2022-7-7~7-8 鏡沼~ニセコアンプリ(1.308㍍)~五色温泉

【山名・コース】鏡沼~ニセコアンプリ(1.308m)~五色温泉

ニトヌプリ(1.080m)~イワオヌプリ(1.116m)~五色温泉

【期間】 2022年7月7日(木)・8日(金)

【天候】 曇天/小雨

【形態】 A・ (C) ・ P ・ 他

【性別】 男性名 女性2名

【メンバー】CL 藤T SL塩I メンバー

【山行形態】 尾根 (縦走) 沢登り 岩登り 登攀 山スキー スノーシュー

【地点時間】〔記録者〕会員No 327 藤T

      7日(木)曇天/濃霧

鏡沼登山口出発9:15→鏡沼10:00→ニセコアンヌプリ頂上13:30

      下山15:00

      8日(金)小雨/濃霧

ニセコ野営場出発7:30→チセヌプリ北口向かい登山口8:10

      ニトヌプリ9:10→イワオヌプリ11:00→分岐12:20→

五色温泉下山13:00

【短信・感想】会員№ 327 藤T

7月に入って予定していた平山からアンギラス越えの計画が雨の為中止。晴れマークが出てるのは後志地方のみ。

7日(木)クリーンハイクでニセコアンヌプリから眺めた鏡沼からの縦走を思い立、お初だと言う塩Iさんに同行を願い、ニセコへソロテントを積んで車2台で出発。

昆布温泉経由で道々58号線鏡沼登山口にわずかなスペースに駐車して出発。

平坦な道は散策路の趣で小川を横切り、45分で沼のほとりに出る。

分岐標識右はニセコアンプリとある。

このひっそりと水を湛えている沼の廻りは木道が敷かれて、ワタスゲギボウシ

イソツツジと花々が咲き誇っていた。

その中で1輪ランの仲間「トキソウ」を見つけて、大はしゃぎ。この辺から、登山予定時間は完全に無視、気ままな山行の始まり々。

沼の廻り半周して元の標識に戻りアンヌプリへの登山道へ進むも、周りの笹薮を見渡しては来年の竹の子収穫予想を立てる始末で遅々として前進しない。

途中、花園スキー場整備の為の立派な作業道を横切り樹林帯の中へ。

リフト脇に沿って登りそれからそれると、苔むした岩が連なる登山道なので滑る、下山には使いたくない道。ここからの急登は緩むことなく頂上まで続いている。

樹林帯を抜けるとエゾカンゾウ

群落、フウロウが登山道脇にびっしり咲いて、五色温泉コースとは違う景色を見せてくれる。これだけの花花を望みながら登るも、濃霧が段々濃くなり頂上に着いたとき周は真っ白。

天気予報の晴れマークはどこに行ったのかと恨めしくなる。

下山も周りの景色が見えず、下り慣れた道でも不安になる。今夜のテン場ニセコ野営場に下山。

 

8日(金)昨夜は雨粒がテントを叩いていたが、6時過ぎには霧雨ほどに弱まって何とか

山行は実行出来そうと判断。

チセヌプリ北口登山口に車を置いて、道路を跨いだニトヌプリ登山口から出発。塩Iさんは、ここからニトヌプリまでお初のルートという事で先頭は私になったが、昨晩の雨露がズボンの裾を濡らす。又、足元は泥濘も多く歩きにくかったが、1時間足らずでニトヌプリの頂上へ。何も見えない白の世界を早々に降りて、イワオヌプリに向けて歩き出す。

時間が立つにつれて時折日差しも出て来るが、厚い雲に覆われたままだった。

分岐からイワオヌプリ頂上に向けて登り、さらに奥の1116mにも足を延ばそうとしたが、強風で立っていられずここで断念。イワヲヌプリを時計周りに周回して下山することにした。この頃になると、強風と濃霧で下山途中浅い火口まで降りそうになり引き返して、予定の周回道へ。しかし、登り・下り合流地点まで来てあのまま降りても、問題なく合流地点に到達できることを確認したが、矢張りこの濃霧だと方向感覚が分からなくなるので要注意だろう。

五色温泉とニトヌプリ分岐を過ぎた辺りから、霧も晴れ明るい空が出てきた。

下山後は昨夜とは違う雪秩父温泉に入り帰路についた。

天気には恵まれなかったが、二人でのんびり・気ままに、花を愛で写真撮影と、時間にとらわれず山を楽しんだ2日間だった。食担塩Iさん、ごちそうさまでした。同行感謝です。