここにありました。




風の当たらないところでお昼を取り、下は固く、上の雪がズルット滑る斜面を降り、途中、山の恵みを頂き、渡渉地点に着く。朝より幾分水量が増えている程度で無事渡渉。林道には、行く時にはなかった、クマの大量のウンコ・でっかな足跡が縄張りを主張し


ていました。9㎞程の長い林道歩きに堪え2時間35分で車止めに到着。稜線はまだ雪はしっかりとありますが今季はもう、笹も起きてくるので、時期としては最後でしょう。