2022-10-6 大平山-河鹿トンネルコース(1191㍍)

【山名:大平山(1191m)・コース:河鹿トンネルコース】

【期間】 2022年10月6日    【天候】 晴れ・曇り、時々霰

【形態】 (A)・ C ・ P ・ 他

【性別】 男性2名 女性1名

【メンバー】 L:柳G、SL:佐SK、M:城D 

【山行形態】 (尾根) 縦走 沢登り 岩登り 登攀 山スキー 

【地点時間】〔記録者〕会員№345 柳G

ミニビジターセンター5:30→6:15大平山登山口6:30→9:00CO800見晴らし台→10:00 CO1109ポコ10:30→10:55 CO800見晴らし台→12:50登山口

【短信・感想】会員№ 345 柳G

  昨晩のナメコの美味しい味噌汁とアルコールが抜けやらぬ朝4時、夜中に天窓からの雨音に何度か目を覚ましながら起床。外を見ると星は見えないが雨は降って無く一安心。

名シェフの計らいでラーメンと昨晩の残りのうどん入りジンギスカンで腹を満たす。

真面目な人ばかり?で部屋の片づけ、台所の清掃をして夜明けとともに出発。

マイナーな山なのか登山口には車はいなく我々だけ。

9月25日以降登山届では誰も記入されてなく嬉しさ半分、心配半分で出発。

すぐに急登が始まりあえぎながら登る。途中co500の稜線に出るまでに私が遅れ始める。笹被り等も有り遅れたら大変と思っても体が言う事を聞いてくれない。以前より道が荒れているように思え、アクシデントが起こりそうで不安の中で行動。

慎重に前進するも急登と泥濘で疲れ早くも昼食時のメニューを思いながら進む。

標高800mの見晴らし台で同行者から山頂までは無理そうだから途中までで如何?と私の体調を見て提案頂く。私も朝から右膝が痛く無理できないと思い即提案に乗って1109mのポコのウスユキソウの群落地まで前進と決める。

ポコの手前で枯れ残ったウスユキソウを視認して降りて来る二人と合流してしばし休憩。

下山に際して一人が泥濘での滑りを予見して軽アイゼン装着。後の二人はアイゼン持ち合わせ無く何度も転びながらヒヤヒヤしながら昼過ぎに下山。黒松内岳でもベテランさんはアイゼン着用、このような利用の仕方もある事を勉強出来た。

笹被り、登山道の荒れ、急登箇所等は有るがトレースは明確でピンクテープも有り注意して行動さえすれば道迷いの心配はない。時々霰にも降られたが遠く薄く雪化粧した狩場山も望めナメコも採取出来、厳しい中にも素晴らしい印象に残る山行だった。

私の体調が悪く無ければ十分登頂出来る時間が有ったのに登頂出来なくて申し訳なかったと反省。

最後にハプニング!!

下山後時間が有り宮内(グウナイ)温泉に入る。ひなびた温泉で500円、温泉の湯は素晴らしく露天風呂も目の前に親子熊が現れそうな野趣溢れる温泉。

湯を堪能して上がって来ると若い女の人の声が聞こえて来る。こんな人の少ない温泉でと不思議に思って進むと、若女将が仲間の一人と談笑。若女将は以前の札幌の職場の同僚らしく札幌から遠く離れたこんな所で同僚に逢う奇遇、正に宝くじに当たるより確率が低いと又々話が弾む。

PS:宮内温泉

大平山登山口の手前すぐ近く。グウナイはアイヌ語で「湯の川」の意味らしい

若女将の宮Uさん(仮名)は長身の美人で若女将の話では温泉は泊りも可で毎年関東からも訪れるレピーターも多いらしく中々素晴らしい温泉でした。

機会あれば古い歴史ある野趣の富んだ宮内温泉を訪れて宮内温泉の歴史、若女将とメンバーとの繋がり等究明出来たらと思います。皆さんも如何ですか?

 

ヒヤリハット

泥濘により滑って転倒、木の根の出っ張りに蹴躓き転倒、笹被りが眼を直撃等ヒヤリハットは多く個々には書ききれない程有りました。